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笑われてもいい。その一歩が人生を変える。

振り向いてもらえなかった日

勇気を出したのに、誰にも気づいてもらえない。
頑張っているのに、反応が返ってこない。


そんな経験はありませんか。


先日、僕は初めて「路上で靴磨き」をしました。


今まで味わったことのないほどの緊張でした。

「迷惑だと思われたらどうしよう。」

「無視されたらどうしよう。」

頭の中では不安ばかりが膨らみ、
足は何度も止まりました。

そして現実は、想像以上でした。

9割の人は、
僕の声に振り向いてもくれませんでした。

目が合っても、そのまま通り過ぎていく。

何度も心が折れそうになりました。

「今日はもう帰ろうかな。」

そんな言葉が頭をよぎるたびに、
自分へこう言い聞かせました。

「今ここで逃げたら、きっといつか後悔する。」

その一言だけを信じて、
僕は声をかけ続けました。


顔を見て言葉を届けたい

僕はSNSが少し苦手です。

正確には、
画面越しでは分からないことがあるから難しいです。



「応援しています。」
「素敵な記事でした。」


そんな言葉をいただくたびに、
本当に嬉しくなります。

でも、その時どんな表情で読んでくださっていたのかまでは分かりません。

もちろん、文章には文章だからこそ届けられる力があります。

だから僕も、こうして言葉を書き続けています。

それでも、心のどこかで思っていました。

「この言葉は、本当に届いているんだろうか。」

だから僕は、リアルで人と向き合いたかった。

夢を語りながら靴を磨き、
その人の表情を見たかった。

嬉しそうに笑う顔も、
真剣に話を聞いてくれる姿も。

画面越しでは感じられない温度を知りたかったのです。


「夢を聞かせてください」

そんな中、
一人の方が立ち止まってくださいました。

「あなたの夢を聞かせてください。」

そう声をかけていただいた瞬間、
不思議と緊張が消えていきました。

正直、
世界を変えるような大きな夢ではありません。

でも、今の僕には叶えたい夢があります。


本を出版すること。


そして、その本を通して、

「これが自分だ。」

そう胸を張って生きるきっかけを届けたい。


それが今の僕の夢です。


夢を話していると、その方は目を輝かせながら耳を傾けてくださいました。

靴を磨き終えると、足元を見て嬉しそうに笑っていました。

その笑顔を見た瞬間、僕は心から思いました。

「来てよかった。」

9割の人には振り向いてもらえなかった。

でも、たった一人との出会いが、
その日のすべてを変えてくれました。


心にもツヤは戻る

靴は磨けば、少しずつツヤを取り戻します。

あの日、僕はその姿を見ながら思いました。


人の心も同じなのかもしれない、と。


忙しさの中で忘れてしまった夢。

「もう遅い」と心の奥へしまい込んだ挑戦。

本当はやってみたかったこと。

誰の心にも、
そんな想いが眠っている
のではないでしょうか。


もし、その想いにもう一度光を当てられたら

もし、
その一歩を踏み出すきっかけになれたなら

それほど嬉しいことはありません。


だから僕は、また再び路上へ立ちます。
靴を磨くためだけではありません。

あなたの心の奥に眠っている「やりたい」を、
一緒に磨くためです。


笑われてもいい。

格好悪くてもいい。

その一歩は、きっと人生を変えます。


そして僕は、泥臭くても人と向き合いながら、
忘れかけていた大切な想いに、
これからも光を灯し続けたいと思います。

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