文庫本をどんどん手渡す!たまがわBOOKフリマ2026
気軽に買えるのが文庫本だった
文庫本は、ワンコインで買えるものだと思っていたけれど、いつの間にか最近は千円を超えるものが増えた。物価高の波がとまらず、年々本の値段があがっている。
本のフリーマーケット・たまがわBOOKフリマに出店した私は、気軽に文庫本を読んでほしいと願って、昨年に引き続き今年も文庫本すべて200円にした。
お客さんに安心してもらえた
『文庫本すべて200円』と葉書サイズの紙にマジックペンと蛍光ペンで書き、目立つ場所に貼った。
本屋というより、スーパーマーケットのようなPOPになってしまったが、あらかじめ値段が分かることで、たくさんのお客さんに本を見ていただけた。
本を選ぶ楽しさが生まれた
おなじ値段なので、価格を気にせず、本の内容をじっくり吟味するお客さんが多かった。文庫本は裏表紙にあらすじが書かれているので、そちらをじっくり読まれていた。
お子さん連れの方も多く、「どれでも一冊好きなの買っていいよ」と親御さんから言われて、真剣に本を選ぶお子さんの姿に胸が熱くなる。
子どもが本が好きで来られたご家族は、お子さんが本を買ったら、「ママも好きな本を選んで読んでみようかな」「若い時は読んでいたけれど、ひさしぶりに読もうかな」と家族全員一冊ずつ買ってくださった。

私も気が楽だった…
全部200円にしてお金の計算が楽で、リラックスして皆さんとお話できた…と思う。
私と同じく寺地はるなさんが好きな方が来られて、お話できて楽しかった。
お子さんために本を選びたいと来られた方には、阿部暁子さんの本をおすすめしたら、喜んでいただけた。
昔、村上春樹さんの本を読んでいたけれど、ひさしぶりに本を読もうと言ってくださった方も。
文庫本は、新刊書店で買ったもの、20年以上前の古い本、サイン本、状態は様々だったが、本を選ぶお客さんを見ていると、そんな違いはあまり関係ないと思えてくる。
きれいな本がいいという方もいるし、古くても内容がよければいい、表紙のデザインに惹かれて、知っている作家だから、知らない作家の作品を読みたい…などなど、本の価値を感じるポイントは、人それぞれだと思った。
BOOKフリマで売れた文庫本
阿部暁子『どこよりも遠い場所にいる君へ』
『また君と出会う未来のために』
有川浩『阪急電車』
伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』 『クジラアタマの王様』『PK』
伊与原新『八月の銀の雪』
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』
大崎梢『忘れ物が届きます』
小川洋子『博士の愛した数式』
川上未映子『乳と卵』
佐藤厚志『荒地の家族』
サン・テグジュペリ『星の王子さま』
砂川文次『ブラックボックス』
住野よる『恋とそれとあと全部』
柴崎友香『春の庭』
辻村深月『東京會舘とわたし』上下巻
津村記久子『サキの忘れ物』
寺地はるな『月のぶどう』『希望のゆくえ』
『今日のハチミツ、あしたの私』
『ほたるいしマジカルランド』
永井みみ『ミシンと金魚』
野﨑まど『HELLO WORLD』
藤野千夜『団地のふたり』
万城目学『あの子とQ』
町田そのこ『ぎょらん』『星を掬う』
宮沢賢治『宮沢賢治詩集』
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
村田沙耶香『地球星人』
森絵都『カラフル』
椰月美智子『純喫茶パオーン』
こちらはエッセイ↓
カーソン『センス・オブ・ワンダー』
河合隼雄『おはなしおはなし』
外山滋比古『思考の整理学』
ロヴェッリ『すごい物理学講義』
文庫本は持ってきた42冊のうち38冊売れた。目標の全部売ることはできなかったけれど、9割の本を手渡すことができた。
そして何より今年も楽しい時間でした!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
