ザコが天才に勝つ方法ある?|資産43億円の造船王が教えるたった一つの方法

マインドの学校|いっぽびと【#17】
🌱守られたザコ、社会の荒波で溺れるの巻
僕は
どこにでもいる“ザコ中のザコ”でした。
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東京の会社員時代。
確かに苦しかったけれど、
今思えば、あの頃の僕はまだ「守られたザコ」だったんです。
有給の剣、社会保険の盾、フル装備のザコ
給料は自動で振り込まれるし
エアコンは勝手につくし
Slackで「お疲れさまです」って言えば
なんか働いた気になれた。
昼は上司の悪口、夜は愚痴飲み会。
会社という名の社畜サブスクに加入していました。
そんな僕にも革命が起きたんです。
会社を辞めました。

辞表を提出した瞬間
BGMが聞こえました。
BGMは、もちろん──
🎶 『宇宙戦艦ヤマト』のオープニングテーマです。
「さらば〜地球よ〜〜♪」
机の上のマグカップを地球に見立て
社内をあとにする僕の背中には
もはや自由という名の漂流船のBGMが流れていました。

「自由になるんだ!」
僕はスーツを脱ぎ捨て
社会という大海原に飛び出したんです。
そして、気づきました。
僕は
想像以上に泳げないザコ
だったことを。
もうね
宇宙の海原に出た瞬間に、エンジンが破裂しました。
🌱フリーランス初日:自由という名の無人島に漂着す

フリーランス初日。
朝9時、パソコンを開いて思いました。
「さて…今日は、何をすればいいんだろう?」
誰も指示してくれない。
誰も褒めてくれない。
誰もSlackで「お疲れさまです」って言ってくれない。
“自由”って、思ったより静かなんですね。
静かすぎて、鳥の鳴き声が会話に聞こえました。
昼になっても何もしていない自分が怖くなって
「とりあえずカフェでも行くか」と出かけたら
カフェラテが予想外に高い。
心の中で「今日の利益、マイナス380円」とつぶやきました。
自由の代償は、意外とミルク多め。
しかも泡がハート型。

クラウドソーシングに登録した初日。
仕事一覧を見て
「文字単価0.3円…!?」
高校生のときの時給より低いじゃないですか。
案件タイトルもクセ強い。
「初心者歓迎!」と書かれてるのに
応募条件が「歴3年以上・構成案提出・ワードプレス入稿可」。
そんな初心者、います?
プロフィール欄に“熱意”を詰め込んでも、返事はゼロ。
「小学生の頃から文章を書くのが好きでした!」
「夢は人の心を動かすライターになることです!」
……結果、返事はゼロ。
唯一届いたメッセージは、テンプレ返信メール。
しかも件名が「応募ありがとうございます【no-reply】」。
もう、最初から「話す気ゼロ」やん。

ようやく来た一件のコメントに胸が高鳴りました。
開いてみたら──
「フォントが見やすいですね!」
そこ!? 😭
情熱でも文章でもなく、明朝体が評価されました。
たぶん僕じゃなくて、Wordが褒められてます。
SNSを開けば、
「フリーランス最高!」
「好きな時間に働ける」って人ばかり。
でも彼らの投稿時間を見ると、だいたい深夜3時。
好きな時間、働きすぎじゃない?

🌱時給うまい棒2本、涙の塩味フリーランス
そして、やっと取れた初仕事。
「1記事500円」のライティング。
10時間かけて納品したら、
「修正3回お願いします」と返ってきました。
修正1回目:語尾が多いです
修正2回目:情熱が強すぎます
修正3回目:もっと情熱を出してください
どっちやねん。
僕の時給、うまい棒2本。
塩味です。涙の。

夜風がやけにしょっぱくて
ベランダで星を見上げながらつぶやきました。
「これが……自由か……」
月も、たぶん笑ってました。
いや、もしかしたら鼻で笑ってました。
結論。
僕は、社会という大海原で華麗に漂流しました。
泳いでるつもりが、
実はずっと回遊してるだけの魚だった。
そして流れ着いたのが、
瀬戸内海に浮かぶ伯方島(はかたじま)。

は・か・た・の・しお♫の伯方島

潮の香りと、鉄の匂いが混じる造船の島で、
僕は思いました。
「ここで、一からやり直そう。」
伯方島は
愛媛県今治市の真ん中あたりにある島で
橋でつながっとるけど、まだちゃんと「島」してる島です。
観光で来る人は「伯方の塩」のイメージが強いけど
実はもうひとつの顔があるんです。
──そう、「造船の島」なんです。

「どんな人がタイプですか?」
「溶接がまっすぐな人」
「鉄のように熱く、塩のようにしょっぱい人」
……愛も完全に工業規格。
🌱造船王との出会いと、“あと1℃”の話

伯方島に来て最初の夜。
右も左もわからず、
とりあえずスマホで「居酒屋・おすすめ」と検索しました。
結果、一軒。
Googleマップのレビューには
「風が強い」「マスターが気分屋」
としか書いてませんでしたが
他に選択肢がなかったので
もう“風任せ”で行くことにしました。
僕はカウンターの端に座って
小心者らしく“とりあえずビール”を注文。
この「とりあえず」は、人生で一番使われる日本語かもしれません。
そのとき、隣のおじいさんがこちらをチラッと見て言いました。
「お前さん、見ん顔じゃのう。」
「え、あ、はい。東京から来ました。」
「なんでまたこんな島に?」
「……人生、リスタートしようと思って。」
「ほぉ〜、えらいバグっとるのう。」

