【永久保存版】海外在住の僕が選ぶ東京で絶対外さない至極の飲食店リスト120(随時更新)
(2025/5/7更新)
(2025/4/25更新)
このnoteは、僕個人の年間100軒以上、10年以上にわたる食べ歩きの経験と、偏愛とも言える嗜好に基づいた飲食店のリストである。
「最近仕事頑張ってるし、自分へのご褒美に美味しいものを食べたい!」
「今度友達とご飯行く予定立てたんだけど、店が決まらない…」
「たまには食べたことない国の料理を食べてみたい!」
「一世一代の大勝負に向けて絶対に外さないお店を知りたい」
という人向けに、本気でおすすめできる店だけを厳選した。
掲載ルール
・都内のお店が中心。
・苦手な食べ物はほぼなし。
・お酒は食を引き立てる程度に嗜む人。
・価格帯は1000円以内から数万円まで幅広く。
・会員制のお店は原則なし、予約困難店も少なめ。
・筆者の好きな分野はフレンチ、魚介類、ラーメン。
・いわゆるクリシェというか王道も適度に入れるようにした。
・味だけでなく体験価値も重視しているため、人を選ぶお店も含む。
厳選したといいつつ、熱量が暴走した結果、URLを抜いて24,000文字以上・120店舗以上もの特大ボリュームになってしまった。
(ジャンルや価格帯、TPOを考えると奥が深い世界でもある)
9割以上は無料で読めるようになっているが、更にディープな情報がほしい人、こいつの情報は役に立つ!と思った人は後半パートを購入いただくことで150%堪能できる。
今後も随時更新する予定ではあるが、飲食店と同じでいつ値上げするかわからない。購入いただけた場合、更新通知がいくようにもなっているので是非活用してほしい。
■世界的に見ても特異な日本の食文化
「日本の食べ物は美味しい。」
そんなの当たり前? そうかもしれない。
僕はニューヨークに住んでいるのだが、食に関してはどうにも満たされないものがある。世界中の人が憧れる街に世界一の美食が集まるかと思ったらどうやらそうでもないらしい。
確かにヨーロッパ、アジア、中東など世界中の料理は一通り食べられる。
でも例えばパスタ一つ取っても、明らかに日本で食べたほうが美味しい。なんなら自炊したほうがマシなレベルのお店もたくさんある。
実際、2024年版のミシュランガイドに基づくと、星付きレストランの総数では東京が17年連続で世界一(183軒)を誇る。
パリ(124軒)、ニューヨーク(74軒)と比較してもその過熱っぷりは明らか。
したがって、世界的に見たらむしろ日本人の食に対する執着のほうが異常なのだ。
この民族は食に対して異様に好奇心が強く、異様にこだわりがあるようだ。
例えば焼鳥の部位である「ちょうちん」は、鶏の卵巣の中で卵の形になる前の卵黄である「きんかん」、卵が産卵されるまできんかんが通ってくる輸卵管や卵巣にあたる部分である「ひも」をセットで焼いたもの。
これを食べたアメリカ人の知り合いはあまりにショックすぎて2日間寝込んでしまった。
ただでさえアメリカ人は生卵が嫌いなのに、卵巣の中にある卵黄と卵巣を一緒に食べるなんてどうかしていると思われただろう。
また北陸地方には、猛毒を持つフグの卵巣をしばらく糠漬けにしておくと何故か毒が消えて美味しくなる、ただしその科学(化学)的メカニズムは未だに解明されていないという狂気じみた郷土料理がある。
(僕は現地へ糠漬け体験に行ったことがあるがめちゃくちゃ楽しかった)

僕自身、食に関する好奇心はかなりあるほうだと自負している。
中には旅行先でファミレスに行ったり海外で吉野家に行く人もいるみたいだが、僕はせっかくであれば現地の人の食生活を体験してみたいと思う派閥だ。
その僕をしてもって、アメリカにあるほとんどの食は日本より下、あるいは日本でも食べられると断言できる。
前回の一時帰国中、きちんとしたレストランからB級グルメまで、僕は東京の食を貪るように堪能した。8日連続でラーメンを食べたこともあった。
筋トレしていることもあり、普段は鶏むね肉と白米中心の生活をしている身体には刺激が強すぎたのか、食欲は留まることを知らず、体重は2週間で5kg増えた。
