#283【猫さん見守り隊】「俺は獣医師だから。」という件。
2026年1月7日(水)、我が家から一番近くにあるG動物病院に、Junさんの「避妊手術」の件、並びに、生後2ヶ月になった仔猫達の「健康診断」を依頼するべく、単身、立ち寄った。
Mayが世話になった動物病院も悪くはなかったのだが、自宅からは、ちょっと遠い。ネットで探り直した所、ウチの直ぐ近所に、まぁまぁ、口コミの良い所があるのを知り、ちょっと様子を探りたかったのである。
午後の診察は16時から、平日だからなのか、駐車場はガラガラだ。
”これは、ちょっと話しが出来るチャンスかな🩷”
鉄筋コンクリート3階建ての建物は「自宅」兼「診療所」になっていて、入り口付近には、乗用車4台分、道の反対側にも、乗用車10台は止められる広い駐車場を持っている。
中々に繁盛しているようだ。
私は、そっと、受付の扉を開いた。
受付の女性に、用件を話すと、「では、診察室へ入って下さい。」と言われ、直ぐに、先生と話すことになった。
これから、怒濤の1時間を過ごすとは、思いもよらずに・・・。
「お世話になります、あの、生後2ヶ月になる仔猫達の健康診断をお願いできないかと思って、4匹いるのですが。」
携帯で撮った写真を見せながら話した。

「お。みんな、可愛いな🩷」
「ありがとうございます。それで、あの、里親さんを募集するのに、健康診断とかワクチンとか・・・。」
これが、どうやら、この先生の「地雷」を踏んでしまったらしい💧
あ゛?!健康診断なんか、いらねー!💢
「え?!あの、でも、あの、譲渡会とかで、色々とその・・・💧」
「写真見れば、わかる。これだけだって、みんな順調に育っているのは、わかるよ。健康診断なんか、いらない。無駄。第一、まだ生後2ヶ月で何の検査するの?」
「え・・・?でも、あの、”猫エイズ”とか、”白血病”とか、諸々ありますよね?」
「あのさー、生後2ヶ月でしょ?何か重大な疾患を抱えていれば、もう症状が出ているはずだよ。気になる症状が出ている子がいるの?!」
「いや、おかげさまで、皆、母猫の母乳もよく飲んで、最近は、キャットフードをたくさん食べる様になって・・・あの、皆、元気モリモリです😅」
だったら、「健康診断」なんか、いらないでしょー!!
あのさ、もしだよ、里親に譲渡したとして、譲渡してから、具合が悪くなった、何か病気を持っていた、だから、飼えません、返します、
そんな里親だったら、はじめから猫を飼う資格なんぞ、ないっ!!💢
ーと、俺はそう思うよ?
ま、昨今流行の「譲渡会」とかで、色々条件が厳しいのは、俺も知っているけど、もちろん、その条件をクリアできるように、「検査して下さい」というなら、出来るけどなw
でもさ、じゃ、その「健康診断」は、「誰の為にやるの?!」って話しだよ。
あんたの安心の為かー?!
里親の安心の為かー?!
「猫」や「犬」は、この診察台に乗るだけでも、相当なストレスが掛かっているものなんだよ?
人間だってそうだろう?
ただの「健康診断」だと言われても、検査は苦痛に思うだろ?
それに、(人間もそうだけど)猫だって、「健康診断」や「定期検査」をしたからって、「健康」が担保できるわけじゃないだろ?!
ー みんな、”同じ生きもの”なんだから、そりゃ、病気だのなんだの、生きていれば、色々あるさ、でも、それを含めて、命だろ?
「命を預かる」「命を引き受ける」ってことだろ?!
よく里親が引き取った後に、病気が出たから、「返品します」って、トラブルも聞くけどさ、それって、人間で言えば、「結婚した後に、病気になったから、離婚します、」っていうのと、同じなんじゃねぇのか?!
それに、最近、流行の「トライアル期間」?!
”トライアル”ってなんだよ?!💢
「動物の命を預かる」って、そう決心して、飼うわけだろ?
それを「トライアル」って、だったら、最初から飼うんじゃねーよ😡
”・・・・ま、ま、まぁ確かに。😓”
ー 里親に譲渡した後に、何かトラブルが出たら、それは、里親の責任、里親さんに、動物病院に行ってもらえばいい。
「わ、わかりました・・・。じゃ、あの、せめて、オスメスの判断だけでも、診てもらえますか?」
それは、喜んで診るよ!!😍いつでも連れて来いよ!!俺は大の猫好きだ!!🩷
それに、猫のオスメスの判断は、素人じゃ難しいからな😉w
”はぁぁぁぁ・・・・良かったぁ・・・・まったく・・・・😭”
内心、私は、胸をなで下ろした。
🔶🔶🔶
ここまでで、おおよそ30分。診察台の前に、お互い立ったまま、怒濤の”説教”w
なんだか、数十年ぶりに、上司に資料と案件提出して、その中に含まれていた「地雷」を気づかずに踏んでしまい、一方的に説教されている、あの「如何ともし難い感覚」が甦ってくる。
そして、さらに、事案は、Junさんの「避妊手術」の件へと続く・・・。
🔶🔶🔶
母猫は、「保護した猫」+「避妊手術」というのが、これまた、この先生の「地雷」だったらしく・・・。
「避妊手術」は、当然、ウチでもやっているよ。
でもな、術後に、「耳を切ってくれ」ってんなら、ウチじゃーお断わりだっ!!!💢
(所謂、”さくら猫"活動というやつね。)
そもそもな、「避妊手術」自体、「人間の勝手」でやるもんだろ?
