休職67日目・憧れの欠片が、どこにもなかった──送迎バスという防御空間から、未来へ。
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休職前のこと。
私は毎朝、会社の送迎バスに乗っていた。
バスに乗ると、すぐにイヤホンを耳に差し込む。
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音量は最大。
こういう自己啓発系?YouTubeの世界に
没入する。
現実の音を遮断して元気をもらわないと、心が持たなかったのだ。
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🥽VRゴーグルやアイマスクの導入も、
本っ気で考えていた。
それくらい、外界との接触を拒んでいた。
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🚌 降りるのは、いつも一番最後🚌
会社に到着しても、私はすぐには降りない。
みんなが次々と玄関へ吸い込まれていく姿を、
見ない🙈
見たくないのだ。
その光景は、私にとって
“自分が消えていくような感覚”を呼び起こす。
だから、誰もいなくなった車内で、
静かに降りる。
それが、私の境界線だった。
🧍♂️ 同乗者たちと、私の距離 👱
送迎バスに乗っているのは、
車を持たない50代の男性達と、
外国人たち。
+自分。
5月までは、イヴェッチも居たが去っていった。
彼らは黙々と働き、黙々と座っている。
文句や不平不満も言わない。
おとなし過ぎて人間らしさを感じない。
会話はない。共鳴もない。
私の憧れの欠片を持っている人は、
誰一人いなかった。
美しさも、知性も、創造性も、
どこにも見つからなかった。
その空間は、
ただ“働くための移動”でしかなかった。
🧠 自分を守るための儀式 🧠
今思えば、あの時間は“心の防御儀式”だった。
音で遮断し、視界を閉じ、誰とも交わらず、
最後に降りる。
それは、職場という空間に入る前の、
私なりの準備だった。
誰にも期待しない。誰にも憧れない。
その孤独は、私の感性を守るための選択だった。
送迎バスの中で、私は自分の世界を守っていた。
それは、逃避ではなく、防御だった。
憧れの欠片がどこにもない空間で、
私は自分の感性を失わないように、
静かに、必死に、結界を張っていた。
明日は、対照的な内容を書きます。
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