6月27日RWS孔稀vsチャイトーン ジグソーvsドゥワン99 ダニエルvsアンケル
皆様こんにちは、名探偵石家電です。
真実はいつも一つ或いは二つよしんば三つなので6月27日RWSのタイトルマッチ3試合目の紹介、予想をしていこうと思います。
ラジャダムナンスタジアムスーパーバンタム級暫定王座決定戦
大﨑孔稀vsチャイトーン・ウォーウラチャー

元々はペッシラーvs大﨑孔稀の正規王座決定戦の予定でしたが、現王者ペッシラーの病欠により同じジム所属のチャイトーンが代打出場それに伴い暫定王座戦に変更となりました。タイではままある事とはいえ他団体との交流戦で起こるとなるとズコーもひとしおでございます。
大﨑孔稀

現ランキング4位の大﨑孔稀はオーソドックスのフィームー(テクニシャン)・ムエテッ(蹴りが得意なスタイル)身長165cm。皆様ご存知説明不要のRISEの現バンタム級王者であります。ムエタイ時のスタイルは相手の動きに合わせて攻撃を返していくフィームースタイル、スピードを駆使し多彩な蹴りと細やかなジャブ、右ストレートを上下に打ち分け巧みに試合を進めていきます。首相撲でも日本人No.1ムエカオ福田海斗を相手に崩しを決める技術力があります。しかし懸念されるのは長らくムエタイから離れていたという点で最後にムエタイで試合をしたのは先述した2021年の福田海斗戦、約5年前となります。久方ぶりのムエタイで肘や首相撲に対応できるのかはかなりのキーポイントです。
BOMでの福田海斗vs大﨑孔稀の試合動画↓
チャイトーン・ウォーウラチャー

対するランキング8位のチャイトーンはサウスポーのフィームー(テクニシャンタイプ)身長171cm。武器は左ミドル・左ストレートと左の攻撃全般。スタイルはフィームーですが前進して圧をかける相手には下がりながら蹴りを当て、下がりながら蹴ってくる相手には前進しつつ蹴りに合わせてパンチで仕掛けるといった様に戦い方を変えられる選手です。ディフェンスには少し隙があり特にガードが下がった状態で右ハイキックを受けている印象があります。首相撲はタイ人選手相手だと首を下げられたりあまり得意ではない印象ですがムエタイの試合は数年ぶりである大﨑孔稀相手だとどうなるのでしょうか。
前戦はRWSでのカムロンミルゾとのノンタイトルマッチ(3R)。1Rパンチ、ロー、バック肘と手数多く仕掛けて来るカムロンミルゾ、チャイトーンは冷静に左ミドルを返し対応していく。チャイトーンの左ミドルをカムロンミルゾがキャッチ。と同時に放ったチャイトーンの左フックはカムロンミルゾの顔面にヒットしそのままダウン、カムロンミルゾは起き上がることなく試合終了。チャイトーンの1RKO勝利となりました。
チャイトーンvsカムロンミルゾの試合動画↓
展開予想はキックボクシング時より蹴りは増えるもステップとボクシングテクニックを使い巧みに攻める孔稀vs序盤左ミドル・左ストレートで攻め込むも中盤から首相撲に持ち込むチャイトーンになると予想します。孔稀がキックのスタイルで来るのか、フィームースタイルで来るのか、折衷で来るのか悩みましたがここはキックよりのスタイルで来ると読みました。打撃では孔稀に大きく分があると思われますのでチャイトーンが組みを仕掛ける場面が来るでしょう。その際孔稀は渡り合えるのか、或いは歯が立たないのか、もしくは圧倒するのかは必見です。
私の勝敗予想は中盤ボディを効かせてからのラッシュで孔稀のKO勝利でお願いします。
ラジャダムナンスタジアムフライ級タイトルマッチ
ジグソー・シットタイランドvsドゥワン99・PKペットクンスック

この二人は25年10月にスックペッティンディにて109.5lbs契約で対戦、その際はドゥワン99が判定勝利を収めておりこの試合は再戦となります。
ジグソー・シットタイランド

