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休職中の日記なのかエッセイなのか 2025.4.2-学級目標-

 起床し、育てているガジュマルに水をやる。名前は、がじゅまる夢斗。中日ドラゴンズのドラフト1位ルーキー「金丸夢斗」投手への期待も込め、私が名付けた。ちゃんと育っているのかは分からないが、必死に上を向いているような気がする。
 小学校3年生のときの学級目標は、「向上心」。小学校のとき、しかも低学年のときの学級目標など、覚えている人はいないに等しいだろう。なぜ私がこのようなことを覚えているのかというと、小学校3年生は、私の人生のターニングポイントとなったからである。
 私は小学校3年生のときに、初めて東京ディズニーランドへ行った。父がある日突然提案したのだ。理由を聞くと、パチンコで大儲けしたとのことだった。真偽はさておき、私はとても興奮し、その日が待ち遠しかった。家族会議を行い、金曜夕方に出発して千葉県のホテルに泊まり、翌日1日遊んで帰るというスケジュールに決まった。
 実は、私の人生のターニングポイントは、東京ディズニーランドではなく、その道中にあった。当日、高速道路を飛ばし、東京都内に入ると、そこには華やかで、煌びやかな光景が広がっていた。乱立するマンションやビル群。そして、堂々と佇む「BOSS」の広告。これが東京か。私はしばらくの間、車窓から「東京」というものを、口をあんぐりさせながら見上げていた。
 ホテルの客室に到着しても、なんだか心と体がふわふわしていた。その日放送されていた、金曜ロードショー「オペラ座の怪人」の内容など、これっぽっちも頭には入らなかったし、今でもどのような話なのかは分からない。
 翌日、夢の国で1日遊んだが、私にとっては車窓から見た「東京」の方がよっぽど夢の国だと感じた。月曜日、教室へ入ると、黒板の上に掲げられている「向上心」の三文字。私の中で何かが動き出した。
 向上心を持ち、これまで生きてきた自負がある。だからこそ、ここまで到達することができたし、これからも上を目指して頑張っていきたい気持ちはある。しかし、今は一旦抽斗の奥にしまっておくことにする。

今日の1曲 東京ハチミツオーケストラ/チャットモンチー

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