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親会社報告で詰まらない「IT管理の見える化」

調査票が届いた日の、あの重さ

ある日、親会社や大口の取引先から届く「情報セキュリティ管理体制についてご回答ください」の調査票。
開いてみると数十問。読み進めるほど手が止まる——。

手が止まる本当の理由は、「できていないから」ではありません。
できているかどうかを確認する手段が、そもそも手元にないからです。
アカウントはたぶん整理されている。
バックアップはたぶん動いている。

「たぶん」では、調査票の欄は埋まりません。

「確認中です」を重ねるたびに、信頼が減る

調査票のたびに数日が溶けます。
曖昧に答えれば追加の質問が来て、また数日。
「確認中です」を重ねるほど、相手の心証は「管理できていない会社」に傾いていきます。

逆のことも言えます。
即答できる会社は、中身が同じでも信頼される。
管理の実態が同水準でも、「説明できる」会社と「説明に数週間かかる」会社では、親会社・取引先からの扱いが変わります。
説明できること自体が、資産なのです。

まず、この3つを確認してください

ポイントは「やっているか」ではなく「出せるか」です。

  1. アカウントと権限の一覧が出せるか——在籍者・退職済み・管理者権限が1枚で見える状態か。調査票の質問の多くは、結局この一覧に行き着きます。

  2. 「IT管理体制の説明1枚」があるか——誰が・何を・どの頻度で管理しているかをまとめたA4一枚。これがあると、調査票の大半は転記で済みます。

  3. 前回の回答控えと、その後の変更記録があるか——毎回ゼロから書いていないか。前回の控え+差分だけ更新する形になっているか。

3つとも「出せる」なら、次の調査票は怖くありません。
1つでも詰まったら、そこが最初の一歩です。

おわりに

ひとり情シス・兼務IT担当の方向けに、親会社・取引先への説明で詰まらないIT管理の見える化の勘所をチェックリストにまとめています。公開したらお知らせしますので、気になる方はフォローしてお待ちください。

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