■良い飲食店を広めたいし、支えたい。
本音を言うと、おすすめといえども積極的には教えたくない。予約が取りづらくなったり行列になったら困るのは何を隠そう僕自身だ。
でも、僕は今東京の飲食店に通える状況ではない。
それならばせめて読者の皆さんに通ってもらい、お店が僕の帰国まで無事に存続してくれることを一番に願っている。
(余談だが、僕は「本当は教えたくないんだけど〜」みたいなことを言いながらバズるために教えたくて仕方ない奴らが大嫌いだ。だが今回ばかりは背に腹は代えられない状態なので仕方がない。この葛藤を察してほしい。)
「推しは推せるときに推せ」とはよく言ったものだが、飲食店も同じだ。
どんな名店も、油断しているとあっという間になくなってしまう。
実際、僕が2年間で50回ほど通った『ラーメン二郎赤羽店』、今でもこの世で一番美味しいチャーハンだと思っている『全回転』、行きたくて結局行けなかった伝説のフレンチ『コート・ドール』など、いろいろな理由で閉店してしまった飲食店に叶わぬ思いを今でも馳せることがある。
個人飲食店が週6で営業してるのは、ユーザー目線からしたら珍しくない。
しかしそういうお店は【昭和的働き方×属人的スキル】で支えられているのであって、働き方改革が叫ばれるこのご時世、名店だろうと後継者がいないという理由でどんどん閉店が進むのだろう。
良い店は残ってほしいし、微力でも支えられるなら僕もできるだけのことはしたい。だから、頼んだぞ。
■使い方
目次は基本的にジャンル別で、
「店名@最寄駅¥」
というフォーマットで記載している。
・場所
最寄駅を記載しているが、厳密にはなっていない可能性がある。
(例:有楽町からも銀座からも行ける場合、どちらかのみ記載)
また複数店舗ある場合はできる限り全て記載するようにしている。
Ctrl+F(Macはcommand+F)でページ内検索機能を開き、駅名を入力するとその駅付近のお店も探せる。
・価格帯
だいたいの価格帯を記号の個数で表現している。
凡例:「¥ (~¥1,999)」「¥¥ (¥2,000~)」「¥¥¥ (¥5,000~)」「¥¥¥¥ (¥10,000~)」「¥¥¥¥¥ (¥30,000~)」
ランチとディナーで差が大きい場合、両方記載している。
当然、お酒を頼むかどうかは値段に直結する。僕は大量に飲むほうではなく、料理を楽しむために嗜む程度なのでご参考までに。
結構な労力をかけたので、できれば記事へのスキ+noteアカウントのフォローを合わせてしてもらえると非常に励みになる。
■ラーメン(二郎系)
食べ物の好みは人それぞれだが、日本のラーメンほど「沼」と呼ぶにふさわしいジャンルはないだろう。特に、二郎系。
ただのラーメンとは一線を画し、信者を生み、独自の流儀を持ち、時には激論を巻き起こす。
僕もかれこれ10年以上、このラーメン、いや二郎という食べ物に魅了され続けている。
最初に食べたときは「もう二度と食べるものか」と思った。2回目も同じ感想だった。それがいつの間にか大好きな食べ物になっているから不思議なもの。
今回の帰国でも、朝5時に羽田空港着のフライトを降りたあと僕がまっすぐ向かったのがラーメン二郎三田本店。
ラーメン二郎三田本店——総本山であり、ジロリアンたちの聖地。朝8時という異例の開店時間が、時差ボケの身にはむしろありがたい。店に着くと、すでに数名の並び。だが、この程度は朝のウォーミングアップ。
カウンターに座り、目の前に丼が置かれる。もやしとキャベツの山、朝日を浴びて黄金色のスープに沈む極太麺、堂々たる豚。見慣れた光景なのに、久しぶりに目の当たりにすると「あぁ、帰ってきた」という実感がじんわり込み上げる。
この一杯を完食した瞬間、僕の帰国は正式に完了するのだ。
さて、ここからはそんな中毒性のある二郎系の名店を紹介していこう。
ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅前店@ひばりヶ丘駅¥
