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■ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト

■New Avengers: Breakout
■Writer: Brian Michael Bendis
■Artist:David Finch
■翻訳:クリストファー・ハリソン
■監修:idsam
■カラー/ハードカバー/1,999円
■ASIN:B0C1TF1YBC


「マーベル グラフィックノベル・コレクション」第33号は、ブライアン・マイケル・ベンディスがメインライターを務め、2004年に創刊された『ニューアベンジャーズ(vol. 1)』の最初のエピソードを単行本化。

 収録作品は、『ニューアベンジャーズ(vol. 1)』#1-6(1/2005-6/2005)。ラフト重犯罪者刑務所の暴動事件を切っ掛けに、新アベンジャーズが結成され(#1-4)、その初任務でウルヴァリンが加入する(#5-6)までの、「ブレイクアウト」編全6話を収録。

 なお、続く#7から始まる「セントリー」編以降の『ニューアベンジャーズ(vol. 1)』の物語は、「マーベル グラフィックノベル・コレクション」では刊行予定はない。


 ちなみにヴィレッジブックスは、2010年から『ニューアベンジャーズ(vol. 1)』とその関連タイトの主要なストーリーと、同時期の大型クロスオーバー・イベント(無論、ニューアベンジャーズが物語の中心で活躍する)の邦訳版を刊行するという快挙を成し遂げていた。

 それらの書籍はヴィレッジブックスが出版事業から撤退した現在では絶版となっていた……のだが、2025年夏、小学館集英社プロダクションが、かつてのヴィレッジブックスの邦訳アメリカン・コミックを、電子書籍で再版するという、画期的な施策を打ち出し、結果、一連の『ニューアベンジャーズ』関連の書籍も、ほぼ全て読めるようになった。素晴らしい。


 そんな訳で今回は、ベンディスの『ニューアベンジャーズ』が創刊に至るまでの大雑把な経緯と、『ニューアベンジャーズ(vol. 1)』の物語の概要を紹介していきつつ、ヴィレッジブックスの『ニューアベンジャーズ』(第1期)とその関連タイトルの邦訳についても紹介していく。


▼ベンディスの『ニューアベンジャーズ』が創刊に至るまでの大雑把な経緯(そのまんま):

 そもそも、この間も書いたように1990年代前半、当時『X-MEN』ファミリーが恐るべき勢いで人気を博したアオリを食らい、『アベンジャーズ』、『キャプテン・アメリカ』、『アイアンマン』、『マイティ・ソー』、『ファンタスティック・フォー』といった、「本来、マーベルの大看板であるべき」コミック誌の売り上げは低迷し、やがて1997年に新企画『ヒーローズ・リボーン』の開始に伴い、全誌が打ち切られるという憂き目にあった。

 でー、こっちでも書いたが、1年後の1998年に『ヒーローズ・リボーン』企画が一段落したのと入れ替わりで、カート・ビュシーク、マーク・ウェイド、ダン・ジャーゲンスと言った「王道派」のライターを迎え入れ、『アベンジャーズ』、『キャプテン・アメリカ』、『アイアンマン』、『ファンタスティック・フォー』、『ソー』といったコミック誌がリニューアル創刊され、時代の流れに乗って高い人気を博した。

 で、王道回帰路線からだいたい6年が経った2004年、「そろそろ更に新しい風を吹き込もう」という、マーベル編集部の目論見の元、『アルティメット・スパイダーマン』をヒットさせていた新世代ライター、ブライアン・マイケル・ベンディスを招いて行ったイベント、『アベンジャーズ:ディスアセンブルド』の完結をもって、『アベンジャーズ』、『キャプテン・アメリカ』、『アイアンマン』、『マイティ・ソー』誌はいったん打ち切られる(『ファンタスティック・フォー』は2003年からの新路線がヒットしてたのでそのまま継続)。

 その後、新『キャプテン・アメリカ』、新『アイアンマン』、新『ソー』そして今回紹介する『ニューアベンジャーズ』が創刊され、それぞれ実力派のライターによる新たな時代が始まることとなる。

 この中で、ベンディスによる『ニューアベンジャーズ』は、2004~2010年までのマーベル・コミックス社のコミック誌の大黒柱として機能し、『シビル・ウォー』、『ハウス・オブ・M』といった、同時期のクロスオーバーとも積極的にストーリーを絡ませ、奥行きのある物語と作品世界を構築していった。

 結果、『ニューアベンジャーズ』は、マーベル・コミックス社の押しも押されぬ大看板タイトルとなる。



▼『ニューアベンジャーズ(vol. 1)』のストーリー&同時期のクロスオーバーの流れ


 こちらはリミテッド・シリーズ『スパイダーマン:ブレイクアウト』#1-5(6-10/2005)。『ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト』の後日談で、同作で脱獄したスーパーヴィランのうち、クロスファイアと仲間たち(マンドリル、コントローラー、ミスター・フィアー、コラプター。いずれも精神操作系の能力者)と、U-フォーズ(『インクレディブル・ハルク』#254(12/1980)で初登場した悪人チーム)とが、とある女性を追跡する過程で騒動を起こし、それをスパイダーマンがどうにか取り押さえる感じの話。ライターはトニー・ベダード。


