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メトロポオルの庭

今日は、現在東京神楽坂のギャラリーショップ"百草の庭"さんにて開催中の個展「メトロポオルの庭」について書きたいと思います。

メトロポールとはフランス語で都会や中心地の意。都会の庭というテーマの展覧会です。百草の庭さん自体が都会のオアシスのような存在といいますか、かなりの大都会の街中にありながら、メイン通りからは少し離れた閑静な一角にあり、また店内もどこか外国の素敵な一室のようで、都会の庭という印象なのでした。

メトロポールではなく、メトロポオルと記したのは、高村光太郎の詩のタイトルにあり、その詩と響きが好きだからです。

今回の個展のテーマは、その詩そのものに影響した訳ではないのですが、高村光太郎と妻の智恵子との逸話がきっかけでした。

千恵子は光太郎の彫刻をとても愛していて、光太郎が作って贈った鳥の彫刻を出かける際にも持ち歩く程に愛していたようです。私、この話が大好きすぎて。私も、携帯電話で写真が撮れる時代になる前は、描きかけの小さな作品で迷いがあるものは持ち歩いてたんです。持ち歩いて暇な時に眺めて「どうしよっかなぁ〜」って考えるんですね。わりと手を動かす時間より、そうやって考える時間の方が長いので、時間もったいないのでそうしていました。今は携帯に写真を撮っておいて、出先でそれを見て考えてる訳ですが、たまに昔を思い出して持ち歩くと、やっぱりとてもいいです。愛着が湧きます。

その感じをテーマにしました。(伝わらない?笑)要は持ち帰ってほしいんです。家に小さな庭を持ち帰って愛でてもらいたい。家の一角に庭を作る事ができる、その不思議を体験してもらいたいです。

長くなるので、また続きは今度。

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