カタカムナの聖地 保久良神社で出会った、1対1の静かな奇跡
先日、神戸市にある保久良(ほくら)神社を、初めて訪れました。
きっかけは、自分ではもうどうにもできないほど深く立ち尽くすような出来事が起こり、心が押しつぶされそうになっていたこと。
どう動けばいいのか、どこへ向かえばいいのか、すっかりわからなくなっていました。
ただ、日常の中に答えはないと、そんな気がしていました。
そんな時、ふと心に浮かんだのが「保久良神社へ行こう」という思いでした。
なぜだかわからないけれど、あの時、確かにそこへ呼ばれているような気がしたのです。
私にとっては初めて伺う場所。
細かなことは何も調べず、ただ阪急電車に乗り、岡本駅で降り、流れに任せて歩き出しました。
すると、気がつけば自然と参道に辿り着いていました。
その参道は、想像以上に急な坂道。
でも、不思議なほど心地よく、清々しいエネルギーに包まれていました。
京都の鞍馬や貴船で感じる、あの力強いエネルギーに似たものを感じ、神戸にこのようなエネルギーの場所があったのかと、驚きました。

また、道中、すれ違う人たちは皆、静かに一人でこの道を歩かれていて、それがとても印象的でした。
そして、すれ違うたびに、どの方とも「こんにちは」と自然に挨拶を交わしました。
その一言一言が、なぜかとても心に温かく響きました。
皆、誰とも連れ立つことなく、けれどどこかで同じように神様と「一対一」で向き合うためにここを訪れているのだと、そんな静かな連帯感のようなものがありました。
帰り道、そのことが気になるとともに、とても不思議に思いました。


境内はとても静かで風が気持ち良く、思わず深く息を吸い込みました。
その風に、まるで妖精や精霊たちがそっと寄り添ってくれているような、不思議な安らぎを覚えました。
また、たくましく天へ伸びる木々の太さや、大きな岩からは、熱く脈打つような命の力が溢れ出しているようにも思えました。


実はこの保久良神社は、「カタカムナ」の聖地としても知られています。
古代の叡智が込められたカタカムナ文字やその思想は、「目に見えないけれど確かに存在する力」や「潜象の世界」を語るものだと言われます。
そう思うと、境内で感じたあの優しいけれど力強いエネルギーや、木々や岩から伝わる鼓動のようなものも、この土地に流れる古代の力なのかもしれない…そんな気がしてなりませんでした。


参拝の時には、ちょうど他の人がいなくなり、私ひとりだけの静けさの中で、ゆっくりと手を合わせることができました。
ただ、心の底から「今日はお導きいただき、ありがとうございます」とだけ静かに伝えました。
この場所に来る事が出来るという幸せを感じ、込み上げるものがあって、何も言葉にはできないけれど、その感謝の思いだけが、自然にあふれてきたのです。



そろそろ失礼しようとふと振り返ると、歩いてきた参道と鳥居の先に青い海が一望できる素晴らしい景色が広がっていました。


目の前に広がる景色の中には船の姿も見え、『世界は広い。自分の行きたい所、新しい場所、何処にでも行ける、繋がっている』
そんな風に言葉を掛けて頂いたような気持ちになりました。
胸の奥までスーッと風が通り抜けるような開放感で、しばらく見入ってしまいました。
この景色もまた、私の心をそっとほどいてくれた気がします。


帰宅してからも、その日感じた力強さと温かさが胸に残っていて、思わずスマホの待受を、あの境内で特に強くパワーを感じた大きな岩の写真に変えました。
ふと目にするたび、あの神聖な場所の空気がよみがえり、心が少しずつ落ち着いていくのを感じました。
けれど、その後すぐに、現実の状況はさらに悪化し、「ああ、もう本当にダメかもしれない」と、深く落ち込む瞬間が訪れました。
正直、心が折れそうになりました。
でも、今思えば、それこそが私を動かす最後の一押しだったのです。
そうして覚悟を決めて一歩踏み出したその先で、思いもよらない形で、するりと問題は解決へと向かいました。
あまりに予想外で、一瞬、時が止まったように固まりました。
あまりにも驚いて『えっ?』『えっ?!』『えーっ!!』と叫んでしまう私がいました。
でもすぐに、「これは、神様が手を貸してくださったのだ」と、胸の奥で確信しました。
それ以外は考えられない出来事でした。
私は参拝後に、『風のように、流れに任せて身も心も軽くして生きていきなさい。これからの風の時代は、こういう軽い波動で流れに乗ると生きやすい。何とかなる。自分で何とかしようと頑張って努力する時代を生きてきたから、それが正しいと思うだろうけれど、まぁいいかと軽く考えて大丈夫。』というメッセージを受け取り、焦り不安に襲われる気持ちが落ち着いていました。
「何とかなる。信じていれば大丈夫」と。
まるで奇跡のような出来事でした。
今、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
保久良神社でいただいたこのご縁とお助けに、お礼の気持ちを込めて、こうして綴らせていただきました。
本当に、ありがとうございました。
また、お礼に伺いたいと思います。

