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【事例】高齢者のデジタル包摂(デジタルインクルージョン)- 1947年生まれ、女性


  1. 個別適応型アプローチ:高齢者一人ひとりの状況(身体的制約、生活習慣、価値観)に合わせた技術導入

  2. セキュリティと利便性のバランス:完全に遮断するのではなく、リスクを最小化しながら便益を最大化

  3. 自立支援型テクノロジー:依存を増やすのではなく、自立を促進するテクノロジーの活用

  4. 近接独立型サポート:物理的に近くに住みながらも、デジタル技術を活用して独立性を尊重する関係性

この記事は上記を扱います。


どんな人?

1947年生まれで、記憶がないくらい幼い頃に母親(私の祖母)を亡くし、自身も骨結核で小学生の時に骨盤の骨を移植する手術を受けている。貧困や結核に、母と健康な足を持っていかれた女の子が、父親の仕事の関係や、彼が娘を東京で教育を受けさせたかったから、中学生から東京の下町で暮らしました。

長野の出身だから方言がありますよね。下町の子達は聞き慣れないから、悪気なく笑う。母は、足が弱いこともあるけれど、気が強い少女なので、カチンときたから数ヶ月出来るだけ話さないようにして、東京の言葉に調整してから話すようにしたらしいです。

また、当時も不良がいて、母に目をつけてライターを着火して鼻先に突きつけられたのだけど、母は気合いで睨み返すというパワーファイターなので、不良が気迫で負けたと思ったらしく、その一回で、何もされなくなったそうです。子どもがたくさんいる世代だけど、母が通るとその不良達は道を開けてくれたそうです。

高校は、母の場合、55人くらいクラスメイトがいて、男女共学なのだけど、短大や専門学校への進学が多く、四年生大学に進んだのは母だけとのこと。学年全体までは確認できていません。

女子の大学等進学率は,年々上昇している。昭和35(1960)年度の時点では,女子の高等教育機関への進学率は,大学,短期大学ともに5%に満たなかったが,高度経済成長期には短期大学を中心に進学率が大きく上昇し,昭和50(1975)年度の時点では,大学進学率は1割,短期大学進学率は2割を超える。

第1節 女性の教育・学びの進展 | 内閣府男女共同参画局

なので5%に満たないというのは、個人の経験からも言えると思います。

足の弱い(障害者手帳は持たないけど、骨結核の手術を受けているから、片足が弱く立ち仕事などは向かない)ティーンエイジャーは、周囲の女性を観察して、この足で主婦は務まらないと思い、自立の道を探りました。

1960年代半ばは、まだコンビニ無いのです。若いし勉強とバイトで忙しいからお腹も空きます。懐かしいのは、そんな時の喫茶店の、伸びたうどんみたいななんちゃってナポリタンなのだとか。
学費を全て稼ぐ必要があり、家庭教師や人材派遣で百貨店の紳士服売り場やデパ地下のお菓子屋さんなど多くのバイトを経験しました。夏休みはまとまった時間が取れるから、集中的にバイトを入れたようです。

美術館や展覧会や動物園などが好きで、レコードを買う余裕はなくて、通学の乗り換えに都内の大きな駅を使っていたから、書店や古書店にアクセスしやすくて、お金がない苦学生としては、本屋さんに行くのが楽しみだったそうです。図書館も利用するけど、買うと必要な時にすぐに情報にアクセス出来るから、学費の他に本代も頑張ったようです。

結婚してマンションに住んでる間はいいけれど、父が研究者で専門書などが膨大にあり、研究室にも置いていたほどだから、木造家屋に引っ越す時に蔵書は処分しています。神田の古本屋さんが軽トラみたいな車で往復してくれたそうです。以後、図書館派になり、コロナ禍以降、足もしんどくなったので、Kindleを経てAudibleに移行しています。

何になぜ取り組んでるの?社会貢献としての自立維持

健康寿命を保って介護の時間を最小化し、医療費と介護費を減らすことが祖国への最後の貢献」だと、彼女は考えています。要は、市民として少子高齢化社会のことを彼女も考えており、もう何もできないとは思っていないのです。

  1. 個人の尊厳と自立性の尊重

  2. 社会保障システムの持続可能性への貢献

  3. 積極的な市民としての自己認識

つまり、上記を意識しているのだから、息子として応援しない理由はないのです。

上記の振り返りも含むし、メンバーシップでも書いてきたことだから、公開範囲を絞ります。


デジタル技術との関わり

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