現フライ級チャンピオンのジグソーはオーソドックスのムエテッかつムエブー(攻撃的なスタイル)で一番の武器は右ミドルですが状況によってパンチ主体で攻め込む場合もあります。身長は160cm。過去にはタイにて奥脇竜哉とラジャダムナンのタイトルをかけ戦い、激戦の末防衛を果たしている選手です。
ジグソーvs奥脇竜哉の試合動画↓
そのスタイルは攻撃的でズンズン前に出ては強力な
右ミドルを中心にローキック、右ストレート、肘、膝と多彩な攻撃を織り交ぜて攻め立てて行きます。首相撲ではライケン(腕同士が組まれている状態)時に積極的に縦肘を打ち込むため大変スリリングです。ディフェンス面は蹴りのカットの精度は高いですがパンチはそれなりに被弾する印象です。
前戦はRWSでシンペットとのノンタイトル戦(3R)。1Rからジャブ、ローからの右ミドルで攻めてゆくジグソー、シンペットはキャッチからのこかし後半には打ち合いで対抗も全体ではジグソー優勢のラウンド。2R開始直後から前進してパンチで仕掛けていくシンペットに対して右ストレート、右ミドルと合わせて行くジグソー。右ストレートに一瞬怯んだシンペットの隙を見逃さずロープを背負わせてからの左ボディ、右ストレート、肘のトリプルでダウンを奪取したジグソー。シンペットのダメージを見てレフェリーは試合をストップ、ジグソーの2RKO勝利となりました。
ジグソーvsシンペットの試合動画↓
ドゥワン99・PKペットクンスック

対する挑戦者現ライトフライ級王者のドゥワン99はオーソドックスのムエマッド(パンチとローが主体のスタイル)でムエブー、得意な攻撃は右ストレートと左フック。身長153cm。こちらもスタイルは攻撃的で相手の攻撃をものともせず前進し距離を詰めてはその身長に見合わぬ豪腕を振るって相手を沈めてきました。また、首相撲では低い位置からぶら下がるようにロックし相手の首をさげ振り回し優位を取って行きます。そのスタイル故に被弾は多く以前は大振りのパンチの隙にカウンターを合わされダウンを奪われる事もありましたが、一昨年から練習の場をPKセンチャイに移した影響か現在はガードやカット等ディフェンスの技術も上がり被弾はありながらも致命打を受ける事は少なくなりました。
前戦はRWSでのレムフォーとのラジャダムナンライトフライ級タイトル防衛戦。1Rは前進してワンツー、ボディブロー、ローを打つドゥワン99に対し、高めにガードを固め攻撃を受けながらそのまま突き出す形で肘を合わせようとするも不発のレムフォー。2Rは首相撲が多くなりレムフォーが身長差を活かし膝を打ち込む。そして迎えた3Rガードを固め圧をかけテンカオを打つレムフォーに対してドゥワン99が右ストレートを合わせダウンを奪う。4R劣勢のレムフォーは巻き返そうと首相撲を仕掛ける為更に前進ドゥワン99もそれをパンチで迎えうち超接近戦へ。ドゥワン99の優勢で迎えた5R。ラウンド開始のゴング直後にドゥワン99が放ったワンツーからの左フックでレムフォーはダウン。レフェリーは試合を止め、ドゥワン99が5RKO勝利にてタイトル防衛を成功させました。
ドゥワン99vsレムフォーの試合動画↓
展開予想としましてはアグレッシブに蹴り・パンチ・組んでは肘も狙っていくジグソーvsガードして距離を詰めパンチを振るっていくドゥワン99になると予想します。前回同様ムエブー同士近距離の展開になればドゥワン99に分があると思いますが、ジグソーが前回と戦法を変え蹴りの距離の展開となればまた戦況も変わるかと思われます。
勝敗予想は私がドゥワン99に肩入れしすぎているので控えさせて頂きます。
ラジャダムナンスタジアムスーパーウェルター級タイトルマッチ
ダニエル・ロドリゲスvsアンケル・ボウザ

