4月18日RWS ペットサマンvsペットシラー、ダームvsチャド、ダニエルvsハーキュリス

皆様こんにちは、ロングコート石家電です。

チワワの代わりにチクワを散歩させながら賞金総額最高300万バーツと景気のよい4月18日RWSのスーパーファイトタイトルマッチ3試合の紹介予想をしていこうと思います。

ラジャダムナンスタジアムスーパーバンタム級タイトルマッチ
ペットサマン・ソーサマンガーメンvsペットシラー・ウォーウラチャー

RWS公式IGより

選手紹介の前にこの試合の概要を説明しますとこの度空位のタイトルを争う二人は過去2回RWSのタイトルマッチで対戦しております。1度目の対戦はペットサマンの判定勝利、2度目の対戦はペットシラーのKO勝利と1勝1敗で迎える3度目の対戦となります。

ペットサマンvsペットシラー1回目↓

ペットサマンvsペットシラー2回目↓


ペットサマン・ソーサマンガーメン

RWS公式FBより

現ランキング1位のペットサマンはサウスポーのフィームー(テクニシャン・カウンタータイプ)、武器は左のミドルで後ろに下がりつつミドルを当てながら相手の攻撃を捌くというのを基本戦術としています。ディフェンス面では蹴りのカット(ヨックバン)の精度は高く鉄壁の如きなのですが、それに比べるとパンチへの防御には甘い部分も見られ特に蹴りに合わせたカウンターのパンチを食らっている印象があります。首相撲は積極的に仕掛けにはいきませんがパンチで来た相手を凌ぐ形で組んだ際に極端に組み負ける場面も見られないので対ムエカオ(首相撲・膝の選手)でもなければ狙われる弱点とはならないと思われます。

前戦はシーウィとのラジャダムナンスーパーバンタム級タイトル次期挑戦者決定戦。序盤蹴り合いの展開から中盤にはフィームーペットサマンの蹴りvsフィームーカオシーウィの首相撲という構図になり徐々にペットサマンが主導権を握り始めます、最終ラウンドは優勢のペットサマンが流し始めラウンド半ばにはシーウィも負けをみとめ流しそのまま試合終了。ペットサマンが判定勝利でタイトル挑戦権を手に入れました。

ペットサマンvsシーウィの試合動画↓


ペットシラー・ウォーウラチャー

RWS公式FBより

対するランキング2位のペットシラーはこちらもサウスポーのフィームーで武器は左の蹴りと左ストレート。来日経験もありムエタイではBOMにて奥脇竜哉と対戦勝利し、キックボクシングではRISEにて田丸辰に敗戦しております。基本的にはフィームーらしく下がりながらの左ミドルを当てるスタイルですが、対フィームー戦などの相手が積極的でない場面では前に出てパンチやライケン(腕同士が組み合った状態)からの肘で自分から仕掛けていく攻撃的なフィームースタイルです。首相撲はライケンの状態から肘やヤッサイ(押し込み膝)を打ったりダンナー(顔を押さえつける)やこかしに移行する事が多く、相手の首をロックして膝を打ちに行く姿はあまり見られません。


前戦はクンスックノーイとのラジャダムナンスーパーバンタム級タイトル統一戦。序盤から下がって蹴りを当てるクンスックノーイに対して蹴り・パンチ・肘を駆使して追うペットシラーの展開。ジャッジ2者が29-28のペットシラーリードで迎えた4R、今度は立場が逆転し下がるペットシラーに追うクンスックノーイという構図に。クンスックノーイが追いつき2者38-38で迎えた最終ラウンド甲乙付けがたい非常に拮抗したラウンドを制したのはクンスックノーイ、ペットシラーは惜しくも王座陥落となりました。

クンスックノーイvsペットシラーの試合動画↓


展開予想としましては前2戦を踏まえても下がりながら蹴りを当てたいペットサマンvs前に出てパンチを当てたいペットシラーになると予想します。ペットサマンは距離を取るためもしくは距離を潰すためにミドルの他にも前蹴りや組みを多用して、ペットシラーはいつもより積極的にパンチや肘を振ってくるのかなと思われます。そしてペットサマンがパンチのディフェンスをしっかり出来るか、またペットシラーはリードした4Rで下がりすぎてしまい追いつかれる場面がよく見られるのでそこを修正出来るかが勝敗の鍵になると考えます。

