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ヒュウガトウキの収穫時期と旬|栽培者だからわかる最適なタイミング

「ヒュウガトウキはいつ収穫するのが一番いいの?」「旬の時期に収穫したものを飲みたい」

そういう疑問を持つ方に向けて書きます。宮崎の畑でヒュウガトウキを10年近く育ててきた経験から、収穫のタイミングについて詳しくお伝えします。

栽培している立場からわかることがあります。いつ収穫するか・どう乾燥させるかが、最終的に飲む商品の品質に直結します。

ヒュウガトウキの成長サイクルを理解する

収穫のタイミングを理解するためには、まずヒュウガトウキの成長サイクルを知る必要があります。

ヒュウガトウキは多年草ですが、3年サイクルの植物です。

【1年目】
発芽して根と葉が成長する時期です。まだ株が小さく、収穫量は少ないです。この時期は株を育てることに専念します。

【2年目】
株が大きくなり、葉や茎が豊富に育ちます。葉の収穫が本格的にできる時期です。

【3年目】
春から夏にかけて花が咲き、秋に実をつけます。花が咲く前後が根の成分が最も豊富とされる時期です。花が咲いた後、親株は枯れていきます。その前後から子株が育ち始め、これが次の世代になります。

草丈は大きくなると1.5〜2メートルほどになります。セリ科の植物らしい白い傘状の花が咲き、種を落として繁殖します。

葉の収穫時期

葉はヒュウガトウキを日常的に飲む際の主役です。お茶・粉末のどちらも葉を加工したものが多いです。

【収穫のベストシーズン】
葉の収穫は春から秋にかけて可能ですが、最も品質がよいのは春の若葉の時期です。

宮崎では4月から5月頃が葉の状態が最もよい時期です。若い葉は柔らかく、成分が豊富で、風味もよいです。この時期の葉は苦味も比較的少ない傾向があります。

【夏の葉】
夏になると葉が硬くなり、成分のバランスが変わります。苦味が強くなる傾向があります。真夏は強い日差しにさらされるため、葉の状態が変わりやすい時期です。

【秋の葉】
秋は再び葉の状態が落ち着いてきます。春ほどではありませんが、秋も収穫のタイミングとして悪くないです。

【収穫の方法】
葉は全部一度に取ってしまわず、少しずつ収穫することをおすすめします。株全体の葉を一気に取ると株が弱ります。外側の葉から順番に取り、中心部の若い葉は残すようにします。

根の収穫時期

根の収穫は葉と異なり、タイミングが重要です。
※現在自生しているヒュウガトウキは絶滅危惧種に指定されていますので、刈り取ることはできません。

【最適なタイミング:3年目の秋】
根は3年目の秋が最も成分が豊富とされています。3年間かけて蓄積してきた成分が根に凝縮される時期です。

花が咲く前の春から初夏にかけても根に成分が集まるとも言われていますが、一般的には3年目の秋が最適とされています。

【収穫の注意点】
根を収穫すると株が終わりになります。親株が枯れる前に子株が育っているのを確認してから収穫することが大切です。

また根を掘り出す際は周囲の子株の根を傷つけないよう丁寧に行います。スコップで深くゆっくり掘り起こすのがコツです。

【自家栽培での根収穫の現実】
自家栽培で根を収穫して飲むのは現実的には難しいことが多いです。3年待って収穫できる量は限られていますし、乾燥・加工の手間もかかります。根を原料とした商品を購入する方が効率的です。

私は根を掘り出して株分けしてヒュウガトウキを増やしたりもしています。

収穫後の乾燥・加工が品質を決める

収穫した葉をどう乾燥させるかが、最終的な商品の品質に大きく影響します。これは栽培者として実感していることです。

【高温乾燥のリスク】
高温で急激に乾燥させると成分が変性しやすくなります。また苦味成分が強く残りやすくなります。手間を省くために高温乾燥させた商品は、苦くて飲みにくいものになりやすいです。

【低温乾燥の重要性】
低温でゆっくりと時間をかけて乾燥させることで、成分を損なわずに苦味を抑えることができます。手間と時間がかかりますが、品質が全然違います。

日向当帰再生保全会が苦くない商品を作れているのは、この乾燥工程での丁寧な作業があるからです。生産者さんから直接聞いて確認したことです。

【乾燥後の保管】
乾燥後は直射日光・湿気を避けて密閉容器で保管します。適切に保管することで成分の劣化を防げます。

収穫時期と苦味の関係

自分で育てていて感じるのは、収穫時期によって苦味の強さが変わるということです。

春の若葉は苦味が比較的少ないです。夏の葉は苦味が強くなりやすいです。これは植物が高温・乾燥などのストレスに対抗するために苦味成分を増やすためと考えられています。

最適な時期に収穫した葉を低温で丁寧に乾燥させることが、苦くない高品質な商品を作る条件です。

市販品を選ぶときの参考にしてほしいこと

以上の知識を踏まえて、市販品を選ぶときの参考にしてほしいことをお伝えします。

【収穫時期の記載があるか】
春の若葉を使っているかどうか記載がある商品は、収穫のタイミングにこだわっていると考えられます。今はSNSなどのストーリーを参考にしてもいいかもしれません。

【乾燥方法の記載があるか】
低温乾燥・天日乾燥など、乾燥方法について書いてある商品は加工にこだわっていると判断できます。

【季節限定・数量限定の商品】
旬の時期に収穫・加工した商品を季節限定で販売しているケースは、品質へのこだわりを示している場合があります。

まとめ

・葉の最適な収穫時期は春(4〜5月)の若葉
・夏は苦味が強くなりやすい・秋はそれが和らぐ
・根の最適収穫は3年目の秋
・収穫後の低温乾燥が品質・苦味を左右する最重要工程
・収穫時期・乾燥方法が記載されている商品が品質へのこだわりを示している
・飲む用は品質管理された商品を選ぶのが確実

👉 日向当帰再生保全会

【書いた人】
宮崎在住55歳。高血圧をきっかけにヒュウガトウキと出会い、1ヶ月で血圧が20下がった体験から10年間毎日飲み続けています。自分でも畑で栽培しながら、日向当帰再生保全会の商品を愛飲中。お酒も飲む普通のおじさんが、体験を正直に書いています。

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