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一緒に帰りたかった


№104 今回紹介するお話

ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や話題になった涙話をYouTubeなどでアップされている動画と共に「涙が出るほどいい話」として記事にしています。

今回紹介するのは記念日に喧嘩をしてしまい、その直後に彼が交通事故で亡くなってしまったという、女性による後悔の投稿です。

このお話を元にした動画がありましたので、併せて紹介していきます。

投稿時期に関して

2003年2月5日の投稿を確認しましたが、違っていたらごめんなさい。


投稿内容

一年間同棲していた彼が他界した。

大喧嘩をした日、交通事故に遭った。

本当に突然の出来事だった。

その日は付き合って3年目の記念すべき夜だった。

しかし、仕事が長引いてしまって約束の時間に帰宅する事ができず、せっかく彼が用意してくれた手製の料理が冷め、台無しになってしまった。

いつも通り軽く詫びを入れて事を済まそうとしたが、その日の彼はいつもとは違い、私に対してきつくあたった。

丁度その時私は気分も優れず、仕事のストレスもあってか、そんな彼と話していくうちに強烈な憤りを覚え、つい言ってしまった。

「もういい!こんな些細な事でそこまで怒る事ないでしょ! あなたは自分の都合でしか物事を考えられないの!?」

…彼は黙った。

少しの間の後で、私も少し言い過ぎたと思い、黙って席を立ち、界隈を散歩して頭を冷やそうと思い、一旦家を出た。

いつも通う小さな喫茶店で、30分少々の時間を潰した。

あの人もただ単に怒りに任せて私に怒鳴り散らした訳じゃない。

それだけ今日のこの日の事を大切に思っていたからこそではないか、と考えた。

そんな彼の気持ちを思うと明らかに私の振る舞いは最低だった。

身勝手な自身を忘れ、改めて彼に謝ろうと思い、家に向かって歩いた。

しかし、彼は家には居なかった。

料理も、携帯電話も、机に置いたままだった。

マメなあの人が携帯電話を忘れるのは珍しく、近くにいるのかと思い、私は家を出て近辺を歩き回った。

しかし見つからない。

公園や近くの空き地も見たが、彼の姿は無かった。

彼の実家や、携帯を調べ、彼の友人宅等にも電話を入れたが、来ていないと言う。

家に帰り、2時間が経過した。

私はその時考えていた。

帰ってきたら頬をつねってやろうと。

幾らなんでも心配させすぎだ、悪戯が過ぎる、と。

明日は休日だからこんな事をするんだろう、と…

それが彼との最後の夜だった。

事故現場は家周辺の一方通行の十字路だった。

横から飛び出してきた車と衝突、即死だったそうだ。

時刻はPM10:20、丁度私が家を出て10分経過した時間だった。

その際彼が持っていた遺品は、缶コーヒー1本、女性用のガウンジャケット、現金で120円だということを聞かされた。

私のガウンジャケット、まだ未開封の缶コーヒー、私の為のジュース代。

細やかな気配りの中に、彼の深い愛情と優しさが感じられた。

一緒に帰りたかった。その言葉を心の中でつぶやいた。

同時に私の目から涙がとめどなく溢れた。

改めて、彼という存在の大きさに気付いた。

ただ、情けなくて、悔しかった。


動画

このお話を元に作られた動画がありましたので紹介します。

思い出のゆっくり2ch様(YouTubeTikTok

(2ch)ひまつぶしチャンネル『LAN』


さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。

また、リンクしている転載元やまとめサイト、過去ログ、動画などはサイト運営者や動画クリエイター等の方々の諸事情などによりリンクが切れている場合がありますので、その際はご容赦下さい。

なお、掲載している見出し画像は いらすとや 様から素材を頂いて作成しました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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