子ども担当3課の所管事務調査 (健康増進課)
まんのう町 令和8年5月18日の教育民生常任委員会 (所管事務調査) の資料を読みました。
AI (NotebookLM) も用いて分析しました。
今回は、健康増進課です。
表紙(目次)

「子育て支援サービス事業実績」の報告がありますが、いちばん最後です。
こういうところにも、子ども施策の優先順位の低さが見てとれますね。
1.事業等報告(2〜4月)
★AI
健康増進課が実施する、多岐にわたる保健活動の記録です。
①活動の多様性
離乳食講習、1歳6か月児・2歳児・3歳児の健診、CKD(慢性腎臓病)個別指導、栄養相談など、乳幼児から高齢者までを対象とした、幅広い事業が展開されています。
②拠点機能
かりん健康センターを中心に、各公民館や「つどいの広場ひまわり」を会場として活用しており、行政が直接、住民と接点を持つ機会を維持していることが分かります。
★筆者
まんのう町は、5歳児健診も始めましたし、子どもに関する相談も充実していると思います。
しかし、母子保健と成人・高齢者保健が入り混じって報告されているので、資料として分かりにくく、せっかくの成果が埋もれていると感じます。
2.中讃圏域健康生きがい中核事業利用実績
★AI
高齢者を中心とした、攻めの健康づくりが成功していることを示すデータです。
①顕著な利用者増加
令和7年度の総利用人数は9,816人で、前年比1,500人増(118%)と大幅に伸びています。
②会員属性
平均年齢は67.31歳で、70代(42%)と60代(24%)が中心となっており、この層の健康意識の高さと施設のニーズが合致していると言えます。
★筆者
いわゆる「かんたんフィットネス」のことですが、町HPに載ってないし、年に一度、広報まんのうに載るだけなので、若年層には「?」な施設かも知れません。

若年層には、夜間や休日に利用できる「スポーツセンターまんのう」の方がなじみ深いでしょう。
町HPに掲載、広報まんのうにも毎月掲載です。
利用料は少し高いですが。

3.温泉バス利用実績
★AI
公共交通と健康・福祉の連携状況を示していますが、施設休館の影響が鮮明です。
①エピアみかど路線の安定
エピアみかど路線(水・木)は、年間1,174人の利用があり、前年比で微増(+36人)しています。
②塩入温泉路線の急落
塩入温泉路線(火・金)は、前年比で313人の大幅減となりました。これは、2026年1月14日より塩入温泉が休館したことが直接の原因です。
★筆者
平日昼間の運行なので、利用者のほとんどは高齢者でしょう。70歳以上は温泉の割引もありますし。

塩入温泉がマイナス313人、エピアみかどがプラス36人なので、塩入温泉の減少分まで、エピアみかどが吸収できているわけではなさそうです。
4.子育て支援サービス事業実績
★AI
深刻な減少傾向を示しています。
①利用者数の下落
令和7年度には2,145人(前年比で527人減)まで落ち込み、1日当たりの利用者は8.9人にまで減少しています。
また登録世帯数も88世帯(前年比で20世帯減)となっています。
②個別支援機能の停止
子育てホームヘルパー利用が、令和7年度には0日であり、利用者がいないことを示しています。
★筆者
いわゆる「つどいの広場ひまわり」です。
利用者減少は本当に深刻な問題だと思うのですが、なぜか議員から質問も出ないし、課長からの追加説明もありません。
子育てホームヘルパー利用ゼロの件は、議員から質問がありました。
別記事にまとめています。
加えて
前述の「つどいの広場ひまわり」の利用者減少について、筆者が傍聴を始めた令和5年まで遡って、資料を調べてみました。

出生数も調べてみました。

R4年度からR5年度にかけて、出生数は6人増えていますが、利用者数は46人減っています。
またR6年度からR7年度にかけて、出生数の減りは少し緩やかになっていますが、逆に利用者の減りは少し急になっています。
前年度比(前年度を100とする)と、趨勢比(基準年度=R4年度を100とする)を見ても、利用者数が出生数を上回る勢いで減少していることが分かります。


子育て家庭のニーズを十分に拾えていない可能性があると思います。
早急に原因を探り、対策を取るべきだと思います。
