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理解変換メソッド™ クレーム対応メール編|曖昧な返信でこじらせていた部下が、期限と対応を書けるようになる教え方

割引あり

「遠方から
 来店してくださった
 お客様から、

 一通のメールが
 届きました」

添付されていたのは、

賞味期限が切れた商品の

ラベルと、
レシートの写真でした。

確認すると、

そのお客様ご本人からの
連絡だと

分かりました。

この対応を、

私は店長に
任せることにしました。

「メールを送る前に、
 必ず

 私に確認してから
 送ってほしい」

そう伝えていました。

でも、

気づいたときには、

メールはもう
送信済みでした。

見せてもらった内容は、

「返金か
 商品交換、

 どちらかで
 対応いたします」

という、

2つの選択肢だけを
並べたものでした。

事実として、

間違ってはいません。

でも、

お客様が遠くから

来店してくださったことにも、

賞味期限が切れていたという

事情にも、

一言も触れられて
いませんでした。

お客様からの返信は、

強い言葉で、

明らかに怒っている
様子でした。

正直、

血の気が引きました。

何が足りなかったと
思いますか。

一度送ってしまったメールは、

取り消すことが
できません。

対面や電話なら、

その場で言い方を
直すことができます。

でも、

メールはそうはいきません。

しかも、

既読になっているはずなのに、

返信がなかなか来ない。

その沈黙が、

お客様の不信感を

さらに膨らませていく。

そんな場面を見るたびに、

「なんで
 こんな文面を
 送ってしまうんだろう」

と、

つい部下の側に

原因を探してしまいます。

私は、

小売業界で35年間

現場に立ち続け、

店長・エリア長・課長として
マネジメントを

経験してきました。

・最大9店舗、120名規模の組織運営(正社員・パート・アルバイト・技能実習生含む)

