見出し画像

それでもトランプは困らない。

前代未聞の首脳会談での罵倒合戦。

トランプの狂気と見る向きが多いだろうが実は窮地に追い込まれたのはゼレンスキーだろう。
米国内では民主党やリベラリストは、トランプがヘタを打ったと、騒ぎ立てるだろうが彼の岩盤支持層は、よくやった。アメリカの利害を主張してくれた、と評価している。
だいたいトランプの価値観では悪目立ちも含めて、自分がヒーローとなり、利権を確保して名声を手に入れて、はっきり勝利すれば良いとの俗物的価値観にのみ突き動かされているのであって、世界平和もウクライナ・ロシア両国の人命が失われることも、疲弊も関係ない。

で、ロシア・アメリカのみが世界の盟主であり、ヨーロッパにしてもウクライナにしてもゴマめである。
だからロシアと話し合うのは、彼のプライドに照らして正しい。そしてプーチンも同じである。

さらに現状を見てみると、鉱物資源協定がなくなって困るのは、ゼレンスキーである。アメリカがハンコをつかなければ支援は打ち切られる、トランプはやりかねない。ゼレンスキーはわかっているからがまんを重ねて独裁者と言われようが席についた。
そしてアメリカの支援がなければフランスやイギリス他欧州諸国が支援してくれるのか?してくれるかも知れないけど、ロシアに勝つには不足である。
なれば、敗北しかなく、最悪、全土が蹂躙されロシアに呑み込まれて、ゼレンスキーは良くて亡命、悪くすれば滅亡だ。

アメリカは、だから正義のなんのかの言う人間は嫌いだ、せっかく平和をもたらしてあげようとしたのに、自分から潰しにきやがった。オレの責任じゃねえ。

それで終わりである。
岩盤支持層は変わらずついてくる。ゼレンスキーから泣きついてくると想定して、さらに自分に(アメリカではない)有利な条件を出してくるであろう。

ヨーロッパの指導者はトランプに文句は言えても、自らが何もできなかった負目は感じているはずだ。3年前の状態と何も変わっていないのだから。
トランプ。愚かしい、無茶苦茶なようで居て、タフな存在である。

いいなと思ったら応援しよう!