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レトロカード大流行の怪。使いにくいほど愛される世界vs使いやすさしか求められないライター

今回は、最近、Xの片隅で見かけて思わず「ええっ!?」と声を上げてしまった、ある奇妙な再流行のお話から、私たちWebライターが直面している身も蓋もない残酷な現実についてお伝えしたいと思います。

ちょっと耳の痛い話になるかもしれません。

カードゲーム界で起きている「逆転現象」

みなさんは、トレーディングカードゲーム(TCG)の世界で、いま古い「レトロカード」が密かに、かつ猛烈に再流行しているのをご存知ですか。

しかも面白いのが、ただ古いから価値があるという話ではないのです。なんと「現代のルールや環境では圧倒的に使いにくいカード」ほど、マニアの間で大人気になり、高値で取引されています。

現代のカードゲームといえば、効果がシンプルで、出せばすぐにコンボが繋がって、初心者でも直感的にサクサク使える「タイムパフォーマン最高!」なカードが主流です。

それに対して、再流行しているレトロカードたちの特徴はこうです。

①出すための条件がめちゃくちゃ厳しくて、普通にプレイしていたらまず場に出せない
②テキストの文言が昔の独特な書き方で、効果の解釈を巡ってプレイヤー同士で議論が起きる
③苦労して場に出したところで、現行のスピード感のあるデッキには一瞬で破壊される

遊戯王なら ふゅ、ふゅ、「フュージョニスト」

融合までさせて、攻900/守700 の雑魚カード

一言で言えば「超絶扱いづらい、コスパ最悪のカード」です。しかし、だからこそ「この使いにくいカードをどうにかして活躍させてやろう」「この不便さ、癖の強さがたまらない!」と、プレイヤーたちの熱狂を生んでいるのです。不便であること、個性的であることが、そのままそのカードの「市場価値」になっているわけですね。
「二人三脚ゾンビ」など、効果ナシで弱小モンスターも貴重になってますね。クスッと笑えて懐かしいカードですよね。
「ホワイトホール」なんて、「ブラックホール」の対抗でしか使えないし・・・w

ひるがえって、令和8年のライター市場は?

レトロカードの世界を知ったとき、私は思いました。「うらやましい。あまりにもウマヤラシすぎる・・・!」と。

なぜなら、いま私たちが生きているWebライターの市場価値は、このレトロカードの流行とは「真逆」の地平にあるからです。

結論から言います。
現在のライター市場において、「使いにくい人材」は1ミリも要りません。求められているのは、徹底的に「使いやすい人材」、これ一択です。

「癖強」が許されるのは、カードだけ!

カードゲームなら「癖が強くて出しにくいカード」を面白がってくれる物好きなプレイヤー(クライアント)がいるかもしれませんが、ビジネスの世界、特にAIが爆速で進化している風の時代において、そんな奇特な発注者は絶滅危惧種です。

発注者側が求めている「使いやすさ」とは、具体的に以下のような要素を指します。

・レギュレーション(執筆ルール)を一度の指示で完璧に理解し、寸分違わず再現できる
・「言われたこと」の意図を汲み取り、確認の手間(コミュニケーションコスト)を極限まで減らしてくれる
・納期を絶対に破らない。遅れるにしても、事前にロジカルな理由とリカバリー策を出せる
・修正指示を出したとき、言い訳をせずにサクッと意図通りの形に直して提出できる

つまり、クライアントの業務を1分でも1秒でも短縮してくれる「潤滑油」のような存在こそが、今もっとも価値が高いとされるライターなのです。

なぜ「使いやすさ」しか求められないのか?