私の勝敗予想はいいパンチ+アグレッシブでポイントを稼いだペットシラーの判定勝利でお願いします。


ラジャダムナンスタジアムスーパーライト級タイトルマッチ
ダーム・パランチャイvsチャド・コリンズ

RWS公式IGより



お次はRWSvsRISE、ターンスックターンサーイ(他団体からの選手の貸し借り)の一戦に臨む選手紹介です。

ダーム・パランチャイ

RWS公式FBより

現王者ダームはサウスポーのフィームーかつムエテッ(蹴りが得意な選手)で一番の武器は左ミドルですが蹴り・パンチ・肘・組みを臨機応変に使い分けられるオールラウンダータイプです。相手の出方に合わせてクレバーに戦術を変え、時にはステップも駆使して試合を作って行きます。ディフェンス面もバランスがよいのですが強く蹴り込むインローに対してはカットしても足が流されている場面もあったのでローキックから切り崩される可能性はあります。

前戦はランカオとのラジャダムナンスーパーライト級タイトル防衛戦。
ムエカオであるランカオが組みつこうと前進してくる所をミドル・前蹴り・パンチ・それから回り込む動きで捌いていくダーム。何度か捕まれるも捌きながらの打撃で上回って行き見事判定勝利にて王座防衛を果たしました。しかし今回対戦するチャドはランカオとはスタイルが全く違うのであまり参考にはならないと思われます。

ダームvsランカオの試合動画↓


チャド・コリンズ

チャドコリンズ公式IGアカウントより

対するチャドはオーストラリア出身のムエタイ選手兼キックボクサーでキックボクシングではRISEを主戦場としています、まぁキックに関しては私が説明するまでもありませんね。ムエタイでの実績も凄まじくセクサン、ヨッドIQ、ポンシリ、パコーン、ルンキットといった強豪に勝利したり、WBCムエタイ・WMC・WMOと世界的に権威のあるタイトルも獲得しています。現在ラジャダムナンスーパーライト級ランキングの2位であり、大人の事情でランキングに入れなければいけないのは分かりますが流石に2位はやりすぎだろ加減しろと思うのですがそこは運営がやっている事で本人達には預かり知らぬ所なので置いておきます。ファイトスタイルはオーソドックスのムエマッド(パンチとローで攻めていくアグレッシブなスタイル)でパンチにしろ蹴りにしろとにかくパワーがあります。得意技はアッパーカットで前蹴りも上手く、かつ前蹴りのフェイントからパンチのコンビネーションを打ち込む等テクニックもかなりあります。キックにはない肘と首相撲についてですが、肘はパンチに混ぜて出したり組み際に出したりとタイ人選手と比べても遜色無く使いこなしていますが、首相撲に関してはムエカオではない選手にも組み負けて頭を下げたりこかされたりしていたのでタイ人選手相手だと弱点になり得るかもしれません。

前戦はジャックとのWMCスーパーライト級タイトル防衛戦。前に出て来るジャックに対してアウトボクシング気味にミドル・ロー・アッパーカットを当てていくチャド。中盤は首相撲では劣勢になるもそれ以外の場面ではチャドが打撃で大きなアドバンテージを見せます。終盤もチャドが捌きながらも返しの攻撃を当て続け、結果はチャドの大差判定勝利で見事防衛を果たしました。

チャドvsジャックの試合動画↓


展開予想としましてはいつもより首相撲偏重のダームvsいつも通りパンチとローで攻めるチャドになると予想します。ダームはムエマッド相手だと首相撲が増える傾向があるので今回も組んでくるであろうと考えます。チャドは序盤はパンチとローで来ると思いますが首相撲で分が悪いと判断すればフィームー気味に下がりながらの蹴りとジャブで組まれない立ち回りをするかもしれません。ですが、そうなればダームの土俵の左ミドルの距離となりダーム有利となるでしょう。また、ダームはローキックが苦手な印象もあるのでチャドの強いローが当たればそこからアッパー・ボディフック・ストレートでのKO決着の可能性もありえます。


私の勝敗予想はローから切り崩したチャドがパンチにつなげてのKO勝利でお願いします。ダームが首相撲と蹴りで主導権を握る展開と悩みましたが、チャドが強烈なローを利かせる可能性をチョイスします。


ラジャダムナンスタジアムスーパーウェルター級タイトルマッチ
ダニエル・ロドリゲスvsハーキュリス・ワンコンオーム.WKO

RWS公式IGより




ダニエル・ロドリゲス

RWS公式FBより

現王者のダニエルはスイス出身でサウスポーのムエマッドですが蹴りや組みもこなせるオールラウンダータイプの選手です。得意技はタイミング抜群の左ストレート、左ミドル、パンチのコンビネーションも上手いです。またステップやスウェーを使い距離で外す、脛を上げてカットする、腕を伸ばしてパンチを防ぐ等ディフェンスのテクニックもとても優れています。首相撲は自分からは仕掛けに行きませんが組まれた際は相手の顔を押さえるダンナーを駆使したり相手の腿の付け根に膝を押し当てて攻撃を防いだりと遅れを取ることは殆どありません。