 続いては『ニューアベンジャーズ』第2巻「ザ・セントリー」。『ニューアベンジャーズ』#7-10(7-10/2005)を収録。「ブレイクアウト」編にて、あのカーネイジを“引きちぎる”と言う無法な活躍で読者に強い印象を残したセントリーのオリジンと、彼の仇敵であるヴォイドの謎に迫る話。

 ちなみにセントリーは、2000年に「マーベル・ナイツ」レーベルから刊行された一連のコミックブックでデビューしたキャラクター(クリエイターはポール・ジェンキンズ&ジェイ・リー+設定協力リック・ヴィーチ)。

 当初は「かのスタン・リーが『ファンタスティック・フォー』以前に創造していた幻のキャラクター、セントリー!」という触れ込みでコミック情報誌やニュースサイトにスクープ記事が載るも、後に「ファンタスティック・フォー以前に活躍していた偉大なる先達」という設定の新規ヒーローが主役のコミック『セントリー』の宣伝のための仕込みだったことが判明。

 やがて刊行されたリミテッド・シリーズ『セントリー』とそのタイイン作は、「何故か人々の記憶から消えていた幻のヒーローが現代で記憶を取り戻し、己の謎を探索する」的なメタな話が展開。最終的にセントリーは、仇敵を倒すため、再び人々の記憶から消える。

 ……が、その4年後、ベンディスに拾われ『ニューアベンジャーズ』のメンバーに加わる。

 上に貼った『セントリー』は、2000年度の「セントリー」イベントで刊行された一連のコミック(リミテッド・シリーズ『セントリー』全5話と、特別号『セントリー:ファンタスティック・フォー』#1、『セントリー:X-MEN』#1、『セントリー:スパイダーマン』#1、『セントリー:ハルク』#1、『セントリーvs.ヴォイド』#1)を収録した単行本。


 でー、時系列的には『ニューアベンジャーズ』#10-11の合間に、2005年のマーベル・コミックス社の大型イベント、『ハウス・オブ・M』(全8号+タイイン)が勃発する。ライターは、ブライアン・マイケル・ベンディス。

 内容的には、「アベンジャーズ・ディスアセンブルド」で狂気に呑まれ暴走したスカーレット・ウィッチをどうすべきか、アベンジャーズとX-MENの間で話し合いがもたれる中、スカーレット・ウィッチの現実改編能力によって、マグニートー麾下のミュータントが地球を支配する世界が誕生してしまう話。
 同作は「マーベル グラフィックノベル・コレクション」では第38号で刊行されてるので、じき取り上げる予定(筆者が飽きてなければ)。

 こちらはヴィレッジブックスから刊行されていた『ハウス・オブ・M』の単行本(の、小学館集英社プロダクションから再版された電子書籍版)。リミテッド・シリーズ全8号を収録。


 第3巻「シークレッツ&ライズ」は、『ニューアベンジャーズ』#11-15(11/2005-3/2006)までを収録。内容はヴィジランテのローニンが日本でニンジャ軍団ハンドとテロ組織ヒドラ絡みの騒動に巻き込まれ、ニューアベンジャーズが救出に向かう「ローニン」編(#11-13)と、スパイダーウーマンにスポットを当てた「シークレッツ&ライズ」編(#14-15)を収録。

 こちらはヴィレッジブックスから出ていた邦訳版第2巻(の、電子書籍版)。『ニューアベンジャーズ』#7-13(「セントリー」編+「ローニン」編)を収録(※オリジナルの『ニューアベンジャーズ』の単行本は、割と各巻で収録話数がマチマチなので、ヴィレッジブックス版では収録するエピソードの構成を変えて、各巻が大体同じ厚さになるようにしてた)。


 第4巻「コレクティブ」。『ニューアベンジャーズ』#16-20(4-8/2006)を収録。『ハウス・オブ・M』の後日談で、「ハウス・オブ・M」事件で失われたミュータントらのパワーが集約されて誕生した超存在「コレクティブ」を巡り、ニューアベンジャーズとシールドが奔走する一方、コレクティブを制止しようとした新生アルファ・フライト(カナダ政府直属のヒーローチーム)が1コマで全滅する感じの話。

 こちらはヴィレッジブックスから刊行された『ニューアベンジャーズ:コレクティブ』(の、以下略)。「シークレッツ&ライズ」編(#14-15)と「コレクティブ」編(#16-20)を収録。


