【冒険する組織のつくりかた】 読書#163
みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。
自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
今回は、組織論です。
とてもワクワクするタイトルですね!
ヘッダーは、TAKEO SUZUKIさんの作品を使わせていただきました!
ありがとうございます!!
目次
基本情報
安斎 友樹 (著)
クオリア 出版
2025年1月26日 第1刷発行
全448ページ
読書所要期間9日
本書は、バリューブックスさんで購入していません!!
私が本書に出会うきっかけ
以前、頑張っている知人のために、初のPR記事をnoteで書いた。
その知人、いや、もはや友人と言って良いその方は、この学校で様々な取り組みを展開している。
先日、この学校で、人気番組を数々手掛けてきた放送作家さんの公開授業があり、参加してきた。
この取り組みの背景にいるもの、おそらくこの友人。
授業中、子どもたちの会話の中で、この知人の名前が出てきたのを聞いた。
「◯◯なら、きっと聞いてくれそう」
的な。
〇〇は、その友人の名前。
こっちにきてからまだ半年足らずで、もうここまで子どもたちに信頼されているんだなぁと感心した。
その方が、おもむろに私のところへやってきた。
本書を携えて。
「ぜひ、感想を聞かせてほしい。」
そう言って、置いていった。
彼はこれまで、学校のスタートアップをやってきた。
そんな彼が貸してくれた、刺激的タイトルの本書。
しかも私は、組織論的なものが大好物の分野。
でも、意外と久しぶりに読むかもしれないこの分野。
「いっちょ、読んでみっか♪」
目の前に広がるたくさんの積読を押しのけ、最優先で読むことにした。
私が思う、この本の本質
タイトルが、本書の本質をそのまま現している。
要するに、会社中心のキャリア観だったこれまでの働き方スタイル・マインドセットから脱却し、その人の人生・生き様にフォーカスしたキャリア観へ移行を促すものである。
言い換えれば、従来の、まるで軍隊で働くような、何か目に見えないものに統制される仕事から抜け出して、これまで道具的に扱われてきた仲間たちと共に協力しながら、自分なりの目的に向かって能力を発揮して進んでいく、まさに冒険のような世界観へアップデートしようとする。
一人ひとりが、その組織の中で自分を追求する。
それが結果として、組織のためになり、世の中のためになる。
そんな、自分探しと自分づくりができる職場のつくり方。
そのメソッドとなる一冊と言えるだろう。
私が感じたこと
仕事をしながら学生になった理由
私は30歳くらいから、今の組織に所属しながら、通信ではあるが大学に通った。
その理由は、所属する組織文化を変えたかったから。
本書では、エックス軸に(+)柔軟性(−)統率性をとり、ワイ軸で(+)外部志向(−)内部志向をとる四象限で文化の傾向を表している。
その(−)×(−)の象限は、「官僚的文化」とされており、私の組織はまさにここに当てはまるから、なんとか変えたいと考えてきた。
この対極にある(+)×(+)象限が、「冒険的文化」とされる。
ここで言う冒険とは、
「リスクをとって、一か八かの命や大金を掛けた危ない橋を渡る、カイジやイカゲーム的世界観・文化観では”ない”」ということ。
「自己表現」と「社会への貢献」に向けた探究活動のようなものが、冒険だと著者は指摘する。
私も、大いにこれに共感するところだ。
なぜならこれらは、日本の教育が目指すところの『自立』そのものだからだ。
この冒険観を著者は、自身の大好きな『ONE PIECE』(ワンピース)で例示する。
そして、脱官僚的組織という意味合いにおいて私は、『踊る大捜査線』でも表現できると思っている。
ONE PIECEでは、それぞれの自己実現(大きな夢)のために同じ船に乗り、互いと協力し合いながら世界に一つしかない大秘宝を探す。
踊る大捜査線では、前例踏襲的で市民感情を無視するかのようなこれまでのやり方から抜け出して、より良い市民社会を実現しようと挑戦する。
私はこれらの世界観、つまり、「自己実現」と「社会への貢献」について、人事評価を活用することで実現できると考えている。
人事評価とは、単なる出世や昇給のために用いることが本来の機能でなく、個人をどう成長させてあげられるか、どういった点を支援してあげられるかが本領だと考えている。
その結果として、組織が活性化し、社会に還元されていく。
これが、「社会の公器」たる企業(組織)の本来機能であると私は信じている。
全員がここにコミットしていくのは、これに同調するのは、大変に難しいことだ。
しかし、山口周さんが指摘する『エコノミーにヒューマニティを取り戻す』ということは、人の心を無視して組織活動を優先させることへの警鐘という意味で、この冒険と根底は同じだと考えている。
さぁ、冒険しよう!!
あきらめないこと
組織は、諦める。
好奇心をかき立てる目標づくりを。
個性を活かし合う仲間づくりを。
対話と価値創造の場づくりを。
個人の新たなアイデンティティの探究を。
人と事業の可能性を広げる空気づくりを。
いや、諦めるのでもなく、そもそも眼中にない場合もあるかもしれない。
冒険的な組織づくりは、これらの通した「自己実現」と「社会的ミッションへの貢献」に向けた探究活動を ”諦めないこと” が最重要課題だと著者は指摘している。
これを解決するために、著者が独自に編み出して提唱するのが、『CCM』というモデルだ。
これは、ぜひ直接目の当たりにしていただきたい。
次回へ続く
私にとって、学びの多き本書。
もう、2,500字越えてしまった。
ということで、まだまだ書きたいことがあるため、次回も本書について書いていきたい。
本書P34で『失敗の本質』、P38で『LIFE SHIFT』が取り上げられていました。
ライフシフトは、noteでの取り組みを始める前に読んだものですが、すでに知っているものが出てくることが少しずつでも増えてきたことが、私にとってのささやかな喜びであることに、最近気がつきました。
図書館に行っても、注目図書としてピックアップされているものの中でも、
「あっ、これとこれはすでに読んだな」
みたいなものがあると、なんだか勝手に嬉しくなります笑
これからも、たくさんの良書に出会っていきたいと考えます。
本日も、ご覧いただきありがとうございました!!
いいなと思ったら応援しよう!
もしサポートしていただけるならば、現在投稿の軸にしている本の購入やパピーウォーキングにかかる経費に充てさせていただきたいと考えています。