FITファイルから、Zwift風ライドレポート画像が作れるツールを作りました
Zwiftやローラーで走ったあと、走行データをもっと見やすく、カッコよく残したいと思ったことはありませんか?
Ride Report Generatorは、FITファイル(`.fit`)をブラウザにアップロードするだけで、Zwift風のライドレポート画像が作れるツールです。
パワー・心拍・標高のタイムラインや分布グラフ付き。
完走画面用の画像も別途作れます。
データは端末内だけで処理するので、気軽に試せます。
ツールはこちら
https://karasu-hc.com/ride-report-generator/


当ツールの制作背景
Zwiftでライドを終えたあと、SNSや自分用の記録に「走行データを1枚にまとめた画像」が欲しくなることがあります。
Stravaのスクリーンショットも便利ですが、パワー・心拍・標高・分布が一枚絵になっているZwift風のログが理想に近い、と感じていました。
「実装ログをZwift風にできるのかな」という興味本位で、去年11〜12月ごろにプロトタイプを作りました。
画面にレポートが出るところまではできたのですが、当時はスマホで画像を保存できない状態でしばらく放置していました。
その後、スマホだけでFITを選んで、その場で画像を保存・共有できるようにアップデートしました。
いまはPCでもスマホでも、気軽に使えるようになっています。
このツールでできること
ライドレポート画像
FITファイルを読み込むと、次の内容がまとまった1枚の画像が作れます。
主要指標: 距離、移動時間、獲得標高、NP(Normalized Power)、TSSなど
タイムライン: パワー・心拍・標高の推移を1つのグラフで表示
パワー分布・心拍数分布: ゾーンごとの分布グラフ
おねいさんアイコン: 9種類からランダム登場。
TSSに応じて吹き出しのセリフが変わるカスタマイズ: FTP・最大心拍数・レポートタイトルを入力すると、TSSやゾーン表示が自分の設定に合わせて調整されます
Zwiftのライドレポートとの違い
Zwift本家のライドレポートでは、上段の指標にAP(Average Power)とカロリーが表示されます。
このツールでは、レイアウトはZwift風を意識しつつ、その2つをNP(Normalized Power)と獲得標高に差し替えています。
| Zwift本家 | このツール |
| AP(平均パワー) | NP(Normalized Power) |
| カロリー | 獲得標高 |
なぜこうしたかというと、僕自身のライドに合わせたからです。
外のライド中、メーターでAPを見ることはほとんどなく、NPを見て走ることが多い。
カロリーも、トレーニングの振り返りではあまり見ないので、代わりに獲得標高を載せる仕様にしました。
距離・移動時間・TSSなど、他の項目はZwiftに近い並びのままです。
おねいさんアイコンが、TSSに応じて褒めてくれる
レポート右上には、Zwift風のアイコンキャラ(おねいさん)が登場します。
FITを読み込むたびに9種類のおねいさんのうち、ランダムで1人が現れ、吹き出しでライドを労ってくれます。
TSS(トレーニングストレススコア)に応じて、吹き出しのセリフが変わります。
Zwiftと同じように、負荷が高いほどより強い言葉で褒めてくれる仕様です。
軽めのライドだと出てこないこともありますのでたくさん乗りましょう!
どんなセリフがあるのかは、実際にFITを読み込んで確かめてみてください。
9人全部のコンプリートを目指して、たくさん乗ってくださいね!

完走画面画像
ライドレポートとは別に、完走画面用の画像も作れます。
完走タイム(移動時間)
区間ベスト平均パワー: 20分 / 5分 / 1分 / 15秒
記念写真: 実走の写真を載せられます(任意)
W/kg表示: 体重(kg)を入力すると、完走画面のパワー列をW/kgで表示できます

