【山野草いろいろ】モモイロラショウモンカズラを見つけたぜぇぇっと!
山行日:2026年5月13日(水)
宮城県七ヶ宿町にある 蛤山 は、知る人ぞ知る花の山だ。
不忘山の南側に位置しており、最高標高1014m。山頂付近は長い稜線が続き、ピークが3カ所あるのだが、「ここが山頂」という標識がどこにもない。
3つのピークのうち一番南のピークには二等三角点(980m)があって地理院地図ではそこに蛤山という表記がある。
真ん中のピーク(1010m)には小さな石の祠があって、ここが実質的な山頂とされているようだ。
ただし、一番高いのは一番北側にある1014mピークだけどね。

三年前、この山でピンク色のラショウモンカズラを見かけたことがある。
だがその時は「なんだか色の薄いやつだなぁ」くらいにしか思わず、特に気にも留めなかった。
ところが後になって、あれが幻の「モモイロラショウモンカズラ」だったと知った。
…あの時の衝撃といったら、そりゃもう、宝くじの当選券をコンビニレシートと一緒に捨ててしまったような気分だった。…いや、当たったことはないんだけど^^;
翌年、今度はしっかり観察しようと満を持して再訪したものの、少し時季が早く空振り。
そして昨年。「今度こそ」と意気込んで向かったのだけど、まさかのザーザー雨。

雨の中、山頂踏破は潔くあきらめ、「ピンク一点狙い」という、どこか駅前の路地裏感ただよう危うい響き❤️の作戦に切り替えて突撃。
その努力の甲斐あってなんとかピンクちゃんと相まみえることはできたものの、天気も気持ちもどこか不完全燃焼だった。
…というわけで、懲りもせず今年もまた挑戦である。
今日は雨の予報に反して日差しもあって気持ちのいい朝である。

いざ出発!

今日は私を含めシルバーシートに座れるお年頃4名の山仲間パーティ。反時計回りの、お年寄りに優しいコース取り。
ま、登山口までが長い分、斜度が若干緩やかってこと…。
ダラダラとした林道歩きにいい加減飽きてきた頃にようやく本格的な登山道になる。

花の山だけあっていろんな山野草の花が咲いている。
今回は雨が降る予報だったので、古いカメラを持参。そのため、ピントが甘い写真ばかりになってしまったのは御愛嬌ということで…とりあえず以下にアップm(_ _)m






これもガマズミの仲間

とても地味な花だけど、秋の実は真っ赤でとても目立つ



距が長いのでもしかしてギンラン?
自信なし😅





葉の上に羽化したばかりのエゾハルゼミがいる
そして葉の下に抜け殻があるのがわかる



終盤を迎えていた

葉緑素を持たない植物。以前は腐生植物と
云われていたが、今は菌従属栄養植物と呼ぶ


ニリンソウがしぶとく(?)まだ咲いている




林道を過ぎ、登山道になってから尾根に上がるまで、かなりの急登があったり木の階段があったりでかなり汗を絞られる。

ハマグリの殻で「蛤山」と描いてあるオブジェが置いてある。
山形神室のハマグリ山といい、
人間の思いつくことってなんか似てるね(^^)

二等三角点(基準点名:蛤山 980.5m)
さてさて、肝心のモモイロラショウモンカズラの写真を何枚かアップ。

「ラショウモンカズラ」は平安時代、京の都の羅生門に出没していた鬼を成敗した際に切り取られた鬼の腕に似ているからその名がついたとされている。
どう見てもそんな凄惨な花には見えないんだけど。
昔の人の感性がいまひとつよくわからん。

このピンク色のラショウモンカズラ、ピンクと言わず「モモイロ」と呼べとある人に云われたことがある。

たしかに「ラショウモンカズラ」という響きといい、その名の由来といい、存分に和風テイストだし、“ピンク”より“モモイロ”のほうがしっくり来るような気はする。日本古来種だしね。

モモイロラショウモンカズラという響きには、どこか柔らかく、薄桃色の蜃気楼みたいな趣がある。ふんわりと桃色のバブルに包まれるような、そんな感じ? 知らんけど。

ほら、週末ヒロインのクローバーだってモモイロっていうくらいだし。…って、関係ないか(;´Д`A ```

思うんだけど、モモイロラショウモンカズラって名前が長いよね。タイピングしていても面倒くさい。
ももいろクローバーZが「ももクロ」と略すなら
モモイロラショウモンカズラは「モモラシ」でいんじゃね?
と思ってみたり。
ただし、ラショウモンカズラにはゼェェットは付かない^^;

聞けば、下界ではゲリラ豪雨やヒョウなどに見舞われたそうだが、こちらは、山行中は下山途中に遠くで雷鳴が轟くも、真上はずっと青空、風も穏やかで天気予報に反して雨の降る様子もなく、軽快に低山歩きができたのは儲けものだったと言えよう。
さすが、持ってる男は違うな。
誰も言ってくれないのでとりあえず自分で言っとく(ー_ー;)
