夜になって強い雨が降り始めた。風も強い。(日記20260809SUN)
8月9日。長崎の原爆忌。
高校の修学旅行で訪ねた平和公園や、原爆資料館を思い出す。売店で買った本を抜き出してくる。
11時2分のその時間に、そっと目を閉じた。
録画しておいたテレビ番組「原爆ドーム〜目から消えるものは、心からも消える〜」を見た。
戦後、原爆ドームを残すか否かで割れた意見。
副題の「目から消えるものは、心からも消える」とは、1歳の時に被爆して16歳で亡くなった少女の日記の記述から。
もしも、私自身の経験であったならば、と考える。どう感じるだろう。難しい。
戦災や震災の遺構の重要性は理解しているけれど、「目に見える」ことから遠ざかりたくなるかもしれない。自分を守る心の動き。
残したい、見たくない、それは両立する。
資料館を見学した日の、グループの皆で眠れずに過ごした、あの一室、あの夜を思い出す。
朝は涼しくて草むしりが捗ったけれど、だんだん暑くなっていった。
夕刻、まだ蒸して暑い中、水やりをするといって母が庭に出た。終わるころになってポツポツと雨が降ってきたけれど、すぐに止んでしまった。
お夕飯は餃子。
うちでは「なんちゃって餃子」と呼ばれている、韮と挽き肉だけの簡易な餃子もどきである。
餡の下味は、醤油、酒、生姜。
これでもかと韮を入れるので、韮の良し悪しが肝である。店頭で、柔らかい、綺麗な韮と出会ってしまった時に作る。
通常の餃子ほど手がかからず、それでいてとても美味しい。本当は包み方も単純化するのだが、今日は餡が多かったので、餃子を包むように襞を寄せて包んだ。見た目はしっかり餃子になった。
酢醤油と辣油で食べる。
たいへん美味しゅうございました。
夕食をとっているとき、ゴロゴロと雷が鳴っていた。勝手口から外を見たけれど、雨は降っていない……と、思っていたら、不意にバラバラと雨戸を打つ音。土砂降りである。
暑い思いをして庭の水やりをした母は、渋い顔になっていた。さもありなん。ざんねん。
いいなと思ったら応援しよう!
おひねり歓迎いたし〼
貯金して、チョコレートを買いたいです。