ダニエル・ロドリゲス

現王者のダニエルはスイス出身のサウスポー、スタイルはムエマッドよりのクロップクルアン(オールラウンダー)で身長は183cmです。得意な攻撃は緻密なジャブや左ストレートのパンチですが、蹴り・膝・肘も高いレベルでこなせます。首相撲は自分から積極的には仕掛けませんが、相手から組まれた際はダンナー(相手の顔をグローブでふさぐ技)や膝を押し当て攻撃を防ぐなどしっかり対処し不利になることは滅多にありません。またディフェンス面でも頭を動かしパンチを避ける、ステップを使い距離で外す、脛を上げて蹴りをカットするなどの技術もしっかりとあります。
前戦はRWSでハーキュリスとのラジャダムナンスーパーウェルター級タイトル防衛戦。1Rから伸びるジャブと足を上げるフェイントを巧みに織り交ぜ左ストレート、ボディブロー、左ミドルを当てていくダニエル、ガードを高めに構えるハーキュリスは手が出せず防戦一方。2R両者蹴りからスタート、ミドルの差し合いでは互角もラウンド半ばからパンチの攻防も出てくるとやはりダニエル優勢に。3R前に出て圧をかけるハーキュリスに対してサークリングをしながら前蹴りと左ミドルを当てコントロールするダニエルハーキュリスは上手く入り込めず、ラウンド終盤にはダニエルの左肘を受けカットも。4Rダニエルは前進しながらのジャブストレートでハーキュリスを追い込む、コーナーに詰めてからのコンビネーションをうけ下がるハーキュリスを更に追尾しながら左右のラッシュをたたみかけるダニエル。これを受けたハーキュリスはたまらずダウン、何とか立ち上がるも再開直後に右フックからの左ストレートを受けハーキュリスはまたダウン。レフェリーがストップをかけ試合終了、ダニエルの4RKO勝利にて防戦成功となりました。
ダニエルvsハーキュリスの試合動画↓
アンケル・ボウザ

対するランキング4位のアンケルはアルゼンチン出身のオーソドックスのムエマッド、身長は183cm。得意な攻撃はパンチのコンビネーションとローキック。基本のスタイルは前進しながらローで足を削り右ストレートや左フックを当てる典型的な外国人ムエマッドの選手です。また相手のパンチに合わせて踏み込んでの縦肘もよく出しており肘によるカットで勝利した試合もあります。外国人選手との試合が多く首相撲の場面が少ないのでハッキリとは言えませんが近距離での立ち回りを見るに得意ではないでしょう。ディフェンスはミドルのカットをほぼほぼしないので判定ではそこが不利になると思われます。
前戦はRWSでのガレットとのノンタイトル戦(3R)。1Rからパンチで圧をかけて行くアンケルに対し前蹴りで距離をとるガレット、コンビネーションを喰らいガレットが振らつく場面が何度か見られた。ラウンド終盤アンケルが放った左フックがヒットしガレットがダウン、立ち上がるも畳み掛けの左フックを受け再度のダウン。レフェリーがストップを宣言しアンケルの1RKO勝利となりました。
ガレットvsアンケルの試合動画↓
展開予想としましては細かいジャブでコントロールしつつストレート・肘・蹴り正確な攻撃で圧倒したいダニエルvs前進してパンチとローで攻め込みたいアンケルになるかと予想します。攻防ともテクニックは圧倒的にダニエルに分があるので、アンケルは勢いよく手数を出しガチャガチャした展開にして攻撃を当てるのが勝ち筋なのかなと思います。
私の勝敗予想は2.3Rでダニエルの肘かショートの左ストレートでのKO勝利でお願いします。

6月27日のRWSは日本時間21:10よりスポーツ配信サービスDAZN又はYouTubeチャンネルRWS-Rajadamnern World Seriesにて配信開始。スーパーファイト3本立てのこの大会、皆様にも是非是非ご覧頂きたい。
それではここまでお付き合い頂きましてありがとうございます、乱筆乱文失礼致します。
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