【職場の発達障害】 読書#150
みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。
自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
今回は、平たく言えば人間関係についてです。
昨今、その存在が知られてきている「発達障害」を学びます。
ヘッダーは、ななさんの作品を使わせていただきました!
ありがとうございます!!
目次
基本情報
岩波 明 (著)
PHP研究所 出版
2023年10月9日 第1刷発行
全230ページ
読書所要期間7日
本書も、バリューブックスさんで購入しました!!
私が本書に出会うきっかけ
特に現代においては、本当に多様な方が世の中にいらっしゃる。
正確には、様々な性質があるということが医学的・文化的など多様な観点から発見されてきたということだろう。
これまで一様に立ち居振る舞わなければならない社会から、少しずつ脱却してきた証だと私は思っている。
しかしながら、まだまだ社会には「普通」があり「当たり前」が蔓延る。
そこからはみ出す者には、違和感を感じてしまう。
ともすれば、攻撃の対象ともなりうるだろう。
そんな違和感の背景の一つに、こうした障がいがあるのかもしれないと私は思っている。
その辺を少しでも知ることで、もう少し周囲の人々と分かり合うことができないかと考えていた。
私が思う、この本の本質
「発達障害」に対する認識は、以前と比較すれば随分と高まってきたものと考えている。
しかし、まだまだ誤解・個人の感覚に依るところが大きいのもまた事実であろうと思う。
そうした中で、少しでも共通認識の部分をゆっくりと広げてゆき、自らの、あるいは他者の特性を自覚し、理解し、それに対する方策を考えるための具体的なノウハウと事例を提供してくれるものである。
私が感じたこと
ADHD
「感じたこと」というよりも、「前提」や「本書の内容」といった意味合いになってしまうかもしれないが、ここでは本書に示される発達障害の一種であるADHDの特徴などについて整理することとしたい。
最もわかりやすかったのは、本書P55からになる。
主な部分を抜粋すると次のようになる。
注意や集中が続かず、ケアレスミスが多い
物を無くしたり、置き忘れたりする
片付けが苦手
段取りが下手で、先延ばしにする
指示などをすぐに忘れる
約束を守れない
落ち着きがない
一方的なおしゃべりや、不用意な発言
感情が昂りやすく、イライラしやすい
衝動買いをし、金銭管理が苦手
上の6つの点が『不注意』に関する症状、下の4つが『多動・衝動性』に関する症状である。
一昔前は、これらをそれぞれ『AD』と『HD』に区切っていたような気がするが、現在ではひとまとまりになっているようである。
有症率については、データによってバラツキがある様だが、
・最低でも成人の2〜3%、
・あるいは、人口の5%以上
といったデータもある様だ。
人口の5%以上だと、仮に40人のクラスに2人以上いるということになる。
なかなかの比率である様に感じるのと同時に、意外と不思議でもない数字という感覚もある。
多くは、就職してから様々なカベにぶち当たる方が多いようだ。
また、うつ状態がADHDから副次的・二次的に発生する事例もあるとのことである。
ASD
こちらは、日本語で言えば『自閉症スペクトラム障害』となる様である。
以前、『アスペルガー症候群』や『自閉症』などと言われていたものがこれに統合された様である。
主な症状としては、
対人関係の持続的な障害
限定され、反復的な行動、興味、活動
ということだそうだ。
これはつまり、
対人関係が苦手
場の空気が読めない
こだわりが強い
と著者は言い換えている。
有症率は本書には書かれていなかったので、Geminiさんに聞いてみた。
日本のASDの有症率
日本の5歳児を対象とした最新の調査では、**約3.2%**という報告があります。これは、およそ100人に3~4人がASDであることを示しています。
世界のASDの有症率
アメリカでは、過去10年でASDと診断される子どもの割合が大幅に増加し、最新の統計では36人に1人という報告もあります。他の国々でも、同様の傾向が見られます。
むすびに(まとめ)
今回は、本の要約、あるいは症状の伝達のようなスタンスで書いてしまった。
しかし、発達障害と言われるものにはどういった種類があり、どういった傾向があるのかについて、少しでも多くの方に知ってもらいたいという勝手な使命感から、あえてそうさせていただた。
注意したいのは、周囲の人々を思い浮かべ「あの人は当てはまる、あの人は当てはまらない」とラベリングすることを推奨するために症状を理解するということでは ”ない” ということ。
私がこの記事で最も目指したいことは、〈本質〉にも書いた通り、
「有症者自身や、信頼できる周囲の人々の本症への理解を深めること」
つまり、
個人一人ひとりがこれに対する理解を深めること
有症を自覚する方も、自身の傾向をしっかりと把握すること
有症者が周囲にいる場合は、その方と向き合う糸口をしっかり考えること
が重要だと私は考えている。
レッテルを貼って、バカにすることは決してあってはいけない。
有症者からみれば、価値観の違う無症者の方が有症なのかもしれない。
というか、一人ひとり価値観が違う、考え方が違う、合わない部分があるという点では、そもそも無症状はありえないといっても良いのかもしれない。
症状を理解するということは、その方の個性を知るということであり、それを踏まえて私の個性とどう調和させるか。
仮に調和が難しければ、どう互いに違和感のないところで棲み分けができるのか。
それを互いに考えるために、必要なことなのだと私は思っている。
本書では、症状の理解のみならず、その治療法やニューロダイバーシティという概念についても説明されています。
より深くお知りになりたい方は、ぜひご覧いただければと思います。
本日も、ご覧いただきありがとうございました!!
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