前戦はペットモラコットとのラジャダムナンスーパーウェルター級タイトル防衛戦。この一戦はミドル級の王者ペットモラコットとの対戦。ムエカオのペットモラコットが首相撲で来るかと思いきやパンチ・蹴り・肘と打撃を仕掛ける展開に。序盤は拮抗するも徐々にダニエルの優勢へ傾き39-37のダニエルリードで迎えた5R、リードをしていても圧をかけてパンチ、蹴りを打ち手数は減らないダニエル。結果はダニエルの判定勝利で防衛を果たしました。

ダニエルvsペットモラコットの試合動画↓


ハーキュリス・ワンコンオーム.WKO

RWS公式FBより

対する現在ランキング4位のハーキュリスはオーソドックスのムエカオ(首相撲・膝がメインのスタイル)です。来日経験も複数あり25年にK-1にて70kgトーナメントに出場し1回戦でストーヤンに敗れております、また18年にはBOMにて吉成名高とラジャダムナンミニフライ級タイトルマッチ(ハーキュリスの防衛戦)を闘っています。得意な技は首相撲からの膝でその長身を活かしてロック、コントロールしていきます。また長い足から繰り出されるミドル、前蹴りも脅威でこれが繰り出されれば対戦相手は中々入り込めなくなってしまいます。更に軽く飛んだだけでとんでもねぇ高さになる飛び膝蹴りも持っており彼の足技はとても厄介です。反面パンチの技術はそれほど高くはなくパンチが単発なので打ち合いの場面で不利になる場面も多く見られます。

前戦はスックムエタイ7シー(7チャンネル)にてフェラーリとのBBTVスーパーウェルター級タイトルマッチ。序盤は見合った展開から3Rよりパンチのフェラーリ、首相撲のハーキュリスと一進一退の攻防。非常に競った展開のまま5Rに突入、ラウンド半ばには両者流しはじめゴングを待ち試合は終了。判定結果はスプリット判定にてフェラーリが勝利、ハーキュリスは惜しくもタイトル戴冠を逃してしまいました。

フェラーリvsハーキュリス試合動画(見づらいです)↓


展開予想はパンチのコンビネーションと蹴りでガンガン攻めるダニエルvsミドルと首相撲でパンチの距離は徹底回避したいハーキュリスになると予想します。ダニエルにとって得意なパンチが相手のウィークポイントとなれば出さない手はないでしょうし、ハーキュリスは長いミドル、近い首相撲、飛び道具の飛び膝蹴りととにかくパンチの距離を避けるのではないでしょうか。ハーキュリスがこの試合に向けてパンチの対策をどれだけ準備しているかが勝敗の鍵になると考えています。


私の勝敗予想は左ストレートを利かせたダニエルの判定勝利でよろしくお願いします。


なおこれらのスーパーファイト3試合には勝利ボーナス50万バーツ(日本円で約250万円)+KOボーナス50万バーツで最高100万バーツ(約500万円)のボーナスが用意されています。判定でも積極的な試合ならばファイトスピリットボーナスとして両選手に25万バーツ(約120万円)が支払われるので75万バーツ(約370万円)。こいつは新年から景気がイイね!ってなもんで選手達には是非とも頑張って頂きたいものです。


4月18日のファイトオーダー(RWS公式IGより)

4月18日(土)のRWSは日本時間21:10よりスポーツ配信サービスDAZNまたはYouTubeWorkPointofficialチャンネルにて配信開始、今週はとても豪華な興行なので是非是非日本の皆様にも御覧になって頂きたい。

それではここまでお付き合い頂きましてありがとうございます、乱筆乱文失礼致します。


追伸:アプリ格闘配信Navi様内にてRWSのコラムを先出し掲載して頂いています。また様々な格闘技の注目の試合のスケジュールを一目で確認出来る優れものアプリですのでダウンロードを強くオススメしております。


アプリ格闘配信Naviダウンロードは下記よりどうぞ

GooglePlayストア↓

appストア↓


いいなと思ったら応援しよう!

石家電 この記事だったらちょっとお銭を払っても良いかな?と思って頂けましたらご支援の程よろしくお願いします。泣いて喜びます。