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1人息子を、勘当した日。(その2)

前記事の続き。
8月も終わりに近付いた頃にそんな連絡を突然頂いて、ド田舎住まい父母そりゃむっちゃ驚いた。
お盆も帰ってこなかったけど、そもそも我が家は旦那の仕事の都合上、カレンダーなど全く関係ないサイクルでずーっと動いてるし、そもそも30年前の自分がバイトしまくっていたので、主婦パートさんが入りづらい盆正月こそ稼ぎどきとばかりにシフト入れまくっていた経験からあまり気にしていなかった。

しかし学校の先生の話し方がやけに深刻そうな感じなのだ。
そもそも3年間の課程を修了すれば医療系国家資格の受験資格が手に入るというが、まぁ若い者は遊びたい盛りでもあるから2つほど単位落としても、とりあえず3年間の間になんとかなればいいやん、と思っていた。
なのに、先生の話を聞き、後日送られてきた成績表を見て私、ぶっ飛んだ。
いや、正しくはマジで卒倒しかけた。

前期取得単位合計2。
GPA0.7。

これでは2年次に上がるどころか、「国家資格受験まで導けません」と仰るのも当たり前の話である。
そもそもこの短大では、3年生が病院実習&国試対策、2年生が実験三昧、1年生はそれに向けて座学中心で基礎を叩き込むというカリキュラムになっていた。
取得単位2では、実験に挑めるわけがない。
医療系なので、時には危険な薬品や化学化合物も扱うだろう。
それを座学を通してきちんと身に付けておかないと、自分自身の命に関わることだって十分あり得るのだ。
その基礎知識を全く理解していない子など、学校側は怖くて実験素材など触らせられるわけがないのは文系の私でもわかる。

とにもかくにも、学校側の勧めに従い、急遽その週末に息子が帰省してくることになった。
これはその後わかったことだが、8月上旬に追試を受けまくっていた息子だが、それでも成績があまりに振るわなすぎるので、お盆休みを挟んで8月下旬に行われる予定の追々試を前に「本当にやる気ある?」と言われ、その答えが先生方としても納得できるものではなかったらしく、一度親を挟んで気持ちを整理させようと帰省を勧めたらしかった。

つづく。

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