見出し画像

「特命休職者・いち――京丹後しかないと言われた女」


特命係長風に作ってみました。

2026年7月24日、午前。


休職者・いちは、一通の封筒を開けた。


表向きは、療養中の派遣社員。

しかし、その正体は——


会社文書を

労災・復職・給与の3レーンへ瞬時に仕分ける、特命休職者である。


文書には、三つの案件が記されていた。


一、事業主証明欄は記入できない。

二、復職先は京都府京丹後の一件のみ。

三、控除不能額を入金せよ。

(三、は行き違いなので気にしない)


いちは静かに採用条件明示書を見つめた。


時給1,200円。

(これまで日勤で1,350円。)

3か月更新。

寮費約4万円。

転居を伴う復職。


「人手不足なのに、この条件……」

あるときは工場派遣。
大型連休にはホテルのサービススタッフ。

いちは眼鏡を外した。


月収例は、生活可能額ではない。

人が来ないのではない。この条件では、人が残らない。

「製造業が終わったんじゃない。

安い賃金で、誰かが穴を埋めてくれる前提が終わったのよ」


会社へ求めたのは、労災認定ではない。


確認できる事実の記入だった。

白紙返却。ええ度胸やな。

それでも返ってきたのは、


事実確認が取れない。


という回答。


いちは返却された様式第8号を封筒へ戻した。


「分かりました」


取り下げるのではない。

回答ごと、労基署へ届けるのだ。


怒鳴り返す代わりに、記録を残す。

机をひっくり返す代わりに、時系列を提出する。


この女の仕事は、会社を倒すことではない。


自分の人生で起きた事故を、なかったことにさせないこと。


次回、

『京丹後しかないことと、京丹後を選ぶことは別』


止まらず、削れず、進め。🐌

♪エンディング🎤

♪休職中の〜 この街で〜


牛歩な対応 苛ついて〜


「ああ、もうやんなっちゃう」って


荒れたりも〜して〜



自己都合には〜


まだ〜早すぎる〜


会社都合も〜


まだ決まらない〜


労災申請〜


取り下げるには〜


それこそ早すぎる〜


少しだけ〜


出そうかな〜


いや、様式八号


会社回答


平均賃金


ぜんぶ抱えて〜


労基署へ〜♪

出しちゃった〜♪

退職には〜


まだ〜早すぎる〜


休職者の美学〜♪

牛歩な会社に、こちらまで牛歩になる必要はない。🐄📄✨

#工場派遣 #非正規雇用 #偽装請負 #偽装派遣 #副業禁止 #働き方 #うつ病 #休職 #復職 #メンタルヘルス #適応障害 #仕事のストレス #しんどい働き方から抜け出す #エッセイ #仕事の話 #実録 #体験談 #告白 #社会構造 #客観的視点 #働くことについて考える #自分を守る #うつ病 #休職 #復職 #派遣社員 #工場派遣 #偽装請負 #労働問題 #副業禁止 #メンタルヘルス #エッセイ #体験談 #働き方 #休職してからわかったこと #復職と休職 #うつ病日記 #特命係長只野仁 #社内ニート #只野仁 #地域創生 #工場勤務 #主治医 #衝動 #休職と復職の教科書 #リセット癖 #ベビーステップ #医学的判断 #高橋克典 #移住 #移住促進 #移住相談 #送迎 #労災 #第八号書類 #労基署 #労働基準監督署

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集