ギャラリーロイユ『ドラコニア逍遙 オマージュ澁澤龍彦展』
神戸の小さな画廊で、澁澤龍彦にまつわる展覧会があると、四谷シモンさんのアシスタントの菅原さんからご案内をいただいて行ってきました。
澁澤龍彦自体にはそれほど想い入れはないのだけれど、四谷シモンや近藤よう子さんの作品もかかるというので。
展示は、澁澤龍彦の流れを汲む幻想的な作品を作るアーティストたちの作品がメイン。
ほとんど知らない人たちばかりだったけれど、どれも魅力的で、間近で観れて大興奮です。
特に近藤よう子さんの肉筆水彩画2点は、線の美しさ、発色の鮮やかさ、すごかった。

遠景で失礼
その他出展作家の名前を列記すると
秋吉巒(らん)、桑原弘明、林由紀子、巖谷國士、伊豫田晃一、柄澤齊(からさわひとし)、建石修志、高松潤一郎、合田ノブヨ、山本六三。
後で知ったのだけれど、この画廊は山本六三さんの奥様と御息女が運営しているそうです。
書籍の販売もされていて、東雅夫編集の文庫本の他に、出展作家さんの詩画集、画集なども。
それらに混じって生田耕作さんの翻訳小説『黄昏のウィーン』(奢霸都館)があって、思い切って購入しました。

今回作品は出展されていないけれど、山本じんというアーティストの版画集もあって、これはギャラリーロイユ制作のものということでここでないとなかなか買えないだろうと、こちらも思い切って購入。

展覧会の記念冊子『ドラコニア逍遙記』は、澁澤龍子さんの他、巖谷國士先生はじめ今回の展示に出展している作家たちの寄せた文章も載っていて、見応えも読み応えもある一冊。

大ゴッホ展とは規模も何もかも比較にならない展示でしたが、何倍も濃厚な時間を過ごせました。
