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i-plug OSSチームが挑む、障がい者雇用の枠を超えた「個人の可能性」の解放

HR戦略部 HRSSグループ OSSチーム
河口 拓哉(Kawaguchi Takuya)

新卒で営業職を経験した後、医療・福祉の現場へ転身。患者さんの社会復帰への想いに触れ、障がい者雇用の世界へ。前職で障がい者雇用の管理者として採用、業務切り出し、評価制度構築などの経験を積む。2022年にi-plugへ入社。現在は障がい者雇用を担うOSS(Operation Support Service)チームとして、AI活用による業務効率化や組織拡大を牽引している。


介護現場で知った「働く喜び」。0から1へと積み上げるi-plugでの挑戦

私は新卒で営業を1年経験した後、リハビリ病院のケアワーカーとして働いていました。そこで、身体に障がいを抱えながらも「これからまた働いていくんだ」と前を向く患者さんたちの姿を目の当たりにし、障がい者雇用という領域に強い関心を持つようになったのが、私のキャリアの原点です。
前職で障がい者雇用の運営ノウハウを学んだ後、2022年にi-plugと出会いました。当時のOSSチームは、初期メンバーである3名の障がい者スタッフとともに歩み出したばかりのタイミングでした。HR業界は未経験でしたが、「これから本格的に組織を拡大していく」というフェーズに非常に惹かれました。自分が培ってきたものを活かして、0から1、そして1から10へと組織を創り上げられる環境がある。ここなら、自分のミッションを最大限に実現できると確信して入社を決めました。
入社して驚いたのは、i-plugのミッションである「つながりで、人の可能性があふれる社会をつくる」という言葉が、障がいを持つメンバーにとっても非常に強く響くものだったことです。単なる綺麗な言葉ではなく、本気で一人ひとりの可能性に向き合おうとする会社の姿勢は、入社前の期待を遥かに超えるものでした。

業務数は1.7倍、時間は100時間削減。AI活用で生み出す「活躍」の好循環

私にとって、法定雇用率の達成はゴールではありません。それ以上に重きを置いているのは、障がいを持つメンバーが、いかに「活躍」できる場を広げていけるか、という点です。
現在、i-plugの障がい者雇用率は2.9%に達しています。これは情報通信業界の平均である約2%※と比較しても高い水準ですが、私たちが目指しているのは、単にルーティン業務をこなすだけのチームではありません。今、私たちはAIの積極的な活用によって、業務の質を劇的に変えようとしています。
具体的には、AIを導入したことで、OSSで扱う業務の種類は前年の53種類から91種類へと1.7倍以上に増えました。それにもかかわらず、OSSチームの総業務時間は947時間から859時間へと、約100時間も減少したんです。メンバー自らがAIを使いこなし、マニュアルの統合やSlackへの自動送信などを実装し、業務を効率化させています。
この効率化で生まれた余裕を使って、さらに付加価値の高いアウトプットを出し、新たな仕事の依頼を呼び込む。そんな「活躍の好循環」が生まれていることに大きな手応えを感じています。
※厚生労働省・令和7年 障害者雇用状況の集計結果より

互いを戦力として頼り合う。「共創」の文化が根付く組織のあり方

i-plugには、障がい者採用で入社した社員を「特別視」するのではなく、一人のプロフェッショナルとして尊重し、協力し合う体制が自然に備わっています。新規業務の際は、社内の依頼元部署が特性に合わせたマニュアル作成やレクチャーを厭わず、OSSチームを確かな「戦力」として頼りにしている光景が日常的に見られます。
私たちはリモートでの業務が多い環境であるため、齟齬なくお互いを理解するためにも、採用選考時には、特にご自身の障がいの「自己理解」と「発信力」を重視しています。自身の特性を理解し、分からないことを自ら発信できる。そんなベースを大切にしながら、毎週の1on1面談を通じて、本人の「やりたいこと」をヒアリングし、業務のアサインに反映させています。
健康管理に関しても、毎日の状態を確認し、少しでも異変があれば対話する環境を整えています。リモートであっても一人で悩ませないチームミーティングや、手厚いフォロー体制があるからこそ、メンバーは安心して自分の可能性に挑戦できる。この「共創」の姿勢こそが、i-plugの文化そのものだと感じています。
その象徴的な事例が、あるメンバーの歩みです。彼はOSSチームの一員として入社した当初から、極めて精緻さが求められる総務の実務を担ってきました。妥協のないアウトプットを積み重ねた結果、正社員登用と同時に同部署へ正式配属。その後、1年に一度全社で行われるMVVアワードでMVPを受賞したことは、彼の実力が「障がい者雇用」という枠組みを超え、一人のビジネスパーソンとして高く評価された証であり、私たちの誇りでもあります。
現在は「AI推進チーム」という、前例のない難易度の高いミッションに挑んでもらっています。そこにあるのは「配慮」だけでなく、プロとしての「期待」です。属性に関わらず、互いを不可欠な「戦力」として頼り、背中を預け合う。この強固な信頼関係こそが、私たちが大切にしている「共創」だと考えています。

写真:左がOSSチームの河口、右がAI推進チーム山本

成功事例を社会へ。障がい者雇用のスタンダードを塗り替えたい

これからの私の挑戦は、i-plugのOSSチームを「障がい者雇用の成功事例」として、社会全体に広く発信していくことです。
情報通信業界全体を見渡せば、まだ雇用率が低い企業も少なくありません。管理者不足や業務切り出しの難しさなど、課題は山積みです。しかし、適切な環境を整え、最新技術を味方にすれば、これほどまでに付加価値の高い仕事ができる。私たちの取り組みを通じて、「i-plugにできるなら、うちでもできそうだ」というポジティブな影響を広げていきたいと考えています。
「障がい者雇用だから」という枠を取り払い、誰もがワクワクしながら自己実現できる。そんな「可能性あふれる社会」を、まずはこのチームから体現し、証明し続けていきたいと思っています。

自らの専門性を武器に、新しい価値観を組織に、そして社会に実装していきたい。そんな熱い想いを持つ方にとって、i-plugは挑戦しがいのある最高の環境となるはずです。
私たちと一緒に、「つながり」で新しい未来を切り拓いていきませんか?


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