エアコンのリモコンに嫌われてる
我が家のリビングのリモコンは、ちょっとお年を召しているのかボケていて、”正しい場所”(エアコンから見て左斜め前あたり)から”正しい角度”でボタンを押さないと反応してくれない。
私以外の家族はそれをなぜか完全に理解していて、正しい場所×正しい角度でエアコンを操縦する。
一方、私はと言えば、わからない。
ガチでわからない。
毎回、ここらへんかなぁ~というところでボタン連打攻撃をして、その数十発の中の1発が当たると、スイッチが入る。スイッチが入るころには汗だくである。
だから正直、なるべくほかの誰かにやってもらいたいと思っているし、どうやら家族もうっすら私がリモコンを上手く扱えないことに気付いているようで、私がリモコン係になる機会は少ない。(だから余計に苦手になっていくんだけど)
ふだん、昼間は家族が仕事で出払っているので家で一人で過ごすことが多い。だいたい午前中の遅い時間に起きて、2~3時間くらいベッドと机を行ったり来たりしながら作業して、いよいよお腹がすくので2階の自室からキッチン・リビングのある1階へ下りる。
戦いの始まり
その日もいつもと同じく昼頃に1階に下りると、リビングは冷房の効いていた自室より幾分むわっとしていた。
冷房を付けようとリモコンのスイッチを入れる。
反応はない。
だが正直、ここまでは想定内である。
いつもここから、エアコンと私との静かなる戦いが始まる。
それに、最悪このリモコンがきかない…となったときには最終手段がある。2階の自室からリモコンを取ってくればいい。
自室のリモコンは部屋のどこからでもきくし、リビングのリモコンのようにボタンのあらゆる所をしらみ潰しに、力加減にバリエーションを持たせながら押す必要はない。
つまり、私はいつだって勝ち確だ。
ぜんぶ、「浄化」のせいだ
ただ、この日は私の意気込みが少し違った。
何を隠そう、これは8月8日の出来事。
スピ界隈ではかなり重要視される「ライオンズゲート」が最大に開くとされている日である。
要は、パワーもりもりの日である。
余談だけど、スピ界隈ではやたらとゲートが開く。
毎回、私も師匠に「〇〇ゲートが開くからエネルギーの流れが速い」とか「今回のテーマは〇〇だから、どんどん手放していこうね」と励まされる。
実際、師匠や仲間たちが騒ぐタイミングでは毎回、小さいもの〜大きいものまで事件が起こるし、その近辺では何かが起こる前から身構え、なんなら事件を迎えに行ってる感じすらある。
この事件たちをスピ界隈では「浄化」と呼ぶ。
浄化が起こる=悪いものがデトックスされて、より身軽でシンプルなじぶんに向かっているということで、基本ありがたがるんだけど
事件が勃発している真っ最中の身だと普通に辛いので「は?たのんでないんだけど?ほっといてくれ」以外の感情は浮かばない。
浄化は大体、以下の4パターンな気がする。
①体調不良
②対人関係トラブル
③極端にハイかローな思考になる
④アクシデントが起こる
浄化が終わった後や乗り越えた後にはパワーアップしたじぶんが待っていて、もれなく「あ〜、じぶん最強!!!さんきゅー浄化!!!」という無敵な気分になる。
そういう大事とされている期間には何かが起こるたびに「これは宇宙からのメッセージ!!」と学びを余すことなく享受するのが最近の意欲満々な私だった。
んで、話しを戻すが
リビングで1発でエアコンをつけられないどころか、軽く戦ってもこちらが汗だくになるばかりでびくともしないエアコンを前に私はこう思った。
「8月8日だぞ??ライオンズゲートが最大に開くパワフルな日だぞ??一体、この状況になんの意味があるんだ??」
先にこの問いに答えておくと、「意味などない。とっとと自室に戻ってリモコン取ってこい!」だ。
強いて言うなら、無駄に物事に意味づけなんてせず、その時の最良の選択をしろ、と言ったところ。
ただ、その時の私の状態は
空腹 × 特別な日!という思い込み × 汗だく
この時点で、冷静さと現実的思考は2階の涼しい自室に置いてきてしまっていた。
ここから、汗だくのアラサー女が自分の人生を振り返りながらリモコンをピコピコし続ける地獄の10分間が始まった。ちなみに半泣きである。
「なんでこんな暑い中、こんなくだらないことに振り回されなきゃいけないの」
「わたしなんか悪いことした??」
「いつもいつも私だけエアコンつけられない」
「どうしていつも私だけ…」
酷暑のリビングで涙腺をゆるませながら、自問自答を繰り返す。
だんだんそれはエスカレートして、人生でうまくいかなかったシーンが走馬灯のようにランキング形式で襲ってくる。
今考えると、浄化パターン③&④の合わせ技が華麗にキマっている状態に間違いない。でも当時はそんなことに思考の回路は繋がるはずがない。こっちは汗だくで泣いてんだから。
何度もいうが、2階へ行けばリモコンはある。すぐに涼しくできる。けれどこの時の私は、意地でも握りしめているボケ気味のリモコンで優勝するぞ!と頑なだった。
しばらく格闘した後、気力体力を奪われ、過去の「あの時だって私は悪くないのに…」モードに陥ってしまった私は、親指の関節が悲鳴を上げ出したのもあり、リモコンを放置してサウナ状態の部屋の片隅で外出時に使う用のハンディファンを顔面に当てて心の荒波をなだめていた。
メッセージを受け取るには
ガチャっと玄関の鍵が開く。
「ただいま〜。え?暑っ!」
母が忘れ物をとりに一時帰宅した。
「え、なんで冷房つけないの?」
ピッ
グウォ〜ン
冷房はすぐついた。
母は我が家の中でも1番リモコンとの相性がよい。にしても1発って…。
一気に涼しくなるリビング。
身体から汗が引いていく。
汗が引くとともに、まじでくだらないことでぐずっていた自分に気がつく。
リビングが人間が暮らせる適正温度になった頃、完全に我に返った。
そして、冷静になった私はこの一見くだらないエアコン事件を通して2つの学びを得た。
ひとつ、解決策(リモコンを2階に取りに行く)はわかってるのに、頑なに目の前の方法に固執するの、まじで「卒業すべき自分」だな〜。
ふたつ、物事が順調に行かない時に全く関係ない過去の嫌だったことまで引っ張り出して、なんも上手くいかない!!って嘆くのまじで「非生産的」だな〜。
浄化ってこんな感じ。
一つの事件が「自分の癖」を象徴していて、それに気づいて手放す・やめる覚悟をするとレベルアップできる。
すべての出来事に意味がある!!!の精神でいると、けっこう摩耗するので私は気づいた時だけ受け入れる方式を取っている。
私自身のために、身軽に生きていくために学べること・吸収できることは頭ごなしに拒否せず、向き合っていきたいなと思ってる。
ちなみに、これだけしっかり"学び"を得たのに、リビングのエアコンは相変わらず私のいうことだけ聞かない。怒
ヒーリングのすゝめ
日々の浄化を受け入れて過ごしていけば、自然にレベルアップは可能だ。
レベルアップすれば
今より楽に・豊かに生きていける。
だが、現実問題、何かが起こるたびに浄化としての意味に気がついたり、それに向き合い続けるのってかなりしんどい。
でも、人間はみんな初期設定で
もっと楽に生きたい!
もっと豊かになりたい!
と考える生き物なのもまた真実。
ということで、めちゃくちゃ宣伝になるけどさ
わたしのヒーリングを受けるのを心からおすすめする。
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