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soleil_univers
麦茶をやめた夏
夏だ。夏といえばピッチャーにいっぱい作った麦茶だ。
今年も麦茶を切らさずに作らなきゃいけないのか……と毎年思っていた。
去年からは浄水器の水である。理由は作る量に消費量が追いつかないからだ。しかも追いつかないと夫が「作って」と言わんばかりにチラチラする。
夫と息子がものすごい勢いで2リットルのピッチャーに入った麦茶を飲み干す、それを洗ってまた水出しセットするのは私だ。
切らしたら夫は文句を言う。(じゃああんたが以下省略)
というわけで、去年から浄水器の水になった我が家。水ならがぶ飲みされても大丈夫だ。風情より利便性を取る。作るのは私なのだから。
本来はかつて祖母や母が作っていたように大きなやかんに煮出して作れば美味しいのだろう。その手間を惜しんでしまう。作るペースと消費のペースが割に合わないのである。
ちなみに、私の実家は夏になると大きなアウトドア用のお茶サーバーに麦茶がセットされていた。姉弟3人。非常に合理的だった。
こんなのが台所のカウンターにでーんと置かれていたのだ。
現在の我が家は、3人家族だが、麦茶1日5リットルでは追いつかない。
夫が仕事柄2リットルは持って行く。息子の水筒も必要だ。加えて、家で飲む分もある。追いつかない。それで麦茶作りをやめたのだ。
デイの面談で麦茶をいただいた。
喉から全身に染みわたる透き通った味の麦茶。
こういうものを毎日手間ひまかけて作る親でありたいが、限界ワーママ、無理はしない。
これを毎日飲める息子、羨ましいぞ。
こうして限界母が回す家は麦茶から水へと簡略化されていった。
夫よ、レンチンパスタでも文句を言わないでくれ。レンチン料理ができるだけでおかずが一品増えるのだ。
麦茶は飲みたいが、毎日作る量が釣り合わないので、飲めずにいる。

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