おじいさんのその笑顔はやたら明るくて、
なぜか照明よりまぶしかった。
聞けば、このおじいさん
島の造船会社をゼロから立ち上げた伝説の人。
「景色を変えた」と言われてるのに、
本人は「風が変わっただけよ」と笑ってました。
造船王が焼酎をあおりながら、ぽつりと言い始めた話。
🌱ザコが天才に勝つたった一つの方法

実はなぁ、天才に勝つんは
びっくりするほど簡単なんよ。
どんなザコでもな
「絶対に勝てる」方法が一つだけあるんじゃ。
わしもその方法を知っとったけん
お金の心配せんと
自分で選ぶ人生を歩いてこれたんよ。
今から話すことをちゃんとやってみたら
あんたが今どんな状況でも
必ずお金は増やせるけん、よう聞きよ。

たとえばな、氷の入ったコップを
−8℃の寒い部屋に置くとするやろ?
ほんでそこから、部屋の温度を
ちぃとずつ上げていくんよ。
−8℃から、−5℃。
−5℃から0℃。
8℃も上げたのに、氷は全然溶けんのよ。
ほじゃけど、0℃から1℃に上げたらどうなる思う?
さっきまでびくともせんかった氷が、
たった1℃上がった瞬間に、
一気に溶け始めるんよ。

わしが言いたいんはな、
この「たった1℃」が、
人生をガラッと変えてしまうっちゅうことなんよ。
これが「努力と習慣」のほんまの姿なんじゃ。
毎日がんばっとっても
最初は何も変わらんように感じる。
成果も出んし
「わしには無理じゃ…」って不安になる日もある。

周りの冷たい視線に耐えきれんで
「もうやめたい」って弱音を吐くこともあるじゃろ。
でもな、ほんまはその変化の瞬間
あと一歩のとこまで来とるんよ。
じゃ聞かせてくれ。
あんたは、その一歩が踏み出せるか?
やめたくなった時、この先の「あと1℃」を信じられるか?
諦める人と続けられる人の違いは
“あと1℃を信じられるかどうか”なんよ。

信じたやつだけが、今、笑っとる。
忘れんといてな。
目に見える成果っちゅうのは
ある日いきなり来るもんなんよ。
先が見えんくても
続けとったら、必ず氷は溶けるけん。
それが、伯方島で僕が受け取った、
人生の教科書 第1ページ目でした。
🌱ザコのまま、生きていく(でもちょっとは笑いたい)
今思えば
僕の人生はずっと
ザコRPGのチュートリアルみたいなものでした。
東京では「がんばっても空回り」。
フリーランスになったら「がんばらないと餓死」。
どっちに転んでもゲームオーバー。
人生、オートセーブなし。

しかも、上司という名のラスボスを倒したと思ったら
次のステージに「確定申告」という裏ボスが出てきた。
戦闘BGMはいつも、心臓のドクドク音。
でも、そんな僕でも
島の人たちは笑って言いました。
「大丈夫じゃ、風はいつか追い風になるけん。」
その“風”が強すぎて、自転車ごと転んだこともあります。
でも、たしかに前には進んでました(物理的に)。
noteを書き始めた頃は
「バズりたい!」
「収益出したい!」
と意気込んでたのに、初投稿のスキが3。
(うち1つ、母。)

でも続けていたら
読んでくれる人が現れました。
しかもその人、コメントでこう言ってくれたんです。
「この人、ザコで好き。」
褒められてるのか、
ディスられてるのか分かりませんが、
泣きました。
🌱あとがき

伯方島の夕陽は、毎日ちょっとずつ違います。
昨日より赤い日もあれば、
今日は少し淡いオレンジの日もある。
でも確かに、沈んだ太陽はまた昇る。
人間だって、1回沈んでも、また浮いてくる。
努力の温度が“あと1℃”上がっただけで、
氷は溶ける。
夢も、動き出す。
でも上げすぎるとおでんになります。
焦らず、ゆっくりでいい。
最後に、造船王の名言をもう一度。
「ザコでもええ。やめんかったら勝ちじゃ。」
それ以来、僕は「勝ち」を“豪華客船”ではなく
「まだ沈んでない状態」と定義することにしました。

今日も島風が吹いています。
MacBookの隙間に塩が入りながら
Wi-Fiが3分おきに切れながら
僕はいま、またnoteを書いています。
猫がキーボードを踏んで
「a」だけ100回連打されても
やめずに書き続けます。
それが、ザコの誇り。
🌴 読んでくれたあなたへ。

aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
(👆猫が打ちました。以下翻訳)
ここまで読んだあなたはもう立派な“仲間ザコ”です。
もし明日、やめたくなったら
伯方島の空を思い出してください。
海も空もミカンもWi-Fiも
気まぐれだけど、ちゃんとつながってます。
じゃあ、また次のいっぽで。
伯方島より、愛と塩風とツッコミをこめて。
── いっぽびと 🌊

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