52秒間という呪縛──4年越しで実現したIce vs 上村
10月6日、新日本プロレス後楽園ホール大会、メインイベントはIWGPジュニアヘビー級選手権試合、王者エル・デスペラードvs挑戦者DOUKIだが、自分はメインよりセミファイナルの上村優也vsYuto.Iceに注目した。
Iceはコロナ渦の中である2021年2月にデビューで相手は上村優也、グラウンドの攻防で、下になった上村が上を取り返した瞬間に中島が左肘からマットに突き刺さり、左腕が不自然な方向へと曲がっため肘関節が外れてしまう。試合はレフェリーストップでIceのデビュー戦は52秒で終了、左ひじの腱が3本外れるという重傷を負った。そういった意味ではIceのプロレスデビューはどん底から始まった。
Iceは同年10月31日に福島大会で再デビュー、後輩だった大岩陵平、藤田晃生が先にデビューしていたことから、かなり出遅れてしまったが、いつかどん底から這い上がって、どん底へ落としてくれた上村と対戦してやり返してやる、その思いだけでここまで来たと思う。
2024年1月にIceは今のパートナーであるOSKARと組み海外へ出た。ヨーロッパだけでなくニュージーランドまで行くなど様々な国を渡り歩いた、そしてOSKARとのタッグKO BROTHERSとして凱旋帰国、タイチ&石井智宏を破りIWGPタッグ戦線の中心に躍り出た。おまけにKO BROTHERSの試合も評価が高く、ファンの支持率も高い、それだけファンもIceが新日本プロレスの前座で必死でもがいてきたことを見てきたからこそ、支持率も高いのかもしれない。
そのIceは上村と対戦することになった、二人の対戦はIceのデビュー戦以来、よく考えたらIceの欠場中に上村は海外へ出てしまっていた、それを考えると上村に仕返しする機会にはなかなか恵まれなかった。Iceはようやく上村に仕返しする機会に恵まれたことになる。
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