・単日最高売上1.35億円

・1日最高来客数8,500名規模の店舗運営

・Udemy登録講師として、カスタマーハラスメント対応・クレーム応対の講座を展開

現場では、

お客様からの問い合わせや

クレームがメールで届くことも、

年々増えていきました。

さっきの店長のメールも、

まさにそのひとつでした。

事実は正しく
書けている。

でも、

お客様の気持ちには

一歩も近づけていない。

電話や対面と違って、

文字だけで気持ちを
伝える難しさに、

頭を悩ませたことが
何度もあります。

対応に困ったのは、

言葉遣いの丁寧さではなく、

「この一文が、
 このあと
 証拠として

 残り続ける」

という、

メールならではの
重みでした。


以前の私は、

クレームのパターンごとに
定型文を用意して、

数を増やしていけば
いくほど、

部下は迷わず書けるように

なると思っていました。

でも実際には、

定型文が増えれば増えるほど、

部下はかえって

迷うようになりました。

目の前の状況に

一番近い例文を探すことに
気を取られて、

肝心のお客様の状況からは

目が離れていく。

「返金か
 交換か」

は選べても、

その前に何を書けばいいのかで

手が止まってしまう。

結局、

「善処いたします」

「検討いたします」

という、

当たり障りのない言葉で

その場をしのいでしまう。

返信そのものが
後回しになり、

気づいたときには何日も

経っていることも
ありました。

そのたびに、

自分の指導のほうを
疑いました。

その経験を重ねる中で、

気づいたことがあります。

メールという文字だけの
やり取りには、

対面にも電話にもない

別の重みがある
ということです。

一通のメールは、

自分とお客様だけのものでは

終わりません。

上司に共有されることもあれば、

本部に転送されることもあります。

その先でどう読まれるかまでは、

書いた本人には

コントロールできません。

そしてもう一つ。

声も表情もない文字は、

同じ

「申し訳ございません」

でも、

冷たく受け取られることもあれば、

温かく受け取られることも
あります。

その振れ幅の大きさに
気づかないまま、

「メールも
 同じように書いて」

と伝えても、

部下はどう書けばいいか
分からないままです。


そこから、

メールという場面だけに
絞り込んで、

見えてきたことを一つずつ

書き留めていきました。

土台にあるのは、

対面・電話と同じ

理解変換メソッド™の
考え方です。

ただ、

答えをそのまま
渡すのではなく、

部下が自分の言葉で

「なるほど」

と気づけるような

問いかけの形に、

組み立て直しています。

その中身を、

目次でご紹介します。

【目次】

はじめに

1章 メールのクレームで、なぜ部下の対応が危うくなるのかを知る

2章 メール本文の「5段構成」(お詫び・共感→事実確認→原因・経緯→解決策→再発防止)を軸に、8つの技術を理解変換メソッド™の問いかけで教える型を身につける

3章 現場事例を通して指導のイメージをつかむ

4章 明日から使える指導習慣をつくる

5章 最後に

配送が3日遅れたお客様に、

「今後、
 善処いたします」

とだけ返信し、

翌日、

「結局、
 いつ届くんですか」

という再びのメールを

受け取っていた部下が、

「明日15日中に、
 別の配送業者で

 再発送いたします」

と、

期限と方法まで

自分の言葉で
書けるようになる。

品質不良の問い合わせに対して、

社内確認が終わるまでと、

4日間返信を止め、

「メールは
 届いていますか」

という督促のメールを

受け取っていた部下が、

内容が固まっていなくても、

届いたその日のうちに、

「確認のうえ、
 ○日までに
 ご回答いたします」

という受領の一報を

送れるようになる。

「話に
 なりません」

という強い言葉のメールを

読んだ直後、

同じくらい強い言葉で

返信を送りかけていた部下が、

一度下書き保存して、

30分後に読み返してから、

事実と気持ちを分けて

書けるようになる。

そうなったとき、

部下が書いたメールを
毎回チェックし、

書き直すあなたの時間は、

少しずつ減っていきます。

正直、

ほっとします。

「これで
 送っていいですか」

と、

部下のほうから

自然に確認しに来てくれたとき、

任せてよかったと、

うれしくなります。

その変化を後押しする

8つの技術と

問いかけの型を、

このあとの本編で
お伝えしていきます。

【特典】

・メール返信チェックリスト(送信前9項目、コピーして使えるA4一枚シート)

・NG→OK例文集(「善処します」「検討します」「諸般の事情により」などの言い換え、状況・場面別:配送遅延/品質不良/対応の遅れ/システムトラブルなど)

