見出し画像

初めての妊婦検診となった日にこう言われました


№105 今回紹介するお話

ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や話題になった涙話をYouTubeなどでアップされている動画と共に「涙が出るほどいい話」として記事にしています。

今回紹介するのは、妊婦健診時に生まれてくる子が「無脳児」の可能性があると言われた女性が健診から出産までの不安や葛藤、後悔などの感情を、気持ちの整理として綴った投稿です。

このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。

投稿時期に関して

まとめサイトのコピペより、2006年12月27日の投稿を確認しました。


投稿内容

※今回は投稿内容そのものを確認できたので、そのまま掲載します。
レスポンスも掲載していますので、ご了承下さい。
女性の投稿は太文字にしています。

31 :大人の名無しさん:2006/12/27(水) 18:37:52 ID:2CEDO9R0
妊娠がはっきりわかったのは10月初めでした。

11月の初めに母子手帳ももらいに行って、初めての妊婦検診となった日にこう言われました。

「無脳児の疑いがある。」
「これが確実だった場合、生まれてもきても生きられない子だから…。」

と。

無脳児って何? 生まれてきても生きられないから、って?

呆然としたまま家に帰り、「無脳児」を、ネットで検索すると、やはり先生に言われたようなことが書いてありました。

あと、グロ画像、という言葉と一緒に並んでいたりもしました。

このあと、日をおいて三度のエコーと、セカンドオピニオンにもかかりましたが、やはりほぼ間違いないようでした。

診察で見る度に、赤ちゃんは大きくなっていて、指しゃぶりをしたり伸びをしたりするようになっていました。

生まれても生きられない子、だから今回は諦める?

赤ちゃんの寿命を全うさせてあげる? でもどうやって?

赤ちゃんは大きくなればなるほど、苦しさとか痛みがひどくなるのでは?

どうすればいいのかまったくわからないまま、病院では人工的な出産(中絶)の話が進んでいきます。

私も絶対的に産みますとは決められないままでした。


32 :大人の名無しさん:2006/12/27(水) 18:50:55 ID:2CEDO9R0
考えても考えても答えが出せないため、感覚が麻痺していきました。

お腹の中で生きているのに出産して亡くしてしまった後のことばかり考えていたり、何も考えないように、むやみに外に出歩いたりしました。

また、私は自分の子供であるにも関わらず、少し怖ろしくも思っていることもありました。

他人に詳しく話したくないとも思っていました。

頭では、ちょっと体作りに失敗しただけ、形が違うだけ、と思うんですが、実際に赤ちゃんの顔を見てあげられるか不安でした。

ひどいお母さんです。


入院当日まで、はっきり何も決められないまま。

処置が始まりました。

一日目は前処置で、二日目からいよいよ本格的な陣痛をつける処置になりました。

子宮に風船のようなものを入れ、陣痛をつける薬を入れました。

二度目の薬が入ってから、一時間ほどで、風船が出てしまうような違和感と強い痛みがありました。

そのときに初めて、本当に赤ちゃんを失ってしまうんだ、と痛みととともに涙が溢れました。


33 :大人の名無しさん:2006/12/27(水) 19:05:38 ID:2CEDO9R0
でも、今は赤ちゃんも苦しいのに、こんな中途半端なところで私が泣いちゃいけないんだと気持ちを落ち着けました。

そこから分娩室に運ばれましたが、赤ちゃん自身はまだお腹の中にいるようで、いきむのはもうちょっと我慢してね。と言われました。

少しずつ痛みが下がってきて、最後はもう我慢できない痛みになり、いきむこともないままに赤ちゃんがおりていくのがわかりました。

このときに助産師さんが、「赤ちゃんきれいに出てきてくれたよ。」と何のためらいもなく受け止めてくれました。


私はこの時は、出産が無事に終わったということで、涙もなく、気持ちも落ち着いていました。

我が子を失ったのに。


34 :大人の名無しさん:2006/12/27(水) 19:27:48 ID:2CEDO9R0
そして助産師さんに「対面される?」と聞かれても、そのときは「はい。」と言えませんでした。

