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【池浜ガタリ】第3回 おすすめアニメ

 前回の【池浜ガタリ】で言った通り、今回は好きなアニメを3作品紹介します。なお、実写映画/ドラマが制作された作品に絞りました。
※実写の方はどれも見たことがありません。


『舟を編む』

 1作品目は、2016年に放送された『舟を編む』です。 

 主人公は出版社「玄武書房」で働く馬締光也。口下手な営業部員であった彼は、辞書編集部員・西岡正志との出会いをきっかけに辞書編集部に異動することになります。本作は、馬締をはじめとする少し不器用な人達が、中型国語辞典『大渡海』刊行のために奮闘する様子を描いた作品です。
 いわゆるお仕事アニメですね。派手なアクションや壮大な物語も勿論良いのですが、たまにはこうゆう静かな作品も見て、そして作ってほしいです。なお、ネットであらすじ・感想を調べた感じ、映画・ドラマとは微妙に内容(描き方か?)が異なるみたいです。アニメだからこそできる表現もあると思いますし、既に内容を知っている方にも見てほしいです。あと、当たり前ですが、採録する語の決め方など辞書編集時の作業も描かれているので、「言葉」や「言語」に興味がある方にオススメしたい作品です。

『恋は雨上がりのように』

 2作品目は、2018年に放送された『恋は雨上がりのように』です。

 主人公は元陸上部の高校2年生・橘あきら。彼女は、アルバイト先のファミレス「ガーデン」の店長・近藤正己に密かに想いを寄せていました。そんなある日、バイト中に起きた出来事をきっかけに彼女の恋心が大きく動き出していき・・・
 と、あらすじだけだと年齢差に注目しがちなので、それを理由に視聴を避けた方もいると思います。しかし本作は、「恋愛」を通して人が成長する、一歩前に進む姿に重きを置いた作品です(個人的見解)。橘と近藤はどちらも夢を諦めた過去を持っているのですが、自身と似て非なる者と接する中で考え方が変化していき、2人が改めて夢に向かって歩き始める様子が描かれています。もちろんラブコメ要素もありますが、どこか綺麗で、詩的で、他のラブコメとは違った雰囲気ですので、とりあえず見てみてください。

『波よ聞いてくれ』

 最後は、2020年に放送された『波よ聞いてくれ』です。

 主人公は北海道在住の25歳・鼓田ミナレ。失恋により荒れていた彼女は、飲み屋で偶然隣になった男にその事を洗いざらい話します。後日自分の声がラジオから流れていることに気付いたミナレが放送局に乗り込むと、そこには飲み屋にいた例の男が・・・なんと男はディレクターで、ミナレはラジオの生放送に挑戦することに・・・
 とにかくうるさく、マイナーな小ネタが多く、そのノリについていけるか否か、他2作品より少し人を選ぶ作品かもしれません。私もわからないボケがちょこちょこ出てきました。まあ、要するにギャグアニメですので、何も考えずにボーっと見る人が殆どだと思いますし、そこまで気にする必要はないでしょう。ちなみに、本作のオープニングには実在する北海道の観光地が登場します。時計台、テレビ塔、サッポロファクトリー・・・どれも有名ですし、聖地巡礼しやすい点は本作の長所と言えると思います。

 今回は以上です。次回も【池浜ガタリ】なのですが、ある意味新企画というか、これまでとは違った少しイレギュラーな回になる予定です。