もし今後一生、一店舗の二郎しか食べられないとしたら僕は迷いなくヒバジを選ぶ。
市川海老蔵似の明るい店主のキビキビしたキッチン捌き。
美しく黄金色に乳化した極上スープ。
そのスープと完璧に絡む独特のストレート麺(通常二郎の麺はオーションを用いるが、ヒバジは粉の配合が違うという噂もある)。
そして通称「クタの斜塔」と呼ばれ美しく盛り付けられたヤサイの下に潜むジューシーな豚。
全てのレベルが高く、現存する44店舗+閉店した歴代店舗を加えても、ヒバジ、お前がナンバーワンだ。
神奈川寄りの人には生田駅前店、関内店。
千葉寄りの人には松戸店、一之江店を次点としておすすめしたい。
蓮爾@登戸、桜新町¥
二郎には三田本店の総帥に認定された「直系」と、亜流となる「インスパイア」が存在する。
玉石混交のインスパイアの中でもレベルが高く、かつ異彩を放つのが蓮爾。
独特のゴワゴワ麺はもはやうどんよりも太く、クセになってしまったら最後。
直系二郎よりも蓮爾のほうが好きという人もいるくらいだ。
アクセスを考えると世田谷区にある新町店になるか。
えどもんど@西日暮里、中野、新橋¥
煮干し系の名店である『中華そば いづる』の創業者が始めた二郎系、えどもんど。
ド乳化でカラカラのスープ、パツパツの麺は直系に負けない完成度の高さ。そしてなんといっても豚が量と質ともに素晴らしい。
にしても煮干しと二郎系を両立するって器用すぎる…
ウデ(料理の場合は舌も)の良い人って何やらせても上手くいくんだよなあ。
千里眼@駒場東大前¥
世の中に二郎系は数あれど、独特の「冷やし中華」で一躍有名になったのがこちら。
日本のあのクソ暑い夏にぴったりで、夏になると絶対にアレを食べたくなる…あの指原莉乃さんも訪れており、初心者にもおすすめ。
■ラーメン(家系)
家系ラーメンに求めるものは何かと問われれば、それは安心感。
豚骨と鶏油の濃厚なコク、キリッと効いた醤油ダレ、もっちりとした太麺。
そこにライスを添えれば、もう完璧。
むしろ「白米を一番美味しく食べるためのおかず」が家系ラーメンなのかもしれない。
なお、吉村家の従業員によると家系の真髄は麺柔らかめにある。
固めの麺でモリモリ白米を食べるのもいいが、やわめの麺にねっとりと絡んだ濃厚スープを味わい尽くすのもまた一興。
ハマっ子でなくとも、ラーメンといったらやはり家系は外せない。何度も足を運んだ、間違いない一杯を紹介しよう。
家系総本山 吉村家@横浜¥
言わずと知れた家系の総本山。
まずはここから。
麺屋たいせい@中野坂上¥
普通の家系よりも豚骨の臭みが抑えめで、鶏の旨味を最大限に引き出しているためスープが軽くて旨味が強く、家系初心者にもオススメ。
非常にレベルが高く、比較的新しくオープンしたお店の割には一躍人気店に上り詰めた。
新宿から頑張れば歩ける立地も魅力的。
武道家@中野、早稲田¥
家系にも家系図があり、上記の『たいせい』は武道家出身。
武道家出身は『紫極』『おか本』『麺家 福増』など特に名店が多い。
もちろん武道家自身も間違いないクオリティを誇る。
箕輪家@中野¥
幻冬舎の編集者、箕輪厚介さんプロデュースのお店。
僕が箕輪さんのファンかといったらそうではないのだけど、ラーメン界隈からすこぶる評判が良かったので訪問。
僕は福岡に行っても他に食べたいものが多すぎてわざわざ豚骨ラーメンを食べないのだが、後述する『むかん』とのコラボの熟成塩豚骨ラーメンを食べてみたら予想外に美味しかった。
■ラーメン(モダン)
日本のラーメンは安すぎる!(日本のスマホ代は高すぎる)
二郎系や家系のようなジャンクなラーメンばかり食べていると思われるのは正直心外だ。
二郎や家系も好きだが、あれはあくまで快楽と中毒性を最大化したものであって、トータルでの完成度に関しての最大値は別のところにあると思っている。
「ヤツらはラーメンを食っているんじゃない、情報を食ってるんだ」
という通称ラーメンハゲの名言があるが、情報を食ったって構わないと僕は思っている。
むしろ情報こそが食を楽しくし、人生を豊かにするものではないだろうか?