【価格】

¥1,000

声も表情も

ないからこそ、

言葉だけで信頼を築くのは

難しいと感じるかもしれません。

でも、

文字に残るからこそ、

そこに気持ちを込められれば、

その言葉は何度でも

読み返してもらえます。

部下が書いた一通のメールが、

お客様との信頼を

積み重ねる一通になる。

そんな現場を、

これから一緒に

つくっていけたらと思います。

そのために、

この教材を作りました。

本文

1章:はじめに

先ほどの、

賞味期限切れの商品についての

メールの話を、

覚えていますか。

事実は正しく
書けていた。

でも、

お客様の気持ちには

一歩も近づけていなかった。

このメールに限らず、

対面や電話の
クレーム対応は

一通り教えたはずなのに、

メールになった途端、

部下の対応が妙に
危うくなる。

そんな場面を

何度も見てきたのでは

ないでしょうか。

私自身、

35年間小売業の現場に立ち続け、

店長・エリア長・課長として
マネジメントに

携わってきました。

現場では、

お客様からの問い合わせや

クレームがメールで届くことも、

年々増えていきました。

現在はUdemyの登録講師として、

カスタマーハラスメント対応や

クレーム応対の講座も
展開していますが、

そこでも、

「メールの文面だけは、

 何度直しても
 しっくりこない」

という相談を

繰り返し受けてきました。

その中で気づいたのは、

対面や電話で使えている
指導法を、

そのままメールに持ち込んでも、

うまくいかない
ということです。

1-1:メールのクレームで、部下の対応が危うくなる現状

クレーム対応の教育では、

「敬語がきちんと使えていれば、
 メールも大丈夫だろう」

と考えられがちです。

普段のメールで
失礼のない言葉遣いが

できている部下には、

クレーム対応の返信も
安心して

任せてしまう。

そんな現場を、
何度も見てきました。

でも実際には、

普段の敬語と、
クレーム対応で必要な言葉は、

まったく別のものです。

丁寧な言葉を
並べることはできても、

お客様の事情への理解を
一文に込めることは

できていない。

謝罪の言葉は
書けても、

具体的な対応を
期限つきで

約束することは
できない。

そんな部下が、
少なくありませんでした。

「善処いたします」

「検討いたします」

といった
曖昧な言葉で、

文章を埋めてしまう。

返信そのものを
後回しにして、

気づいたときには
何日も

経ってしまっている。

強い言葉で
書かれたメールを読んで、

つい感情的な文面のまま

返信ボタンを
押してしまう。

こうした場面が
繰り返されると、

どうなるでしょうか。

管理職であるあなたは、

部下が書いた
メールの下書きを

毎回チェックし、

書き直す時間に
追われるようになります。

部下は部下で、

「また変な文面を
 送ってしまうかもしれない」

という不安を抱えたまま、

メールを開くたびに
身構えるようになります。

これは、

能力の問題では
ありません。

「敬語が使えること」と
「クレーム対応が書けること」の間に、

ある一つの見落としが
潜んでいるからです。

1-2:メールには、対面にも電話にもない「壁」がある

対面のクレーム対応と、

電話のクレーム対応、

そしてメールのクレーム対応は、

同じ「クレーム対応」という言葉で

一括りにされがちですが、

実際にはまったく違う
難しさを含んでいます。

対面であれば、

お客様の表情や
声のトーンから、

怒りの度合いを
その場で

読み取ることができます。

電話であれば、

声のトーンだけが
頼りになりますが、

それでもリアルタイムで

言葉を調整することが
できます。

しかしメールでは、

一度送った文章を、

あとから直すことは
できません。

そして、

対面にも電話にもない

「既読」

という表示があります。

お客様からすれば、

読まれているはずなのに
返信が来ない時間は、

「無視されている
 のではないか」

という不信感を、

じわじわと
膨らませます。

この壁を意識しないまま、

対面や電話と同じ感覚で

メールを書かせてしまうと、

部下は何を基準に

言葉を選べばいいのか、

分からなくなってしまいます。

1-3:全体像とロードマップ

このコンテンツでは、

「理解変換メソッド™」

という考え方を使い、

メールのクレーム対応を
部下にどう教えるか、

その型をお伝えします。

まず2章で、

メールが対面や電話よりも
指導が難しい理由を、

もう一段
深く掘り下げます。

3章では、

メール本文の
「5段構成」を軸に、

メールクレーム対応の
8つの技術を、

理解変換メソッド™の
問いかけで教える型として、

一つずつ整理しながら、

「何を質問し、
 何を見て

 理解度を
 判断するか」

という教え方の型を
身につけます。

4章では、

先ほどの
賞味期限切れの商品の

クレームメールが
実際にどう展開したか、

そして返信が遅れて、

お客様の怒りを
大きくしてしまった

パートスタッフへの
指導事例を通して、

質問の使い方や
言葉のかみ砕き方を

つかんでいきます。

5章では、

明日から使える
指導フレーズや、

メール特有の
チェックリスト、

面談シートといった
実践ツールを

ご用意しています。

順番に読み進めることで、

部下が、

「このメールで
 合っていますか」

と自分から
確認しに来るようになる。

メールが届くたびに
文面をチェックする回数が減り、

あなたの時間にも
余裕が生まれる。

新人もパートスタッフも、

自分の力で
メール対応できる

チームに育っていく。

そんな未来に、

一歩ずつ
近づいていきます。


それでは、

2章から

一緒に
見ていきましょう。

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