ライフハック:家族は別居していい

「家族は同居しないといけない」という思い込みが、私たちの生活を不自由にしていると思う。


ケース1 私立中高進学のため、母子で別宅を借りる

小学校の同級生の例。開業医の子でした。私立医学部付属の私立中高一貫校に通うため、私立中高の近くに小さな別宅を借りて、母子で転居しました。開業医のお父さんは身動き取れないからね。単身赴任の逆です。別宅は不要になったら解約できるのだから、大した出費にはなりません。孟母三遷。

ケース2 老夫婦の隠居用住宅を建てる

私の実家や母の実家の例です。本宅の隣に離れを作り、祖父母が入居しました。本宅がやや小さめで、三世代同居には狭苦しかったので、別宅に祖父母が移動することで、家族全員が、気分的に楽になりました。祖父母向けに新宅を作ったのは、バスやトイレを老人向けに作りたかったからです。

ケース3 子どもを里子に出す

これは私の例ですけど、就学前には、近所の大叔母の家に里子に出されていました。家が小さく、親が多忙で、自宅で育児をしていられなかったからです。親が大叔母に金を払っていたので、年金生活者の大叔母は小遣い稼ぎになり、私は下にも置かない扱いを受けていました。
実質的に、家が二つあるので、私は精神的に楽でした。一方で居心地が悪くなると、他方に逃げたらいいからです。
井上靖「しろばんば」の世界ですね。

ケース4 子どもを寄宿学校に入れる

親が転勤族だと、子どもが不定期で転校させられて、要らないストレスを受けます。だから、子どもは寄宿学校に入れてしまう。

学費と寮費を合計して、年間100万円です。
子ども部屋のある大型住宅を確保するよりも、ずっと安いです。
ベビーシッターと家庭教師と執事を雇ってるようなものです。個人的に雇うと、とんでもなく金がかかりますが、寄宿学校ならば、年間100万円です。

ケース5 老親を老人施設に入れる

「施設料金が高い」と文句言う人が多いのですけど、彼らは老親の遺産(特に家)を相続したいから欲張っているだけです。遺産相続を諦めたら、どんな貧乏人でも、親を施設に入れることはできます。老親の資産を売却して施設費用にして、それもなくなったら、世帯分離して、生活保護を申請させたらいいからです。

別居していた方が、家族関係が良くなる

生活空間が広いと、心の余裕が生まれます。細かいことは気にならなくなります。
しかし、家族全員が同居できる広い家を都市部に用意すると、莫大な金がかかるし、土地代の安い田舎では、通勤通学が不便だし、その他のインフラが乏しいです。
だから、家族別居がいいのです。
昔と違い、情報機器が発達した現代では、ひとつ屋根の下に生活する必要性は低くなっているのに、昔からの慣習で、私たちは、無理やり家族同居しているのです。

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