理由は、以前のnoteでも書いた通り、今の時代は「黒船どころか形すらない風の時代」だからです。便利なAIがこれだけ普及した結果、業界全体が「超絶時短モード」で動いています。

ディレクターやクライアントが一番欲しているのは、質の高い文章である前に「自分の時間が削られないこと」です。

どれだけ文章が上手くても、以下のようなライターは一瞬で契約を切られます。

・「自分のこだわり」を優先して、指定された構成やマニュアルを無視して書いてくる
・1文の文字数制限や、PREP法のルールを何度注意しても守れない(AIの文字数バグみたいなことを人間がやる)
・修正を依頼すると「私の表現としてはこちらのほうが…」と、面倒なこだわりで打合時間を引き延ばしてくる

これらはすべて、カードゲームで言えば「出すのに手間がかかる割に、場を混乱させるだけのレトロカード」と同じです。

カードゲームなら「それが愛嬌」で済みますが、Webライティングの現場ではただの「コスト」です。今日100本作る、明日は1000本作るというスピード感で回っているクライアントからすれば、そんな扱いにくいカードは速攻でデッキ(発注リスト)から抜いて、24時間文句も言わずにマニュアル通り動くAI(bot)に入れ替えたほうが遥かに効率的なのです。


解決策:「使いやすい型」をインストール

では、私たち地べたを這いずる、毒蛇ライターが生き残るためには、どうすればいいのか。

やるべきことは、自分のプライドや「中途半端な個性」を一度ゴミ箱に捨てて、クライアントにとって「最上級に扱いやすいパーツ」に徹することです。

ポイントは3つあります。

①指示を「算数のつじつま」レベルで厳守んナッ!
マニュアルに「見出しは15文字以内、本文はPREP法で120文字」とあれば、感情を挟まずにその通りの文字数、その通りの構成でカチッとハメる。AIすらバグるような細かい条件を、人間ならではの丁寧さで一発クリアしてみせる。これだけで「この人は手がかからない」と信頼されます。

②コミュニケーションコストをゼロに近づける
連絡は結論ファースト。聞かれたことにだけ的確に答える。「すみません、ちょっと体調が…」みたいな情緒的な進捗報告ではなく、「現在〇〇文字まで完了、予定通り明日15時に提出します」と数字で報告する。相手に「どういうこと?」と考えさせる時間を1秒も与えない。

③「看板娘」としての note を磨く
相手に提出するポートフォリオ(note)も、自分がどれだけ書きたいものを書いたかではなく、「私はこれだけクライアントの意図を汲んだ、整理整頓された文章が書けますよ」という証明のために使う。矢面に立つ覚悟を見せつつ、中身は徹底的に論理的で読みやすい形にしておく。

最後に、今のライター市場を生き抜くための、忌憚のないアドバイスを添えておきます。

自分の個性を文章にぶつけて「分かってくれる人だけ分かればいい」と言えるのは、すでに大成功している一部の天才か、趣味で書いている人だけです。私のような、案件獲得に這いずり回っている崖っぷちのライターがそれをやるのは、ただの自殺行為でしかありません。

個性出すのは「使いやすさ」ができてから

毎日自分にプラスアルファの成長を課して、学び続けることは大前提です。でも、その学びの方向性を間違えてはいけません。

私たちが目指すべきは、「癖が強くて使いにくいレトロカード」になることではなく、「どんなデッキにも必須で投入される、最高に使い勝手のいい万能カード」になることです。

クライアントにとって「この人に投げれば、何もしなくても完璧な状態で戻ってくるから本当に楽だな」と思われる存在になること。AIがどれだけ台頭してこようと、その「究極の使いやすさ」を人間側が徹底している限り、即座にクビを切られるリスクは最小限に抑えられます。

座学の時代は終わりました。今日もマニュアルを穴が開くほど読み込んで、クライアントの「時短」に徹底的に貢献できる、使いやすさ抜群のライターを目指して、一歩ずつ積み重ねていきましょう。
アタスも土台ができてませんからね・・・


異世界デッキ。レギュラー一覧

召喚しまくり!
・魔導ギガサイバー(名前いいよね)
・ハヤブサの騎士
・切り込み隊長
・「海」からのギガ・ガガギゴ

魔法/罠(ほぼ勝負が決まる!)
・強欲な壺
・サイクロン
・神の恵み♪
・デーモンの斧

壁(意味あります!)
・ゴブリン突撃部隊
・執念深き老魔術師
・学校男(ヘドリアン)

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