24時間ジムを持った理由は「保険」じゃなかった
2025年6月、24時間ジム「ココカラジム」をオープンしました。
始める前のイメージは「ストック収入を作る」でした。パーソナルは自分が動かないと売上が立たない。一方で24時間ジムは、仕組みが動き続ける。その安定感が欲しかった。いわば、パーソナルという不安定なエンジンを補うための、もう一本の柱です。
ただ、やってみると思っていたより難しい部分がありました。
まず集客が想定より苦戦しました。パーソナルジムの集客で培ったノウハウがそのまま使えるわけではなくて、全然違う動き方が必要だということを痛感しました。あとは、完全無人ではないので会員さんとどう関わり続けるかという問題。これは正直、今もまだ答えが出ていない課題です。
それでも、やってよかったと思っているのには理由があります。
まずお客様の立場から見ると、パーソナルトレーニングよりも安価に体づくりを学べる場所になる。パーソナルに踏み出すほどではないけれど、ちゃんとしたジムで鍛えたいという方の受け皿になれる。
会社の立場から見ると、急に消えることのない安定した売上の柱になる。パーソナルの売上は月によってぶれることがありますが、24時間ジムの会員収入はそのぶれを吸収してくれます。これは経営していて、じわじわと効いてくるものです。
そして何より、お客様との関係を長く続けられる場所になる。
パーソナルトレーニングは卒業前提で提供しています。お客様が自分で体づくりできるようになることがゴールです。ただ、卒業したからといって縁が切れるわけではない。卒業後も「ココカラジム」で自分でトレーニングを続けてもらいながら、長く関わり続けられる。そういう場所として機能させたいと思っています。
「保険として持つ」という発想だと、どうしても受け身になります。でも「お客様との関係を広げる場所」として捉えると、やるべきことがだいぶ変わってくる。始めてから少しずつ、そのイメージが明確になってきました。
まだ完成形とは言えません。課題も山積みです。ただ、方向性は間違っていないと感じています。
