本屋さんで、前代未聞の質問をした。僕が本を書く覚悟を決めた日
本が苦手な僕が、本を書こうとしている
僕は、本があまり得意ではない。
文字を読むのが苦手で、本を開いても気づけば
意識が逸れていることがある。
だからこそ、ずっと不思議だった。
思わず手に取りたくなる本って、何が違うんだろう。
そんな僕が今、一冊の本を書こうとしている。
正直、少しおかしな話かもしれない。
本を読むのが得意ではない人間が、本を書く。
自分でも無茶だと思う。
それでも、どうしても届けたい言葉がある。
だったら、
毎日のように本に触れている人に聞いてみよう。
そう思って、僕は本屋さんへ向かった。
一番向き合っていたのは、
本じゃなく自分の弱さだった
でも、いざ店員さんを前にすると足が止まった。
「こんなことを聞いたら、変な人だと思われるんじゃないか」
「困らせるだけかもしれない」
そんな考えが頭の中をぐるぐる回って、
気づけば僕は店内を何周もしていた。
本を見に来たはずなのに、向き合っていたのは
本ではなく自分の弱さだった。
それでも、このまま帰ったらきっと後悔する。
そう思って、意を決して声をかけた。
「すみません。思わず手に取りたくなるような
本って、どんな本ですか?」
案の定、店員さんは少し驚いた顔をしていた。
その方は、あまり本を読まないから正直答えにくいと言ってくださった。
僕は「そうですよね」と返しながら、
少し恥ずかしくなった。
やっぱり変なことを聞いてしまったかもしれない。
諦めて帰ろうかと思った、その時だった。
たった一人の出会いが、
自分の世界を変えてくれた
別の店員さんが「どうしたんですか?」と声をかけてくださった。
その方は、本が本当に好きな方だった。
長年、本の発注や陳列を担当してきたという。
どんな表紙だと手に取られやすいのか。
どんな本が売れやすいのか。
表紙を変えたことで、再び注目された本もあること。
読者がどこに惹かれて、どこで迷うのか。
僕の知らない世界を、次々と教えてくれた。
本の中身だけじゃない。
最初に目に入る表紙やタイトルで、手に取るかどうかが決まる。
そんな当たり前のことを、僕はその日までちゃんと知らなかった。
そして何より嬉しかったのは、僕の挑戦をちゃんと受け取ってくれる人がいたことだった。
「完成したらぜひ読ませてください!
こんな方に初めて出会ってワクワクしました!」
その言葉が、すごく嬉しかった。
まだ何者でもない。
まだ完成もしていない。
それでも「読んでみたい」と言ってもらえた。
帰り道、覚悟が決まった
本屋を出た帰り道、
僕の中でひとつ覚悟が決まった。
たった一人でも、待ってくれている人がいる。
だったら、必ず届けたい。
自分だからこそ書ける文章を。
自分の中にある痛みも、弱さも、迷いも、
ちゃんと言葉にして。
今日もまた、心の中を書いていこうと思った。
昔の僕は、かなりネガティブだった。
失敗したらどうしよう。
変に思われたらどうしよう。
そんなことばかり考えて、動けないことが多かった。
でも今は思う。
本気の挑戦をしている時、人は少しだけ勇気を持てる。
怖さが消えるわけじゃない。
それでも、一歩踏み出そうと思える。
だから僕は、
これからもこの挑戦の過程を届けていきたい。
その姿が、誰かの勇気になれば、
それは僕の生きがいです。
今日のお題です
この本は、僕一人だけで完成させるものではなく、みなさんの想いも交えながら一緒に育てていく一冊にしたいと思っています。
だから今回も、みなさんの経験を教えてください。
挑戦を諦めたことはありますか?
もしあるなら、あの時あなたの挑戦止めた理由を聞かせてほしいです。