 でー、続く号からは、2006年度の大型クロスオーバー、「シビル・ウォー」とタイインした話が展開されてくのだが、時系列的には、「シビル・ウォー」前に、ワンショット(特別号)『ニューアベンジャーズ:イルミナティ』#1(5/2006)のエピソードが挟まれる(ライターはベンディス)。

 内容的には、地球のヒーローコミュニティでも有数の能力者にして、優れた知性の持ち主ら(アイアンマン、ドクター・ストレンジ、プロフェッサーX、ミスター・ファンタスティック、ブラックボルト、サブマリナー)によって結成された秘密組織「イルミナティ」による謀議を描く。

 彼らは暴走したハルクを宇宙の彼方に追放する一方で(この話は同時期の『ハルク』誌のイベント「プラネット・ハルク」に続く)、アイアンマンが推進を望む「超人登録法」に関しては意見が大きく割れる……的な内容で、「シビル・ウォー」本編に続く。

 上は「シビル・ウォー」のプロローグ的なエピソードを集めた単行本『シビル・ウォー:ロード・トゥ・シビル・ウォー』。
 『ニューアベンジャーズ:イルミナティ』#1に加え、『ファンタスティック・フォー』#536-537(地獄から帰還したドクター・ドゥームが荒野に墜落したソーのハンマーを手に入れようとする話。こっちも参照)、『アメイジング・スパイダーマン』#529-531(アイアンマンとスパイダーマンがワシントンD.C.で「超人登録法」に関する公聴会に参加する話)を収録。


 こちらはヴィレッジブックスから刊行されていた『ロード・トゥ・シビル・ウォー』の邦訳版(の、再版電子書籍)。上の英語版と収録内容は同じ。


 で、『シビル・ウォー』(ライター:マーク・ミラー)。「マーベル グラフィックノベル・コレクション」では第45号に刊行予定。本編は全7号のリミテッド・シリーズで、そこに無数のタイイン・タイトルが絡み、重厚な物語が展開されていく。


 こちらはヴィレッジブックスから刊行された邦訳版(の、電子書籍版)。リミテッド・シリーズ全7話を収録。ヴィレッジブックスは、「シビル・ウォー」のタイイン・タイトルもすべて邦訳版を刊行する、という更なる偉業も達成している(詳細は、こちらのエントリを)。

 で、こちらが『シビル・ウォー』とタイインした第5巻『ニューアベンジャーズ:シビル・ウォー』。『ニューアベンジャーズ』#21-25(8-12/2006)を収録。「ニューアベンジャーズ:ディスアセンブルド」と題し、超人登録法を巡る混乱の中で、キャプテン・アメリカ(#21)、ルーク・ケイジ(#22)、スパイダーウーマン(#23)、セントリー(#24)、アイアンマン(#25)それぞれの去就を描く。


 こちらはヴィレッジブックスから刊行された邦訳版(電子書籍)。『ニューアベンジャーズ』#21-25に加えて、2006年に刊行された『ニューアベンジャーズ』アニュアル#1(6/2006)も収録(ルーク・ケイジとジェシカ・ジョーンズの結婚式が行われてるアベンジャーズ・タワーに、「ブレイクアウト」編に登場したエレーナ・ベロワがリベンジのためにカチ込む話)。

 でー、「シビル・ウォー」事件のラストで、反登録派のキャプテン・アメリカは逮捕され、キャプテン側についたニューアベンジャーズの主要メンバー+αの面々(ルーク・ケイジ、スパイダーマン、ウルヴァリン、スパイダーウーマン、アイアンフィスト、ドクター・ストレンジ)は、登録法推進派のアイアンマン一派と袂を分かち、非登録のヒーロー(お尋ね者)として独自の活動を続けていく。

 他方、逮捕されたキャプテン・アメリカは、裁判所へ護送される途中で暗殺されてしまうのだが、この前後のストーリーの流れは、過去のエントリで大雑把に触れているのでそちらを参照。


 こちらは、第6巻『ニューアベンジャーズ:レボリューション』。『ニューアベンジャーズ』#26-31(1, 4-8/2007)を収録。うち#26(『シビル・ウォー』最終話と同月に刊行)は、「アベンジャーズ:ディスアセンブルド」で死んだはずのホークアイが、ドクター・ストレンジの協力を得て、「自分が蘇った理由」を探る単独話。#27-31は、ニューアベンジャーズが再び日本に赴き、ハンドの首領となったエレクトラと戦う話。

 なお、こないだのエントリでも書いたが、この辺りからドクター・ストレンジがニューアベンジャーズのアドバイザー的な立場となり、チームの拠点もストレンジの私邸サンクタム・サンクトラムに移る。