プライバシーについて
FITファイルの解析はすべてブラウザ内で行われます。
このツールがサーバーへFITをアップロードすることはありません。
アカウント登録も不要です。
※ ページの利用状況把握のためGoogleアナリティクスを使用しています(FITの中身やファイル名は送信しません)。
FTP・最大心拍・体重は端末内のlocalStorageに約90日保存されます。
こんな時に使えます
| シーン | 使い方 |
| SNSに走行記録を載せたい | レポート画像を保存して、X(Twitter)やInstagramなどに投稿 |
| トレーニングの振り返り | 週次・月次で画像を残し、負荷や傾向をざっくり振り返る |
| 実走とZwiftの記録をそろえたい | 同じフォーマットで1枚にまとめられる |
| PCを開かずスマホだけで完結したい | Intervals.icuなどでFITを端末に保存 → ブラウザで開いてその場で画像化 |
| 仲間に「今日こんな感じ」と送りたい | 完走画面+区間ベストで、ライドのハイライトを共有 |
使い方(3ステップ)
1. ページを開く
ブラウザでRide Report Generatorを開きます。
https://karasu-hc.com/ride-report-generator/
2. FITファイルを選択
画面上部のUpload .fit fileから、`.fit`ファイルを選びます。
Zwiftのアクティビティログ
実走データ(Garmin等からエクスポートしたFIT)
Intervals.icuからスマホに保存したFIT
など、一般的なFITファイルに対応しています。
ファイルを選ぶと自動的に解析が始まり、レポートが表示されます(生成中は「レポートを生成中…」と表示されます)。
3. 必要に応じて調整して、画像を保存
| 項目 | 内容 |
| レポートタイトル | ライド名(初期値はファイル名から `.fit`を除いた文字列) |
| FTP | TSS・パワーゾーン用(デフォルト: 250) |
| 最大心拍数 | 心拍ゾーン用(デフォルト: 190) |
| 体重(kg・任意) | 完走画面のW/kg表示用 |
レポートの内容を確認したら、保存ボタンを押します。
ライドレポート: 「Download Image」
完走画面: 「完走画面をダウンロード」(記念写真を載せる場合は、その前に写真を選択)
PCではPNGファイルがダウンロードされます。
スマホでは共有メニューが開き、写真アプリへの保存やSNS共有ができます(共有に対応しない端末では通常のダウンロードになります)。
スマホだけで使う場合(Intervals.icuの例)
PCにファイルを移さなくても、次の流れで利用できます。
Intervals.icuで該当のアクティビティを開く
画面の手順どおりに、スマホへFITファイルをダウンロードする(リストアイコン → FIT FILE → DOWNLOAD)
Ride Report Generatorをスマホのブラウザで開き、FITファイルを選択
レポートを確認し、Download ImageからPNGを保存(共有メニュー経由で写真アプリへ保存)
ツール内のページ下部にも、Intervals.icuからのFIT保存手順が載っています。
FAQ
Q. 無料で使えますか?
A. はい。
ブラウザでページを開くだけで使えます。
Q. アカウント登録は必要ですか?
A. 不要です。
Q. FITファイルはどこから用意すればいいですか?
A. Zwiftのアクティビティログ、Garmin等のエクスポート、Intervals.icuからのダウンロードなどが使えます。
Q. スマホでも使えますか?
A. 使えます。
レポートの表示・画像の保存(共有メニュー経由)に対応しています。
Q. データは外部に送られますか?
A. FITファイルの中身はサーバーに送信されません。
解析は端末内だけで完結します。
Q. どんなブラウザがおすすめですか?
A. 僕の手持ちのMacBook Pro、iPhone、AndroidのChrome・Safariで動作確認済みです。
Q. なぜZwiftと違ってAPではなくNPなのですか?
A. 実走中はAPよりNPを見てライドすることが多く、レポートにもその方が自分にとって都合が良いからです。
カロリーの代わりに獲得標高を載せているのも、同じくライドの振り返りでよく見る指標に合わせたためです。
おわりに
日々のZwiftライドや実走の記録・振り返り・SNSシェアに、ぜひ使ってみてください。
「こんなライドで試した」「こう使っている」などの感想やフィードバックも嬉しいです。
Ride Report Generator
https://karasu-hc.com/ride-report-generator/
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