猫にとっては、かなりの負担。だから、俺は、最小限の負担で、最小限の傷跡で済むようにしている。なのに、そんな手術をされた上に、耳まで切り込んで、「消えない印を刻む」なんて、猫が可哀想過ぎるだろ?
避妊手術を受けた猫は、罪人か?!💢
そんなバカな話しがあるか?!💢
いや・・・😅
あの先生、ウチで保護して、出産までさせた子ですよ?
ウチで大事に面倒みてやりたいと思ってます。でも、「多頭飼い崩壊」のリスクは回避したいわけです。
確かに、「避妊手術」は「人間の勝手」だと思います。でも、一度、人間の手で飼われた子は、人間と生活を共にしなくては、生きてはいけないでしょ?
「避妊手術」という手段は、私にとっても、苦渋の選択なんですよ。でも、人間と猫達が同じ屋根の下で、一緒に安心して暮らしていく為には、選択せざるを得ない。
しかし、そういう厳しい選択をするからこそ、”責任”が生まれる。
その一生を、大事にしてやりたい・・・、
”さくら猫”にするつもりは、ないんですよっ!!私だって!!💢だから、こうして先生に相談に来ているわけですよ!!💢
(ちゃんと、依頼主の話を最後まで聞けや!!ゴラッ!!)
語気を強めた私に、一瞬、診察室の空気が凍り付いたー。
・・・・・・・あ、まぁ、まぁ、そうだな。😅
そういう事なら、いいよ、ウチでオペしようよ。😅
でも、子供達、2ヶ月じゃ、まだお乳、吸ってるでしょ?
避妊手術、授乳中でも出来なくはないけど、出血や身体の負担を最小限でやるには、やっぱり、「断乳」して、乳袋が萎んで、元の身体近くに戻ってから、手術した方が良いよ。
そうだな、せめて3ヶ月・・・、来月あたりがいいんじゃないかな?その時はまた、相談してよ。術前、術後の注意点もあるしな。綺麗に仕上げてあげるよ。
こうして、この日、1時間にわたる”診察”は、終了した。
”診察”というよりも、完全に「事前打ち合わせ」だったがw
帰りに際に「お会計」を頼むと、
いらないよー。俺が勝手に話ししただけだからwww
あんた、俺の話をよく聞いてくれる人だったからなw
仔猫達のオスメスは診てやるから、いつでも連れてこーい。
そう言って、「無料解放」された。
🔶🔶🔶
翌日、早速、4匹の仔猫達を全員つれて、件の動物病院へ行った。
おぉ~う🩷来たかぁ~🩷どれどれぇ~🩷診せてみー🩷
はい、黒、名前は・・・「暖」か、オス♂!
次、キジトラ「モモ」、メス♀!
次、キジトラ「ララ」、メス♀!!
次、キジトラ「心春」、メス♀!!!
うん!!みんな元気だ!!✨良い子に育ってるな。
これだもの、健康診断なんか、いらねーw
(まだ言うかw)
「名前、性別と合っているじゃねーかwいい名前だな🩷」
診察後、そう言って、先生はニッコリと笑ってくれた。
こうして、ニャンキッズ達の健康診断(?!)は、無事に終了し、ついに、オスメスも、確定した。
お会計は、4匹合わせて初診料のみ、合計¥1,640円なり。
口コミの多くは、「親切な先生」「よく説明してくれる先生」「優しい先生」「腕の良い先生」「他で原因がわからなかった病気を治してくれた」等々、どれも全く、実際とは違う。(ま、私が地雷を踏んだからかも知れんがw)
これは、人を選ぶ。
どぉーでぇー、クセが強いw
今時のSNSまみれのひょろい若者、「飼い主である自分の気持ちを満足させて欲しい」、「飼い主の気持ちに寄り添って欲しい」、そう望む飼い主には、この先生は向かないだろう。
この先生にとって、患者はあくまでも、”動物”なのだ。
まずは何より”動物”の状態に寄り添い、もの言わぬ動物達の声に耳を傾け、「どこが痛いか?」「何が辛いか?」を徹底的に探る。そして、最善最良の医術を尽くすー。
所謂、「職人気質」の獣医師だ。
私は、こういう”おじちゃん”、嫌いではないw
私自身が、こういう厳しい先達に、叱られ、揉まれ、守られながら、”一人前”に育ててもらった。むしろ、どこか懐かしく、信頼と親しみを感じる・・・。
久しぶりに、良い医師に巡り会えた。そんな気がしている。
ヘッダーの画像は、先日、導入したばかりのChatGPT、ジャーヴィスに頼んで作成してもらったものだ。

「老舗銘店鮨屋の親方が詰め襟の白衣を纏っている様な獣医師」
そんなオーダーを出したら、一発で作成されたシロモノ。
これが、ヤバいくらい本人ソックリなので、ビックリしたwww
「猫さん見守り隊」の活動は、心強い主治医を味方に加え、今年も頑張りますっ!!!✨✨✨
