そうか、これがしくみか。#04|「考察」をちょっと深掘りしてみたいひと
わたしは「考える」ことが好きだ。
何かを掘り下げていく時間が、自分にとって一番しっくりくる居場所になっている。目の前の小さな違和感から一本の線が引かれ、心の奥にもやっと溜まっていた何かが、少しずつ鮮明になっていく。その感覚が好きだ。
それを「考察」という言葉で呼んでいるけれど、そもそも「考察」とは何か?
「考察を考察する。」
ちょっと末期に見えてくるけど、気にせずやっていきましょう。
タイトル「そうか、これがしくみか。」略して「そこしく。」は、こんな日常に浮かんだ疑問や気づきを、ものの構造をいつも気にしてしまうひとが、無駄に考察していき、95%わからないことを、40%くらいわかるところまで追いかけるシリーズです。軽くユルく進めますので、のんびりお付き合いください。
そもそも、考察ってなんだろう
「考察」という言葉は、「考」と「察」が組み合わさった漢語由来の熟語。「考える・検討する」と「よく見る・明らかにする」が合わさって、十分に考えて真相を明らかにする、という複合的な意味になる。簡単に言うと「よく調べて考えること」これが考察。
類似に見える言葉はいくつかあって、このあたりでわたしはよくわからなくなる。感想とも違う、解説とも違う、分析の隣にあるけど、分析よりもう一歩、対象の裏側に何が隠れているのかを、そっと覗きにいく行為にも感じる。そういう独特の手触りが、「考察」という言葉の奥にずっとくっついている気がする。
でも、そう書いてみてもまだもやっとしていて、考察って、そもそも前と後ろに何があるんだろうと気になり始める。単独で浮かんでいる言葉ではなさそうだ、という気配が、書いている途中でじわじわしてきた。どうやら、関係性の中でしか姿を現さない概念なのかもしれない。

ここから先は

300円の買い切り型マガジンです。このマガジンには、タイトル「そうか、これがしくみか。」略して「そこしく。」を収録しています。答えのないテ…
気に入っていただけましたら応援お願いします! いただいたチップは、創作のエネルギーにさせていただきます。