さて、ラーメンとは旨味x塩味の料理である。
僕は無化調信者ではないが、飯田商店、五感、蔦といった錚々たる名店が軒並み無化調で仕上げていることから、ラーメンの最大値を狙うのであれば結論としてそこにたどり着くのではないか、という仮説がある。
世界三大料理の一角、フランス料理の世界では、ブイヨンを仕込むのに24時間かけることもある。
骨や野菜をじっくり煮込み、丁寧にアクを取り、雑味を極限まで削ぎ落とした究極のスープ——それが皿の上に乗るまでには、想像を絶する手間と時間がかかる。
本質的にはラーメンもそれと同じことをしている。
1000円。
たったそれだけで、フレンチのブイヨンに匹敵するほどの努力量、食材量、情報量が詰め込まれた一杯を味わえる。
ニューヨークでは一蘭が一杯3000円の世界。
日本にいればたった1000円でこれより美味しいものを食べられるのに…
と考えるときほど心が貧しいときはない。貧すれば鈍する。
いま 「コストに対して最も多く情報量が詰め込まれた美食」 を求めるならそれは間違いなくラーメンだといえる。
駅名を言われたら即おすすめが出せるくらい無限に挙げられるが、今回は厳選に厳選を重ねて今が旬の店を紹介する。
一条流がんこ 総本家分家四谷荒木町@四谷三丁目¥
僕が二郎系と同じくらい、いやそれ以上にハマったのが「がんこラーメン」。
何がすごいかというと、極限まで高めた旨味を迎え撃つ形で極限の塩味が共存している、旨味のメドローアみたいな構成(?)。
家元と呼ばれる創始者は数年前に引退してしまったのだが、家元に見初められた後継者の方が引き継いで四谷で営業を続けている。
元々は、家元が店を作っては人気が出る度にひっそりと引っ越し、インターネットのない時代にも関わらず引っ越した先の店舗も口コミであっという間に人気店になってしまう、という伝説めいたお店。
今もがんこラーメンの看板を掲げるお店だけでなく『覆麺 智』『花木』『半ざわ』など、お弟子さんが各地でご活躍されている。
Japanese Ramen 五感@池袋¥¥
今回の帰国で一番衝撃を受けたのがこちら。
Tablecheckでの完全事前予約制、予約手数料とラーメンとライスを入れると3000円を超えるというなかなか高いハードルだが、その価値は十分にある。
スープから麺から肉から、全ての仕事が丁寧で、おそらく投下されている仕事量がとんでもなく、自分がラーメンを好きな最大の理由はそこなのだと思った。
現代ラーメンを極めるとここに到達するのか…と冗談抜きで食後にしばらく放心状態になってしまった。
桜上水 船越@桜上水¥
僕が一番通いたいラーメン店。
一見すると雑多に見えるが、絶妙なバランス感覚と技術が詰まった最先端の現代ラーメン。
薬膳のようなポタージュのような分厚いスープでありながらジャンクではなく、唯一無二。
千乃鶏@池尻大橋¥
ここは昆布水つけ麺と釜玉油そばの二刀流。
こういうのは大抵どちらかが当たりでどちらかは普通なのだけど、このお店はどちらもメイン級を張れるところがすごい。
昆布水つけ麺は麺の一本足打法になりがちだが、塩のミネラルと鶏の旨味がガツンときて薬味がふわっと香るスープがいい。
途中の味変要素も楽しいが、デフォの完成度が十二分に高い。
釜玉油そばは麺が旨すぎるので最初は麺のみで食べることをおすすめする。
丼の底から混ぜると一気にジャンキーな油そばへと変貌。
最後にライスを投入すればフリーザの変身のごとく一杯で3度も楽しめる。
むかん@中野、五反田、池袋、錦糸町¥
KBM(牡蠣バター麺)で一躍有名になった新進気鋭のお店。
よにのちゃんねる(二宮和也、山田涼介、菊池風磨)のYouTubeで訪問していたので、バズる前に絶対に行くべき。
フェットチーネみたいなちゅるちゅる麺、香り高い最高の昆布水、濃厚な卵黄、神の作り給いし牡蠣バター、そして〆のライスドボン。