 こちらはヴィレッジブックスから刊行されていた『ニューアベンジャーズ:レボリューション』。収録作品は原書と同じく#26-31。


 また『シビル・ウォー』完結の翌月、ベンディスは新リミテッド・シリーズ『ニューアベンジャーズ:イルミナティ(vol. 2)』全5号(2-3, 7, 9/2007, 1/2008)も送り出していく。こちらでは『シビル・ウォー』以前から現代まで、イルミナティの面々が密かに地球防衛のために活動していたエピソードが描かれ、作品世界を拡張すると共に、最終話では来たる大型クロスオーバー、『シークレット・インベージョン』への伏線も張られた。


 こちらがその単行本。リミテッド・シリーズ全5話を収録。


 当然のように、このリミテッド・シリーズも、ヴィレッジブックスから刊行されていた。収録内容は原書と同じ。


 一方、ニューアベンジャーズから分かれたアイアンマン一派は、新メンバーを加えた陣容(アイアンマン、ミズ・マーベル、セントリー、ワンダーマン、ブラック・ウィドー、軍神アレス、ワスプ)で、彼ら版のアベンジャーズを創設。その冒険は、新タイトル『マイティ・アベンジャーズ』で描かれることとなる(こっちもライターはベンディス。働き過ぎだ)。


 上は『マイティ・アベンジャーズ』第1巻、「ウルトロン・イニシアティブ」。『マイティ・アベンジャーズ』#1-6(5/2007-2/2008)を収録。タイトル通り、アベンジャーズの仇敵ウルトロンが復活を遂げ、アイアンマンらと戦う(なお「マーベル グラフィックノベル・コレクション」では『マイティ・アベンジャーズ』は一切ラインアップされていない)。

※ちなみに、タイトル的には「ニューアベンジャーズ」「マイティ・アベンジャーズ」と冠されてはいるが、作中ではどちらのチームも単に「アベンジャーズ」を名乗っている。


 こちらはヴィレッジブックスから刊行されていた『マイティ・アベンジャーズ』の第1巻。ヴィレッジ版『マイティ・アベンジャーズ』誌は、ベンディス担当話の#1-20までをまとめた単行本を刊行していた(原書では4巻分だったのを、3、4巻を1まとめにして全3巻で刊行)。



 更にこれらと同時期には、超人登録法に署名した若き超人たちが所属するヒーロー訓練校を舞台とした、『アベンジャーズ:イニシアティブ』誌も創刊されている。こちらはさすがにベンディスは手掛けず、じき『アメイジング・スパイダーマン』誌で名を馳せるダン・スロットがメインライターを務めた(#20まで)。

 『アベンジャーズ:イニシアティブ』第1巻「ベーシック・トレーニング」。#1-6(6-11/2007)を収録。なおヴィレッジブックスは『イニシアティブ』は翻訳していない(ベンディスが書いてないので)。


 第7巻、『ニューアベンジャーズ:トラスト』。『ニューアベンジャーズ』#32-37(9/2007-2/2008)+『ニューアベンジャーズ』アニュアル#2(2/2008)の全7号にかけて展開された「トラスト」編を丸々収録。

 前巻ラストで、「ヒーローコミュニティ内に、変身能力を持ったスクラル人が潜入している」という嫌な事実に気づいたニューアベンジャーズの面々が、一旦、バラけてそれぞれの日常生活を取り戻すのに専念するが、その一方でフッド率いるスーパーヴィラン軍団(メンバーの多くは「ブレイクアウト」編で脱走したヴィラン)が暗躍を開始したり、『マイティ・アベンジャーズ』誌の方で勃発した「ヴェノム・ボム」事件の影響で、ニューアベンジャーズの面々がヴェノム・シンビオートに寄生されたりして、まあ、大変なことになるぜ的な話。

 ちなみにフッドは、2002年にMAXレーベル(要は成年向け)で刊行されたリミテッド・シリーズ『ザ・フッド』#1-6(7-12/2002)にて初登場したキャラクター。ケチなチンピラ、パーカー・ロビンズが、謎の妖魔を射殺し、そのマント(フード、フッド)とブーツを手に入れたことで、透明、浮遊などの超自然のパワーを身に着けたけど、これからどうしよう的な話。ライターはブライアン・K・ヴォーン。

 こちらは2008年のイベント「ダーク・レイン」合わせで刊行された単行本『ダーク・レイン:ザ・フッド』。リミテッド・シリーズ全6号と、特別号『ダーク・レイン:ザ・キャバル』(6/2009)に掲載された短編を収録。


 その後フッドは、2006年に刊行されたマイナーなリミテッド・シリーズ『ビヨンド!』#1-6(7-12/2006)で、謎の異星人にアブダクトされた雑多なヒーロー、ヴィランの一人として再登場した後、しばらくくすぶっていたものの、ベンディスに『ニューアベンジャーズ』誌の仇敵として起用され、一気にメジャーなスーパーヴィランの仲間入りをする。

