情シス業務が「あなたの頭の中だけ」になっていないか
速いのは、あなたにしかできないから
入社が決まると、あなた宛てに連絡が飛んできます。
「PCとアカウントの準備、お願いします」。
何を、どの順で、どこに気をつけてやるか——全部頭の中に入っている。
だから速い。だから、あなたにしかできない。
手順書を書く時間がない、と思っているなら、たぶん違います。
時間がないのではなく、何をどこまで書けばいいかの「型」がないだけです。
属人化の請求書は、まずあなたに届く
「あなたが倒れたら会社が困る」——属人化の説明はいつもこう語られますが、実際に先に来る損失は別です。あなた自身が休めなくなること。
有休の日にパスワードリセットの連絡が鳴る。長期休暇の前に「不在時マニュアル」を徹夜で書く。異動や昇進の話が出ても「代わりがいないから」で止まる。
会社のリスクである前に、あなたのキャリアと生活の足かせになります。
そして引き継ぎされないまま担当者が変わった会社では、アカウントの全容を誰も知らない期間が生まれます。
まず、この3つを確認してください
ポイントは「頭の中にあるか」ではなく「あなた以外がたどり着けるか」です。
入社時のIT対応手順が「文書で」存在するか——立派なマニュアルでなくていい。箇条書きのメモが、頭の外のどこかにあるか。
退職時のチェックリストがあるか——アカウント停止・端末回収・共有解除の順番が書かれていて、他の人がそれだけを見て実行できるか。
管理者アカウントと契約情報の在り処を、あなた以外の1人が知っているか——封筒でも金庫でも構いません。「知っている人がもう1人いる」状態になっているか。
3つとも「はい」なら、あなたはもう属人化を脱しています。
1つでも詰まったら、そこからです。
おわりに
ひとり情シス・兼務IT担当の方向けに、業務を引き継げる形にする棚卸しの勘所をチェックリストにまとめています。
公開したらお知らせしますので、気になる方はフォローしてお待ちください。
