noteさん、アナリティクス機能がついたら、秒でプレミアムに課金します
こんにちは、井ノ部(いのべ)です。
私は「分析」が好きです。
データを見て、仮説を立てて、
改善策を考える。
それが仕事であり、趣味であり、
もはや生き様です。
ラーメン屋に入ったら
自分が出ていくまでの間に入ってきたお客さんの数と
メニューから概算した平均単価を掛け合わせ、
一日の売り上げを予想するのが趣味です。

そんな私がnoteで記事を書いています。
noteは素晴らしいです。
書くことに集中できるシンプルなエディタ。
温かいコミュニティ。
「スキ」という、存在そのものが優しい機能。
私のもう一つの場所として、とても居心地がよく
ずっとここの住人であり続けたい。
そう思っています。
だけど、ひとつだけ
どうしても言いたいことがあります。
noteさん、
もうちょっとデータ見せてくれませんか?
※リクエストに送る訳ではない
願望の独り語りです。
現状のダッシュボード
noteには「ダッシュボード」という機能があります。
自分の記事のパフォーマンスを確認できる場所です。

ここで見られるのは、ざっくり言うとこんな感じ。
ビュー数(何回記事が見られたか)
スキ数(何回「スキ」を押されたか)
コメント数(何件コメントがついたか)
……以上です。
ありがたいんです。
数字が見られるだけで
とてもありがたい。
しかし、この画面。
例えるなら
健康診断の結果に
「概ね良好」
と書いてあるようなものなんです。

「概ね良好はわかったけど、
血圧は? コレステロールは? 肝臓の数値は?」
と聞きたくなるのが
人情というものではないでしょうか。
数字はあるけど、文脈が見えない
数字はただの数字です。
それだけを見たら
0~9までの組み合わせでしかありません。
しかし、ここに”文脈”が加わることで
数字に命が宿るんです。
たとえば、あなたの記事のビュー数が
「500」だったとします。
これだけ見ると、
「お、500人も読んでくれたのか!」
と嬉しくなりますよね。
あるいは
「たった500か……」
と肩を落とすかもしれません。
でも、分析の世界ではこう考えます。

その500人はどこから来たの?
500人中何人が記事を最後まで読んでくれたの?
500人中何人が他の記事も読んでくれた?
これがわかるだけで、
次に何を書くべきかが劇的に変わります。
Xからの流入が多いなら、
投稿を強化すればいい。
Google検索から来ているなら、
SEO(検索で上位に出やすくする工夫)
を意識した記事を増やせばいい。
最後まで読まれていないなら、
記事の構成を見直せばいい。
数字は、文脈があってはじめて「情報」になります。
文脈のない数字はただの飾りです。
偉い人にはそれがわからんのです
…とは言いませんが
それぐらい数字の文脈って大事なんです。
noteは多分、意図して数字を出してない。
これは私の勝手な憶測なんですが、
noteが詳細なデータを出していないのは、
おそらく意図的な設計です。
noteが大切にしているのは、
「良い記事を書くことに集中してほしい」
という思想だと私は理解しています。
これは本当に素晴らしい考え方です。
なぜなら、データが見えすぎると
人は数字に踊らされるからです。

会社で働いていると良くこんなことが起こります。
・今年の売り上げは昨年対比120%を目指そう!
・利益率を改善するために商品単価を上げよう!
こうやって数字に踊らされた結果
お客様の顔を見なくなってしまって
逆に売り上げがどんどん落ち込んでいく。

数字ばかりを見て本質を見失ってしまう。
そういう世界を、
noteは作りたくないのだろうと思います。
「クリエイターファースト」 という理念の、
極めて誠実な実装。
すごく良くわかります。
でも、
それでも私はデータが見たいんです。
これはもう私の個人的な、
ただの性(さが)です。
とにかくデータが、データが欲しい
ここからは完全に個人的な願望です。
私の本業は、
分析結果をもとに売上を改善することです。
毎日数字とにらめっこし、
「なぜこの数字が上がったのか」
「なぜ下がったのか」を考え、打ち手を提案しています。
この思考回路がnoteを書いているときにも
自動的に動き出すんです。
職業病なので許してください。
たとえば、こういうデータがあったら最高です。
欲しいデータその1:参照元(リファラー)

参照元とは、
「読者がどこからあなたの記事にたどり着いたか」を示すデータのこと。
「X経由」「Google検索経由」「note内のおすすめ経由」など。
これがわかれば、
どこで発信を頑張るべきかが一目瞭然になります。
「この記事、Google検索からのアクセスが多いな。
じゃあ検索されやすいキーワードを意識して、続編を書こう」
こういう判断ができるようになるんです。
現状では、ビュー数が伸びても
「なぜ伸びたのか」がわからないので、
再現ができません。
なので、色々なパターンを試してみて
成功した理由を自分なりに予測するしかありません。
欲しいデータその2:回遊率

回遊率とは、
「一つの記事を読んだ人が、同じサイト内の別の記事も読んでくれた割合」のこと。
回遊率が高ければ、
「この人の他の記事も読みたい」
と思ってもらえている証拠です。
逆に低ければ、記事同士の導線を改善したり、
記事そのもののクオリティを挙げる余地があります。
欲しいデータその3:読了率(スクロール率)

読了率とは、
「記事をどこまでスクロールして読んでくれたか」を示す指標。
読了率50%だと、記事の半分でページが閉じられたということ。
これが見えると、
「記事の後半で読者が離脱しているから、構成を変えよう」
といった具体的な改善ができます。
書き手の成長に直結するデータです。
実は、データは存在している(はず)
ここからが本題と言ってもいいかもしれません。
note.comのソース(ページの骨組みのようなもの)には、
GA4が設置されています。

GA4とは、
Googleが提供するウェブサイト分析ツールのこと。
サイトに訪れたユーザーの行動
(どこから来たか、何ページ見たか、どこで離脱したか)
を詳細に計測できます。
世界中のウェブサイトで最も広く使われている分析ツールです。
つまり、note運営は
先ほど私が「欲しい!」と叫んだデータを
すでに持っている可能性が極めて高いんです。
参照元データ、回遊率、離脱率、
ユーザーの行動フロー。
GA4を実装していれば、これらは取得できるデータです。
データは、そこにある(はず)!
ちょっとだけでいいので、見せてほしいです。
プレミアム機能としていかがでしょう?
そこで最後に一つ、独り言のような提案です。
「分析データは、プレミアム会員になれば見られる」
というのはどうでしょう。
これなら、noteの思想と両立できると考えています。
数字を気にせず書きたい人
→ これまで通り、シンプルなダッシュボードで執筆データをもとに改善したい人
→ プレミアムに登録して、アナリティクス機能を活用
選択肢があることが、何より大事です。
もし、分析データが見られるとなれば
私は1秒でプレミアムに課金します。
データは敵じゃない、最高の相棒です
データ分析というと
「なんだか難しそう」
「数字は苦手」
と構えてしまう人も多いと思います。
でも、分析の本質はシンプルです。
「結果を見て、次にどうするか考える」
これだけです。

記事を書いた
→読まれた→なぜ?→もう一回やってみよう。
記事を書いた
→読まれなかった→なぜ?→変えてみよう。
この
「なぜ?」に答えてくれるのが
データです。
データは敵ではありません。
あなたの記事をもっと多くの人に届けるための、
最高の相棒です。
noteさん、どうかその相棒を
私たちにも紹介してください。
紹介してくれた日には、
プレミアム登録ボタンを
満面の笑みで押させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた、次のnoteでお会いしましょう。
