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亡き父の鼓動を感じながらウエディングロードを歩いた新婦


№388 今回紹介するお話

2016年8月6日、アメリカのペンシルベニア州ピッツバーグでとある結婚式が行われました。

バージンロードを歩く花嫁は小学校教師のジェニ・ステピエンさん、そしてその横を歩くのは元大学教員のアーサー・トーマスさんです。

二人は父娘ではなく親戚でもありません。

ステピエンさんの父親は10年前に事件に巻き込まれて殺害されてしまいましたが、父親の心臓はトーマスさんに提供されたました。

ステピエンさんはトーマスさんに、結婚式で「花嫁の父」役を務めてほしいとの旨を伝え、2人はバージンロードを歩くことになったのです。

まず、先にYouTube動画をご紹介します。

YouTube

(2ch)泣き笑いほっこり『LAN』


お話の内容

AFP BB News 2016年8月10日 12:02 「花嫁の父」は亡き父親の心臓を移植された男性 米」の記事を転載致します。

【8月10日 AFP】米ペンシルベニア(Pennsylvania)州ピッツバーグ(Pittsburgh)で6日、教会のバージンロードを笑顔で歩いた花嫁の横には、白髪の高齢男性の姿があった──10年前、花嫁の父親から心臓の臓器移植を受けている男性だ。

 小学校教師の花嫁ジェニ・ステピエン(Jeni Stepien)さん(33)は、10年前に事件に巻き込まれて殺害された父親の「ハート」には、自らの結婚式に必ず参列してもらいたいとずっと考えていた。そして、ステピエンさんの父親から心臓を提供された人物である、元大学教員のアーサー・トーマス(Arthur Thomas)さん(72)に、結婚式で「花嫁の父」役を務めてほしいとの旨を伝えた。

「人生で最良の日だった」と、式を終え、肩ひものないアイボリー(象牙色)のウエディングドレスに身を包んだステピエンさんは、教会の外で米ABCニュース(ABC News)のインタビューに答えた。ステピエンさんの両親もこの教会で結婚式を挙げているのだという。

 トーマスさんとステピエンさんが初めて会ったのは式の前日だった。

 AFPの取材に応じたトーマスさんは、「2か月ほど前にジェニさんから手紙をもらった。『私はあなたの心臓の持ち主の娘です。あなたと奥様のナンシーさんには、私の結婚式に参列していただきたい』と書いてありました。『一緒にバージンロードを歩いてもらえたらうれしい』とも」と述べ、「驚きましたよ。彼女が父親の心臓に結婚式に出てもらいたがっているのなら、これ以上のことはないと思った」と続けた。

 式のリハーサルで2人は抱擁を交わした。

「私たちはお互いをしっかりと抱き締めました。自分の手を(もう片方の)手首に当てると、脈が力強く打っていました。私の鼓動を感じたいかどうか聞いてみると、彼女は手を私の心臓の上に置いたんです」とトーマスさんはそのときの様子を語った。「とても心温まる、美しい瞬間でした」

■家族にとってつらい時期に命を授けてくれた
 料理人だった父親のマイケル・ステピエン(Michael Stepien)さん(当時53)は、仕事先から帰宅する途中に路上強盗に巻き込まれ、銃で撃たれた。米メディアの報道によれば、10代の加害者は実刑40年の有罪判決を言い渡された。

 事件後、ステピエンさんと母親は精神的に打ちのめされていた。しかし、そのような状況の中で、マイケルさんの臓器提供を決断した。

 マイケルさんの心臓が移植されることが決まったトーマスさんは当時、うっ血性の心不全で深刻な容体となっていた。

 米ニュージャージー(New Jersey)州ローレンスビル(Lawrenceville)出身で、4人の子どもの父親であるトーマスさんは、2006年秋にマイケルさんの心臓の移植手術を受けた。2日後には歩けるようになり、10日後には帰宅、6か月後にはスキーもできるようになった。

「ステピエンさんの家族には、私の命を救ってくれたことを感謝する手紙を書きました」とトーマスさんはAFPに話した。

 臓器提供を受けたレシピエントと臓器提供者(ドナー)の家族との間のコンタクトについては、お互いに希望すれば、ピッツバーグにある「臓器回復教育センター(CORE)」を通じて行うことができるようになっている。

 COREは、連邦政府が指定する、全米に58か所ある非営利の臓器調達組織の一つ。トーマスさんとステピエンさん一家は、過去数年間にわたって電話での連絡を取り合ってきた。

 今後、ステピエンさん一家と再会し、臓器提供に対する関心を高めるために力を合わせたいと話すトーマスさんは、一家を「素晴らしい」と評しながら「家族にとって最もつらい時期に赤の他人に命を提供する…到底できないことです」と続けた。(c)AFP/Jennie MATTHEW


さいごに

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単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

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なお、掲載している画像は いらすとや 様から頂きました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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