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宵のエル・ドラード

気が触れるほどに翻訳書籍読めば
そこはジョイスのきめた場所のちから

日が沈んだあとでようやくドアを出れば
外はキアロ・スクーロの効いた路上

ポケットにはまだまだ書籍が入る
ソネットにはつれづれ書き込みがある

虚構のかなたにほんものを置いてくる
今日このごろ軀がほんとうに老いてく



人気のない公園のほとりの静けさの闇
よく見ると見えてくる二人、カップルの病

読めないほど暗いとよろよろ歩いて
汚れている黒い水によりそいながめる

肌身で触感をL、紙、噛みしめる
味方を直感でL、L、神頼み

ふと観ずる文章の軀、だが晩刻に安堵する
立ち現れる運命の楽園、ただ蛮勇で配置する


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弌矢 記事をお読みいただき、心よりありがとうございます。いただいたチップは、用紙、インク、メカニカルペンシル、消しゴムなど、すべて作品を書くために使わせていただきます(創作にあたっては手書きも取り入れております)。この先の活動も見守っていただけましたら幸いです。