 上は『ビヨンド!』#1の電子書籍版。なお本作は、当時紙の単行本は出たけど、単行本自体の電子書籍化はされてないみたい。


 こっちはヴィレッジブックスから刊行されてた『ニューアベンジャーズ:トラスト』の単行本。収録内容は原書と同じ。


 こっちは『マイティ・アベンジャーズ』第2巻「ベノム・ボム」(※この本が刊行された時点では、ヴィレッジブックスは「Venom」を「ベノム」とカナ表記していた)。『マイティ・アベンジャーズ』#7-11(3-5/2008)を収録。前半はニューヨーク市街にシンビオートの群れが解き放たれる「ヴェノム・ボム」事件(ニューアベンジャーズもゲスト出演)、後半ではこの事件に関与してたドクター・ドゥームとマイティ・アベンジャーズとの対立が描かれる。

 で、その後『ニューアベンジャーズ』誌は、2008年度の大型クロスオーバー、『シークレット・インベージョン』#1-8(6/2008–1/2009、ライターはベンディス)とタイインした話を展開していく。

 第8巻、『ニューアベンジャーズ:シークレット・インベージョン (Book 1)』。一連の『シークレット・インベージョン』とタイインした号を取りまとめた単行本の1巻目(全2巻)で、『ニューアベンジャーズ』#38-42(4-8/2008)を収録。
 #38, 39は、それぞれルーク・ケイジ、エコーが主役の読み切りで、ルーク・ケイジが超人登録法に登録した奥さん(ジェシカ・ジョーンズ)とケンカしたり、エコーが自身に化けたスクラル人と戦ったりする、「前哨戦」な話。
 #40(6/2008)からは、『シークレット・インベージョン』と本格的にタイインした、「シークレット・インベージョン」編全8話が開始。今巻に収録されている#40と#42は過去篇、#41は『シークレット・インベージョン』#1あたりのエピソードをニューアベンジャーズ視点で描いたもの。


 で、『ニューアベンジャーズ』#40と同月には、『シークレット・インベージョン』#1が刊行され、ここから一気に『シークレット・インベージョン』本編+『ニューアベンジャーズ』&『マイティ・アベンジャーズ』という、ベンディスが脚本を手掛ける3誌を核にした怒涛のクロスオーバー展開が幕を開ける。

 こちらは『シークレット・インベージョン』の単行本。リミテッド・シリーズ全8号を収録。地球のヒーロー/ヴィランのコミュニティに潜伏していた、変身宇宙人スクラルの地球侵攻にヒーロー、ヴィランらか立ち向かう。まあ、詳細は「マーベル グラフィックノベル・コレクション」第69号『シークレット・インベージョン』のエントリででも。


 第9巻『ニューアベンジャーズ:シークレット・インベージョン (Book2)』は、「シークレット・インベージョン」編の残りである『ニューアベンジャーズ』#43-47(9/2008-1/2009)を収録。
 #43は同時期の『シークレット・インベージョン』の物語とリンクした話で、続く#44、45、46、47はそれぞれ主人公の異なる過去篇。#47のラストでルーク・ケイジとジェシカ・ジョーンズの娘がスクラル人に誘拐されるという事態が勃発する。


 こちらはヴィレッジブックスから刊行されていた『ニューアベンジャーズ:シークレット・インベージョン』の単行本。原書の単行本2冊分を1まとめにした厚めの単行本。『ニューアベンジャーズ』#38-47を収録。


 こちらはヴィレッジブックス版『マイティ・アベンジャーズ』第3巻、タイトル通り『シークレット・インベージョン』とタイインした『マイティ・アベンジャーズ』#12-20を収録。
 なお、今巻にはマイティ・アベンジャーズはほとんど登場せず、#12-13がニック・フューリー、#14がセントリー、#15と#20がイエロージャケット(ハンク・ピム)、#16がエレクトラ、#17がスクラル・イエロージャケット、#18がニック・フューリー&シークレット・ウォリアーズ、#19がマーベルボーイ(ノー=ヴァー)&スクラル・キャプテン・マーベル……といった具合に、別個のヒーローらがをそれぞれ主役となり、彼らがスクラルの侵略活動に気づいて対抗策を練ったり、気づいたもののスクラルに拉致されてしまったり……といった過去のエピソードが語られていく。


 でー、「シークレット・インベージョン」事件の結果、シールド司令官にして登録派の筆頭であるトニー・スターク(アイアンマン)は、スクラル人の侵略を防げなかったために失脚。代わりに、スクラル人打倒に貢献したノーマン・オズボーン(元グリーンゴブリン)が、スタークに代わるヒーロー・コミュニティの顔役かつ、新たな政府特務部隊ハンマーの司令官の座に就く。

