【経験談】身近な人が「うつ」になったら、どう接すればいい?
・友人が、うつになったんだけど、どう接すればいいかわからない。
・家族が、うつになったけど、どうサポートすればいいかわからない。

そんな悩みを抱えている人も、多いのではないでしょうか?
うつの特徴の1つとして、「まわりから理解されにくい」があります。
ぶっちゃけ、うつは『見た目が0割』だったりします。「人前で苦しみを顔にだせない」「落ち込みながら平気で笑える」。アメリカの臨床心理士ハイジ・マッケンジー博士によると、「うつ病と笑顔は共存し得る」といわれてます。周りから理解されにくいのが特徴。別名“微笑みうつ”ともいわれています。
— うつぬけマン (@taotien) February 17, 2023
特に私のような「微笑みうつ」の人は、どんなにしんどくても人前に出ればニッコリできてしまうため、まわりから理解されず、歯がゆい思いをします。
しかし、実はほんの少しでも、気持ちを理解してもらえるだけで、ずいぶん楽になれることが多いのです。
ここで必要になるのが「身近な人の接し方」です。
「でも、どう接すればいいか、わからないんです…」

そんな声が聞こえる前に、今回は、実際にうつでまわりから理解されず、歯がゆい思いをした私が、「“自分のことを理解された”と感じられる接し方」を、ご紹介します。
この記事を読むだけで、「身近な人がうつになったときの正しい接し方」が、ひとめでわかります。
「では早速!」という前に、「なぜ、うつの人は、まわりから理解されにくいのか?」を理解する必要がありますので、一緒に、みてまいりましょう。
なぜ、うつの人は、まわりから理解されにくいのか?

結論は、「うつの人はまわりに迷惑かけたくないと感じるから」です。
たとえば、「こんな自分のせいで、家族に迷惑かけたくない」や「こんな自分のせいで、職場に迷惑かけたくない」と感じるように、人に迷惑かけたくないため、ホントの自分をかくそうとします。
私も、そうでした。
「まわりに迷惑かけたくない」と感じ、自分ひとりの力で頑張ろうとするため、心の苦しみを、表に出せません。
そんな現実を知らない、まわりの人は、あなたがそんなに悩んでいることを、察知できるはずがありません。
こう聞くと、「人に自分の気持ちを伝えられないのが悪い」と感じられるかもしれませんが、そうじゃありません。
うつの人は幼い頃から、ずーっと我慢して生きてきたため、「心の苦しみを、誰かに伝える方法」を知らないのです。
だから、うつの人は自分ひとりで抱えこんでしまい、まわりから理解されにくくなってしまうことが多いのです。
さて、「うつの人が、まわりから理解されない理由」を理解できたところで、うつのとき、「理解された」と感じられる接し方を、私の経験をもとに、ご紹介します。
身近な人が「うつ」になったら、どう接すればいい?

うつの人が「理解された」と感じられる接し方は、次の3つ。
① 心配し過ぎない
② 励まし過ぎない
③ ひたすら話を聴く
1つずつ、みてまいりましょう。
① 心配し過ぎない
「大丈夫?」
「仕事は、いけそう?」
心配してもらえるのは、たしかに有り難いことなんですが、うつの人には、ちょっとしんどいかも。
大丈夫じゃなわけないし、今は仕事のことなんて考えられないから、です。
心配し過ぎは、よくありません。
それよりも、「何かあったら、いつでも言ってね」という、見守りの姿勢のほうが、本人は安らげます。
② 励まし過ぎない
「頑張って!」
「しっかりして!」
ときには、励まされることも必要です。
しかし、うつの人は、もう十分に頑張ってきたし、しっかりしてきたんです。
その結果、「うつになった」ということを、忘れないでください。
励まし過ぎは、よくありません。
それよりも、「何か食べる?」というような、何気ない心づかいのほうが、嬉しいです。
③ ひたすら話を聴く
うつになると、誰とも会いたくなくなります。
同時に「この先の不安」は、募るいっぽうです。
「誰かに話を聴いてもらいたくても、聴いてもらえない」
そんな気持ちで、いっぱいになります。
話を、聴いてあげてください。
ポイントは、無理に、話を引きだそうとするんじゃなく、本人が重い口を開こうとしたときに、ただ、ひたすら聴いてあげること。
夕飯の準備をしていても、いったん手をとめて、別の部屋に移動して、時間をとってあげるようにしてください。
「聞く」じゃなく、「聴く」としたのは、字のごとく相手の心に、耳を傾けて、しっかり、聞いてほしいから。
話している最中は、言葉を、はさまずに、「うん、うん」というように、あいづちをうつように、聴いてください。
あなたにとって、「これくらいのこと」なんて、感じられるかもしれませんが、うつの人にとって、話を聴いてもらえるほど、救われることはないんです。
まとめ

いかがでしたか?
うつの人が、まわりから理解されにくいのは、「人に迷惑かけたくない」と感じるから、です。
うつになる人は、なんとか自分ひとりの力で頑張ろうとするため、こころの苦しみを、表に出せません。
そんな現実を知らない、まわりの人は、あなたがそんなに悩んでいることを、察知できるはずが、ないのです。
うつの人が「理解された」と感じられる接し方は、3つ。
とはいえ、あなたまで、うつになってしまったら、大変です。
わからないときは、病院の先生やカウンセラーさんに、相談されることを、おすすめします。
今回は、こちらの本を参考にしました↓
精神科医の斎藤茂太先生による、「うつの人への上手なサポートと、受け入れるコツ」が書かれてます。
ほかにも、うつにならない働き方や、うつな気分が晴れる暮らし方など、役に立つ具体的な方法が満載。
興味がある人は実際に手にとって読んでみてくださいね。今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。
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うつぬけマン
参考文献:『うつを気楽にいやす本』(斎藤茂太著、興陽館)
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