見出し画像

『生』の強さと『命』の大切さを、しっかりと受け止めて

2025.3.1
ぼくたちの『心配性ヒーロー』
太めパフォーマンスの、鉄田えみさんが、急逝されました。

30代の若さでの、あまりに突然の急逝に、現実を受け止めることができないながらも、悲しみに暮れています。
ご遺族のお話によると、足をケガされて、その療養中、肺塞栓症にて、突然に命を落とされたとのことです。

ここ数日、降り続く雨が、悲しみの涙を流しているようです。

見ている人を元気にさせる、その創作ダンスは、
生きる『生』のチカラを、身体いっぱい、目一杯に発信して、解き放たれていて、
そのエネルギーを誰もが受け止めていたように感じます。

底抜けに明るかった性格から、
突然の別れの、あまりに反転した接し方に、言葉を失っています。


もともと北九州にはゆかりのなかった鉄田さんですが、
創作・アートの地である八幡東区枝光を拠点に、日本の全国各地だけでなく、世界の舞台でご活躍されていました。

その枝光での通夜にぼくも参列させていただき、お別れをしました。


平成の時代から、仲間うちで始めた『あそぼうさい』の取組み。

全国の表彰を受けるまでになりました。
その報告のSNS投稿には、鉄田さんも「いいね」を押していてくださり、お祝い会にお声かけしようという矢先でした。

『あそぼうさい』が誕生したばかりの頃、
防災を楽しく体感することが狙いで、
『ダンス』でのコンテンツができないかと、
活動仲間を通じ、知り合ったのが、鉄田さんと乗松さんのコンビである『太めパフォーマンス』さんです。

ぽっちゃりな女性2人による、何ともインパクトのあるネーミングと風貌!
カッコイイダンスというよりは、『創作』のもので、その表現力には口が開いたままになるほどでした。

曲を作ってもらい、歌詞をみんなで考えて、
それから、太めパフォーマンスさん達で、振付を考えていただいて。

歌詞と振付と練りに練って。
最後に、歌を吹き込んでいただいて。

曲・歌・ダンスの振付。作品を創り上げていく行程をご一緒させていただきました。
そのクリエイティブな技術・能力にとても驚かされました。

初めて、八幡イオンで、多くの皆さんたちの前でご披露し、一緒に踊って、大成功を遂げたあの時のことが忘れられません。

H31年1月のときの写真です


勢いに乗ったぼくたちは、翌年もイオンさんと協働のもと、イベントの準備を進めていましたが、
『コロナ』の波が押し寄せてきました。

令和2年2月22日の、2づくしの日に、第2回目となるイオンでのあそぼうさいイベントを企画していましたが、数日前に、福岡県内での初のコロナ感染者が確認されて、急遽、中止としました。


それでも倒れない!折れない!のが、鉄田さん達の強いところ。

しょんぼりしていたぼくのいないところで、
汗を流して、動画を撮影されておりました!!!

感染対策の世の中でも、動画で発信するんだ!!!

その発するエネルギーはネット媒体でも発揮されていきました。

こちらの記事でまとめています。

この逆境のなかで、
さらに、その創作力は、色とりどりのカラーを加えて成長していきます。

『障がいのある人も、一緒に踊る』
という成長を遂げていきます。

耳の聞こえない人でも踊る手話バージョン。
腕の無い人でも一緒に踊る。
座ったままでも踊ることが出来る振付。

まさに、インクルーシブに、障がいのある人も一緒になって検討していきました。


『命を守る』という、誰しもに共通するものを真ん中に置いて、
その生きるチカラを発信していきました。

コロナ禍の波に呑まれて、
心配性ヒーローたちの出番が途絶えてしまいましたが、
やはり、当時の熱がまだまだ残っていて、
若い人材たちへと受け継がれていきました。

その魂は、しっかりと再燃していき、
コロナ明けのイベントにも、再び、心配性ヒーローが登場していただくこととなりました!!


こうした発信したチカラは、段々と広がっていったのでしょう。

どこかしらで、話が届いたのでしょう。

テレビからも、出演のご依頼がきました!

こちらの地域での、朝の人気番組、
KBCの『アサデス。』に心配性ヒーローが登場しました!!

このテレビでの放送は、
やっぱり波及効果がめちゃめちゃ高く、
多くの人から「見たよ!!」って声をいただきました。

この番組をご覧になられたという、若松イオンの偉い方からも、出演オファーがありました。

太めパフォーマンス、生き方のデザイン研究所、北九大3Clubの皆さんと


アサデス。の撮影のときに、
「初めて」、心配性ヒーローを踊る、明治学園と八幡高校の高校生たちなど、好きっちゃアカデミーのメンバーに、
そのエネルギーが受け継がれていきました。

彼女・彼らたちに伝わった想いは、
ちゃんと受け継がれていき、各地の子ども達の活動でも、普及していただいております。


鉄田さんたちは、そもそも防災の専門家ではありません。
お声かけして、賛同していただき、とっても主体的に取組まれました。

それは、『命を守る』ということに共感いただいたからです。

そして、持ち前の、『ダンス』という『創作・表現』で、子ども達や皆さんに伝えることができたら、という想いを持たれていました。


「こわいよ~、こわいよ~」
心配な気持ちが命を守る、『心配性ヒーロー』

障がいのある人も一緒になって創りあげてきました。

誰しもが、楽しく感じることができる作品になっています。


鉄田さんの身体から発されるエネルギーは、とても力強いものがありました。

まさに、生きるチカラを、身体いっぱいに表現し、発信されていました。

そんな『生』へのエネルギーと、
目指した『命』の大切さを、
ぼくたちに遺してくださったように感じます。


突然のお別れが、最後に『命の大切さ』を表現してくださっているようにも感じるほどです。

とっても明るい鉄田さんでしたので、
くよくよ泣いていたら、ご本人が悲しむでしょう。

創っていただいたもの、
表現していただいたもの、
発信していただいたもの、
伝えてくださったこと。

これらをしっかりとぼくたちが受け止めて。

鉄田さんのように、明るく、元気に、まわりの人たちを笑顔にしていけるようなチカラを受け継いでいけたらと思います。


ご冥福をお祈りします。
そして、また、あの笑顔を思い出しながら、
防災ダンスを踊っていきたいと思います。

ありがとうございます。







いいなと思ったら応援しよう!

入門真生/認定NPO法人好きっちゃ北九州/学びと気付きのアウトプット いただいたサポートは、NPO法人好きっちゃ北九州の活動費に、大切に活用させていただきます!!