助産師さんはこちらを責めるでもなく、「いいよ。」と言ってくれました。
そして「男の子だったよ。」と。

新鮮な驚きで、「男の子だったんですか。」と言おうとしたら途中で涙が溢れてきて、男の子、男の子、と頭の中で何度も繰り返してました。

本当に生まれて、ちゃんと存在してるんだ、と。


そう思ったら、すごく赤ちゃんに会いたくなった。

大丈夫?受け入れられる? とこの期におよんでまだ迷いかけた自分。

でも、この子は私の子供で、世界でたった一人の子、このまま顔も知らずにお別れする方が辛いはず。と思って「やっぱり赤ちゃん見せてもらえますか?」とお願いすると助産師さんはやっぱりさらっと「いいよ。」と言って
赤ちゃんを連れてきてくれました。


赤ちゃんは、やはり診断どおり、目から上ができていなかったけれども、
ちっとも怖ろしいことはなく、とてもかわいかったです。

身長15センチで、小さな赤ちゃんでしたが、足の小さな爪までできていました。

会えてよかった。

このときの姿は、今思い出すときも、本当に暖かい気持ちになるかわいい姿でした。

ただ、このときにこの子を抱いてあげなかったことは今も後悔しています。


気持ちの整理もつかないままにだらだらと書いてしまってごめんなさい。

何が言いたいのかよくわからない分ぢょうになってしまっています。

でも、誰かに聞いてほしかったんです。

ごめんなさい。


35 :大人の名無しさん:2006/12/27(水) 20:00:42 ID:wzsSlo3L
>>31
赤ちゃんもあなたも頑張ったね。
最後にお母さんに会えた赤ちゃんは幸せだったはず
後悔なんてしたら赤ちゃん悲しむよ。

なんだか涙が止まらない。
悲しみの涙の中にほわほわとした気持ちが
不思議とあります。
あなたの文章の中にあなたの人柄が溢れてるからだと思います。
あなたがお母さんでよかったと赤ちゃんは思ってるよ。

ゆっくりと心と体を癒していってくださいね。


36 :31です:2006/12/27(水) 20:12:43 ID:2CEDO9R0
ありがとうございます。

今回の出産に関わってくれた人たちも、周りにいてくれる人たちもみんないい人ばかりで、とても心配してくれるので、あまり泣くことができませんでした。

でも今やっと思う存分泣けそうな気がします。

泣きたくてここへ書き込んだのかもしれません。

ありがとうございます。


37 :大人の名無しさん:2006/12/27(水) 20:29:33 ID:u2uhJ/5S
>>31-34
読んでいて、キリスト教圏では
長生きは罰だという考え方がある、っていうのを思い出した。

文章からも伝わってくる程の聡明なあなたが、
なぜ自分を責めるのか理解に苦しむ。
人間が人間に出来る最大の事は愛する事だと思う、
その人の為に喜び、その人の為に涙を流す事だと思う。

あなたはその子に愛情を注いだ素晴らしい母親です。

男の俺には実感として分からないのに、
なんだか偉そうに言ってしまったね。
ただ、なんと言うか・・・あなたは優しい人だね。


38 :大人の名無しさん:2006/12/27(水) 21:23:41 ID:HS/b2OkJ
>>31
またすぐに別の子供作ればいいんじゃないの?
…一年前の俺ならそう思ってたと思う

でもカミさんが妊娠して、バカげた話だがようやく気付いたよ。。
今、この腹の中に宿ってる命の代わりなんてないって

そんなん当たり前なんだけど、
なんでも経験してみなきゃ気付けない事ってあるもんだなと


43 :大人の名無しさん:2006/12/31(日) 04:26:19 ID:Mf3RIYoo
>>31-34
ゴメン、泣いた。私はまだ子供を産んだことはないし
結婚もしてない。年齢的に結婚できるのかさえ、
わからずに不安いっぱいな日々。

でも、あなたの気持ちを想像するだけで
泣けて泣けて仕方ないです。

赤ちゃん、きっと生まれ変わってくると思います。
その日を迎えるまで、ゆっくり心と身体を休めてください。
思いっきり泣いて、そして休んでください。


動画

このお話を元に作られた動画がありましたので紹介致します。

ともやん

こうどん


さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。

また、リンクしている転載元やまとめサイト、過去ログ、動画などはサイト運営者や動画クリエイター等の方々の諸事情などによりリンクが切れている場合がありますので、その際はご容赦下さい。

なお、掲載している画像は いらすとや 様から頂きました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


いいなと思ったら応援しよう!

イッチ(涙が出るほどいい話) noteは営利目的でやっているわけではないのでチップはいりません。 そのお金はご自身やご家族のために、もしくは募金で使って下さい。 代わりに「フォロー」や「いいね」をして頂けると嬉しいです。