 でー、元ヴィランがヒーロー・コミュニティを牛耳ると言う、未曽有の暗黒期の到来を受けて、マーベルの各コミックでは、「ダーク・レイン(暗黒の治世)」展開が幕を開ける。――具体的には、この時期に刊行されるオンゴーイング・シリーズ各誌の表紙に「ダークレイン」のロゴが冠され、オズボーンによる支配下で、各ヒーローらが苦悩する内容の話が語られていく(『シークレット・インベージョン』の様に、一本筋の通った話を語るのではなく、各コミック誌で「コミュニティ全体の雰囲気」を語ることが目的のイベント)。


 上は第10巻『ニューアベンジャーズ:パワー』。「ダーク・レイン」編全7話(#48-54)の最初の3話、#48-50(2-4/2009)を収録(少ない)。
 『シークレット・インベージョン』後、新キャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ)、スパイダーウーマン、モッキンバード、ミズ・マーベルらがニューアベンジャーズに合流。一方、ルーク・ケイジは、オズボーンに恭順するふりをして、彼の情報網を活用し、スクラルに誘拐された娘を取り戻すことに成功する。
 他方オズボーンは、自身の配下の新生アベンジャーズ(ダークアベンジャーズ)や、フッド率いるヴィラン軍団を利用し、アベンジャーズ殲滅を目論む……という、今後の展開のセットアップ。


 他方、この「ダーク・レイン」展開に合わせて、ノーマン・オズボーンが創設した、新生アベンジャーズ(その正体は変装したスーパーヴィランによるチーム)が主役を務める『ダークアベンジャーズ』#1(3/2009)が創刊されている。なおこっちもライターはブライアン・マイケル・ベンディス。

※こっちのチームも、作中では「アベンジャーズ」を名乗っており、わざわざダークアベンジャーズを名乗ったりはしない。

 ちなみにベンディスは『マイティ・アベンジャーズ』誌のライターを#20(2/2009)で降り、『ダークアベンジャーズ』誌に移動している(なのでヴィレッジの『マイティ・アベンジャーズ』の邦訳は#20までで終わってる)。でもって『マイティ・アベンジャーズ』#21からは、『アベンジャーズ:イニシアティブ』誌のライターを#19(2/2009)で降りたダン・スロットが担当。また『イニシアティブ』誌は、同誌の#8-19までをスロットと共著していたクリストス・N・ゲージが(#13はゲージ単著)、#20から単独でライターとなる。


 こちらは『ダークアベンジャーズ:アセンブル』(全5巻中の第1巻)。『ダークアベンジャーズ』#1-6(3-8/2009)を収録。ダークアベンジャーズについては、多分、「マーベル グラフィックノベル・コレクション」」第73号『サンダーボルツ:フェイス・イン・モンスターズ』で話すと思う(多分)。


 ちなみにヴィレッジブックスからは『ダークアベンジャーズ』の単行本が3冊刊行されていた(「ダーク・レイン」~『シージ』までの話を収録)。上はその第1巻で、原書と同じく『ダークアベンジャーズ』#1-6を収録。

 続く『ダークアベンジャーズ』#7-8は、当時の『X-MEN』誌とクロスオーバーした「ユートピア」編で、サンフランシスコ市で起きた反ミュータントの暴動をきっかけに、X-MENとダークアベンジャーズが対立する話。
 上はヴィレッジブックスから刊行されていた単行本(電子書籍版)で、「ユートピア」編の全エピソード(『ダークアベンジャーズ/アンキャニィX-MEN:ユートピア』#1、『ダークアベンジャーズ/アンキャニィX-MEN:エクソダス』#1、『アンキャニィX-MEN』#513-514、『ダークアベンジャーズ』#7-8)を収録。


 こちらは続刊『ダークアベンジャーズ:モレキュールマン』。謎の失踪事件の調査に赴いたダークアベンジャーズが、意志の力で万物を精製できるモレキュールマンと遭遇する話。『ダークアベンジャーズ』#9-12を収録。


 また、この時期には、スピンオフのリミテッド・シリーズ『ニューアベンジャーズ:ザ・リユニオン』#1-4(5-8/2009)が刊行されている(ライターはジム・マッキャン)。内容は、『シークレット・インベージョン』で生存が判明したモッキンバード(ボビー・モース)が、元夫のローニン(クリント・バートン)と共に、ダーク・レインで調子に乗る悪党らと戦い、やがてニューアベンジャーズに合流する話。

 上は『アベンジャーズ:ザ・リユニオン』の単話版電子書籍。『ザ・リユニオン』は、当時ハードカバー&ソフトカバー版単行本は出てたのだが、これらは電子書籍化されてない模様。

 なおモッキンバードは、1993年の『アベンジャーズ・ウェスト・コースト』#100(11/1993)記念号で、妖魔メフィストに殺されてたのだが、『シークレット・インベージョン』を受けて、「あの時に死んだのはスクラル人が化けてた偽物だった」ということになった。


