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なんか良い感じ | 仲間と宇宙

昨晩、同業種の他職場の方々との交流会を行なった。
交流会といっても、別に大規模なものではない。
テーブルを1つ予約すれば十分に座れる人数で、食事をした。
会場は、私のホーム。
つまり、私の住む地域で行われた。

予約時間を前にして、準備万端の会場入り。
オフィシャルな場では無いから、飲みながら待とうと考えた。
あらかじめ、食事をある程度注文しておいた。

そんなとき、ふと周囲を見渡してみると、元同僚が一人で食事をしていた。
たまに姿を見かけるが、まだ予定時刻まで時間があるし、話に行こうと思った。
勝手に、隣の席へ座り込む。

彼は、様々な経験を経て、現在は農業を経営している。
チャレンジ精神旺盛で、気さくで、私のロールモデルと言ってもいいかもしれない。

彼のキャリアの一つに、教育がある。
そしてこれまで、アイスホッケーを子どもたちに教えてきた。
また最近は、学校と連携して田植えの体験授業を提供している。
その中で、教育というものの成果の見えにくさと、それが現れる時間の長さという話をしていたが、つい先日、
「今まで、やってきてよかった」
「結果として、自分のためにやってきたんだ」
と感じる機会があったそうだ。

つまり、誰かのために奉仕していると思っていたことが、実は巡り巡って、「なんかいい感じ」で自分に還ってくるという実感。

ーーーーー

そんなこんなで会話が弾んでいたところ、ようやくみんなが到着した。
予約の時刻から、30分以上は過ぎていただろうか。
そんなに過ぎているとは気がつかないくらい、あっという間だった。
なんと、一人の車のタイヤがパンクし、それを残りの二人で助けに行ったそうだ。
よりによって、このタイミングで!
なんという巡り合わせだろうか。

パンクした地点が、どうやらタイヤ屋の近くだったらしく、かなりスピーディーに対応できたそうである。
到着した二人は、特に何もすることもない状態。
でも二人は、きっとそうだろうと想像しながら、あえて向かったそうだ。
そこに三人とも悲壮感はなく、和気あいあいとポジティブに、ネガティブな事象に対応した。

そんな話を、みんなで聞かせてくれた。

するとそこへ、元同僚から私たちへアイスの差し入れがあった。
「これって、あちらの席の方からですってやつですか!?」
「こんな経験、初めてっ!!」
と喜ぶ仲間の姿が♫

お礼をしようと思ったら、どうやら会計の際に注文し、もう帰ってしまっていた。
なんという粋な計らい。

そんなとき、ある一人が『宇宙』について語り出した。
いろいろ話を聞くと、どうやら仏教哲学的なことを言っているように私は聞こえた。
今日という時間が、不思議な巡り合わせの中で、「なんかいい感じ」の方向へ流れていく感覚。
彼はそれを『宇宙』という言葉で表現してくれたのだと思う。

あっという間に時が流れ、閉店の時刻となった。

ーーーーー
四人それぞれには、それぞれの人生があった。
それぞれが感じる辛さの中で、それでもなんとか乗り越えてきた。
考え方を変えたり、環境そのものを変えたり。
そこには様々な工夫があった。

そんなことを、みんなが包み隠さず語ってくれた。

「なんかいい感じ」

あえて定義はしない。
それぞれが見えない何かを信じ、良い生き方を積み重ねてきた結果が、巡り巡って今日という時間につながっている。

彼が言いたかった『宇宙』とは、きっとこんな世界の見方なんだろう。
「人と人との縁や巡り合わせを信じられる感覚」。

それは、見えない力ではなく、
「良い生き方は、巡り巡って自分に返ってくる」
そう信じることができる認識なのかもしれない。


ヘッダーは、

タカトシ|徒然日記|ライフメモリーさんの作品を使わせていただきました!

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