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【 リンジー・クランシー 事件 1】 産後精神病と子殺し: 事件の概要


事件の概要

 アメリカで、とても悲しい事件の裁判が行われている。2023年1月、リンジー・クランシー (Lindsay Clancy) は 産後うつから産後精神病を発症し、3人の子供を殺害し自殺を図った、とされる件である。 裁判が進行中のため、「とされる」にとどまる。 はっきりしているのは、3人の幼子の命が奪われ、クランシーは半身不随という障害を負い 現在裁判に出廷しているということ。

裁判生中継

 アメリカは裁判の様子が生中継されるので、ニュースもソーシャルメディアもこぞって法廷での関係者の証言やリンジーの様子などが活発に取り上げている。直接の関係者(家族、友人、同僚 など)、警察関係者(捜査に関わった刑事や科学捜査を行なった捜査官、解剖医など)、医療関係者(治療に当たった医師、看護師など)、そしてクランシーを担当していた精神科医 数名やケースマネージャーなど、何十人もの関係者が次から次へと証言台に立ち、尋問と反対尋問を受けている。

 リンジーも、夥しい数の証人も、顔も名前も肩書きもすべて晒される。物証・証拠も次々と提示される。ものにもよるが、結構グラフィックな現場写真や怪我や治療部位の写真などもそのままライブ配信される(流石に死体や生々しい怪我などは映さない)。

裁判の争点

  裁判を全て見ているわけではく、素人解釈なので間違えているかもしれないが、争点は次の3つのようである。
1、クランシーの責任能力;産後精神病による精神喪失状態にあったか
2、医療過誤・社会的背景;クランシーは積極的に治療を求め症状の悪化と治療変更の必要性を訴え続けていたにもかかわらず、症状は悪化の一途を辿った。治療が適切に行われていれば、クランシーは事件を起こすことがなかったのではないか、そして
3、そもそもクランシーは本当に3人の子供を殺害したのか;殺害そのものの目撃者はおらず、凶器からクランシーの指紋は検出されていない、という声もちらほら聞かれているが、検察・弁護側共にこの点に対する明言はされていない(今のところ)


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