 次は第11巻、『ニューアベンジャーズ:サーチ・フォー・ザ・ソーサラー・スプリーム』。「ダーク・レイン」編の後半、#51-54(5-8/2009)を収録。
 ここ近年の地球でのゴタゴタで、「ソーサラー・スプリーム」の称号を返上していたドクター・ストレンジが、新たなソーサラー・スプリームを見つけようとするも、フッドに襲われて重傷を負い、ニューアベンジャーズの援助を求める……的な話。

 第12巻、『ニューアベンジャーズ:パワーロス』。#55-60(9/2009-2/2010)を収録。引き続き、「ダーク・レイン」とタイインした話。ニューアベンジャーズの面々の超能力を無効化する方法を手にしたフッドとヴィラン軍団、それにダークアベンジャーズがニューアベンジャーズに襲いかかる。


 こちらはヴィレッジブックスから刊行されていた『ニューアベンジャーズ:ダークレイン』。#48-54(「ダーク・レイン」編)と、ノーマン・オズボーンがフッドやドクター・ドゥーム、サブマリナー、エマ・フロストらに共闘を持ちかける特別号『シークレット・インベージョン:ダーク・レイン』#1(2/2009)を収録。

 こちらは続刊の『ニューアベンジャーズ:パワーロス』邦訳版。『ニューアベンジャーズ』#55-60を収録。


 さて、『ニューアベンジャーズ』#60(2/2010)で、「ダークレイン」とのタイインは終了。この翌月(カバーデート 3/2010)から、2010年度の大型クロスオーバー・イベント、『シージ』(ライター:ブライアン・マイケル・ベンディス。全4号と、これまでの大型イベントに比べて短め)がスタートし、『ニューアベンジャーズ』誌では、同イベントと密接にタイインしたイシューが刊行される流れとなる。


 こちらは『シージ』単行本。リミテッド・シリーズ全4号(3-6/2010)と、ノーマン・オズボーンと同盟を結ぶ悪人たちが「シージ」を前にそれぞれの立ち位置を決める特別号『シージ:キャバル』#1を収録。
 内容的には、ヒーロー・コミュニティの実権を握り、調子に乗ったノーマン・オズボーンが、オクラホマ州に再建されたアスガルドを占拠すべく、悪人軍団を率いて包囲戦(siege)を敢行。これに対し、ソー(ちょっと前に復活)、キャプテン・アメリカ(ちょっと前に生き返った)、アイアンマン(『シークレット・インベージョン』以来、逃亡生活を送った末に死にかけてたが、どうにか回復)の「復活ビッグ3」を筆頭に、ニューアベンジャーズや、「シークレット・ウォー」(これもライターはベンディス)以来、潜伏していたニック・フューリー率いるシークレット・ウォリアーズ、ヤング・アベンジャーズといったヒーローらが集結して、決戦を挑む。で、色々あってオズボーンはブン殴られ、オズボーンの切り札だったセントリーも死ぬ……と言った具合。
 詳細は、まあ、「マーベル グラフィックノベル・コレクション」第79号『シージ』のエントリで語る。

 要するにこのイベントは、『ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト』で幕を開け、ヒーローらの内部分裂と、新たな悪人軍団の台頭、そしてノーマン・オズボーンによる権力の簒奪で暗黒時代を迎えていたマーベル・ユニバースに、オリジナルのキャプテン・アメリカ、ソー、アイアンマンが帰還し、ノーマン・オズボーンというラスボスを倒して、ヒーローの時代を快復させるという、絵に描いたようなクライマックスの話である。

 でー、この『シージ』とのタイインをもって、『ニューアベンジャーズ』誌も、ひとまずの大団円を迎え、一旦、休刊することとなる。


 こちらは第13巻にして最終巻、『シージ:ニューアベンジャーズ』。

 収録作品は、

・『ダーク・レイン:ザ・リスト―アベンジャーズ』#1(11/2009):ノーマン・オズボーンの悪行に怒るホークアイが、オズボーンを暗殺しようとする話。

・『ニューアベンジャーズ』アニュアル#3(2/2010):オズボーンに囚われたホークアイを救出するため、ジェシカ・ジョーンズ、モッキンバードら女性陣が奮戦する話。ラストにキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)が電撃合流し、「シージ」に続く。

・『ニューアベンジャーズ』#61-64(3-6/2010):『シージ』タイイン。#64がシリーズ最終号。

・『ニューアベンジャーズ:フィナーレ』#1(6/2010):#64と同月に刊行された特別号。フッド率いる悪人軍団との最終決戦。


 こちらはヴィレッジブックスから刊行されていた『ニューアベンジャーズ:シージ』。収録内容は原書と同じ。


 こっちは『シージ』とタイインした『ダークアベンジャーズ』#13-16と、同アニュアル#1を収録した『ダークアベンジャーズ:シージ』の邦訳単行本。『ニューアベンジャーズ』の頃からフラフラしてたセントリーが、遂に自身の真のオリジンを知って暴走し、ダークアベンジャーズがトバッチリを受け、最終的に『シージ』本編で敗北するまでの話。


 で、『シージ』完結の翌月から、マーベルは間を開けずに新イベント「ヒロイック・エイジ」をスタートする。

 これは、「ダーク・レイン」と同コンセプトのイベントで、ノーマン・オズボーンが倒れ、新たな“ヒーローの時代”が幕を開ける中、それぞれのヒーローたちの新たな歩みを描いていく姿が、「ヒロイック・エイジ」のロゴを冠された各オンゴーイング・シリーズやリミテッド・シリーズで描かれていく(やはり一貫したストーリーはなく、新たな状況下のヒーローらを活写することがテーマ)。

 でー、この「ヒロイック・エイジ」イベントの一環として、

・『アベンジャーズ』#1(7/2010、ライターはブライアン・マイケル・ベンディス)

・『シークレット・アベンジャーズ』#1(7/2010、ライターはエド・ブルベイカー)

・『ニューアベンジャーズ(vol. 2)』#(8/2010、ライターは引き続きブライアン・マイケル・ベンディス)

 の、『アベンジャーズ』関連3誌が新創刊され、この後もしばらくはベンディス主導の『アベンジャーズ』関連誌がマーベル・ユニバースの物語の柱となっていくのだった。

 ベンディスの書く、本家『アベンジャーズ』は、キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)、アイアンマン、ソーのビッグ3プラス、スパイダーマン、ウルヴァリン他の人気キャラクターが集結。

 ベンディスが引き続き書く、元祖『ニューアベンジャーズ』は、ルーク・ケイジ、スパイダーマン、ウルヴァリン、ホークアイ/ローニン、モッキンバードといった前シリーズのメンバーに加え、シング、ミズ・マーベル、アイアンフィスト、キャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ)らが参加。

 『シークレット・アベンジャーズ』は、コマンダー・スティーブ・ロジャースの指揮下の特務部隊で、シャロン・カーター、ブラック・ウィドー、アントマン(エリック・オグレディ)、ウォーマシーン、ムーンナイト、ヴァルキリー、ビーストと、どちらかというとヴィジランテやスパイ寄りのキャラクターが参加。


 あと『ニューアベンジャーズ(vol. 1)』のもう一つのエピローグとして、「アベンジャーズ」のビッグ3(キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソー)が、なんか異世界で事件に巻き込まれた末に仲直りする『アベンジャーズ・プライム』って作品も存在するが(ライターはブライアン・マイケル・ベンディス)、この作品に関しては、「マーベル グラフィックノベル・コレクション」第81号、『アベンジャーズ・プライム』のエントリで話す。


 ちなみに今回は、『ニューアベンジャーズ』連載当時に刊行されていた単行本をベースにストーリーを紹介したが、その後マーベルからは、再編集版の単行本がいくつか刊行されており、今から原書で『ニューアベンジャーズ』を読んでくならば、そちらの単行本を買った方が良い。

 こちらは2017年に刊行開始された『ニューアベンジャーズ・バイ・ブライアン・マイケル・ベンディス:ザ・コンプリート・コレクション』シリーズの第1巻(全7巻)。
 『アベンジャーズ:ディスアセンブルド』~『ニューアベンジャーズ(vol. 1)』、『ニューアベンジャーズ(vol. 2)』と、ベンディスが手がけた『アベンジャーズ』関連のオンゴーイング全号を収録した上、『ニューアベンジャーズ:イルミナティ』等のリミテッド・シリーズや、同時期にベンディスが手がけた『ジャイアントサイズ・スパイダーウーマン』他のタイトルを網羅しており、オリジナルの単行本よりも断然内容が充実している。

※ただし、『スパイダーマン:ブレイクアウト』や『ニューアベンジャーズ:ザ・リユニオン』などの、“ベンディスが書いてない”『ニューアベンジャーズ』関連タイトルは収録されてない。


 一方こちらは2023年から刊行が始まった『ニューアベンジャーズ・モダン・エラ・エピック・コレクション』シリーズの第1巻(既刊3巻。年1冊出る感じ)。ぶっちゃけ、内容的には上の『コンプリート・コレクション』と同じ(今のところ各巻の収録内容・頁数まで同じ)なので、『コンプリート・コレクション』で良くね? と思う。


 こっちは、2012年に刊行された、『ニューアベンジャーズ・オムニバス』第1巻。こちらは『アベンジャーズ:ディスアセンブルド』~『ニューアベンジャーズ(vol. 1)』#1-31と関連タイトルを収録してるが、何故か続巻が出てない(2025年1月に第2刷が出たので、もしかすると来年に第2巻が出る……かも……しれない)。

 結論としては「今読むなら『コンプリート・コレクション』で」という感じ。てか、再版されたヴィレッジブックス版読めばいんじゃね? という気もするが。

 以上。
  
  

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