そしてこれで800円という価格設定は明らかにおかしい。
前述の『箕輪家』とのコラボなど現状維持にとどまらない挑戦も行っており、もちろん普通の牡蠣塩ラーメンも美味しい。
えーちゃん食堂@目黒¥
山手通りという好立地とはいいつつも、平日にも関わらず毎日朝5時には既に行列ができているというカルト的人気を誇る名店。
どこかにありそうながら実際にはどこにも似ていないラーメンで、ノスタルジーとモダンを両方感じつつも旨味の詰まったスープは食べるごとに気付きがある。
始発でも難しい場所に住んでいる場合は、終電を逃した飲みの翌朝などにふらっと行きたい。
■麺類
ナポリタン、たらこスパゲッティ、明太クリームパスタ——これらはイタリア人からすれば邪道と思われるかもしれない。
だが、日本人にとってはこれは進化であり、発明だ。
食に対する飽くなき探究心が、日本独自の麺文化を生み出してきた。讃岐うどんの強烈なコシ、そばの香り高さ、つけ麺の濃厚な旨み、焼きそばのジャンクな魅力……日本人は麺をただの食べ物としてではなく、遊び、研究し、磨き続けてきた。
その結果、世界のどこにもない「唯一無二の麺料理」が生まれた。ナポリタンは洋食屋の定番として親しまれ、たらこスパゲッティはイタリアの「ボッタルガ」とはまったく異なるジャンルとして確立されている。
そして、日本の麺文化は今も進化を続けている。ラーメン以外にも、一時帰国でぜひ味わいたい「麺の傑作」が数多く存在する。
今回は、そんな 「ラーメン以外の麺の名店」 を紹介しよう。
リフランド@大森¥¥
虎の威を借る狐みたいで恐縮なのだが、トイアンナさんが「狂ったように美味しいパスタを出す店に行ったらパスタが狂ったように美味しかった」とおっしゃっていたので訪問したらこれが大当たり。
パスタなんてどこで食べても美味しいじゃないかと思うかもしれないが、ここのパスタは全てがバチッとハマっていて思わずため息が出る。
定番はもちろん、特にトマトソースベースのパスタが絶品。
板蕎麦 香り家@恵比寿¥¥ランチ¥¥¥ディナー
人気店なので行列必至だが、店名の通り、香り高い蕎麦が恵比寿で楽しめる。
内装から食器まで全てにこだわり抜かれた名店。ぜひ日本酒やつまみと一緒に蕎麦を楽しんでほしい。
天ぷらはサックサク、蕎麦は細め太めが選択できる。
つゆは醤油出汁と胡桃だれがあり、どちらもレベルが高い。
川上庵@麻布十番、南青山¥¥ランチ¥¥¥ディナー
軽井沢発の人気蕎麦店。
頑張って軽井沢まで行かなくとも軽井沢の名店の蕎麦を頂けるのは嬉しい。
ランチ利用はもちろん、雰囲気が落ち着いているのでディナーデートや会食にも最適。
角萬@浅草¥
蕎麦界の二郎。
名物「ヒヤニク」はワイルドな極太硬蕎麦に甘めの出汁、肉とネギのバランス感が中毒性をそそる。
サービスや客層から下町らしさを感じる瞬間もいい。
神保町やきそば みかさ@神保町¥
焼きそばの専門店に行ったことはあるだろうか?
もちろん屋台や家庭料理として食べることはあっても、外食で焼きそばの名店はなかなか聞かないだけあって、ここは圧倒的な存在感を放っている。
屋台で食べるあのジャンキーさと専門店で食べる完成度を併せ持ち、見た目多いかなと思ってもあっという間にペロリと平らげてしまう。
丸香@神保町¥
一体何回バズるんだと言いたくなるくらい定期的にバズっているうどんの名店中の名店なのでもう知っている人も多いだろう。
讃岐よりも讃岐なんじゃないかと思うくらい(?)コシが強強の讃岐うどん。
うどんも天ぷらも絶品なのだが、個人的にはカルピスバターを贅沢に使った釜玉うどんが一番好き。
香川一福@神田、恵比寿¥
丸香も当然美味しいが、一福も負けていない。
あちらの異常な並びを考慮するとこちらに軍配が上がる可能性すらある。
フレンチの名店である北島亭監修のカレー、和食の名店であるしのはら監修の肉を使ったカレーうどんは至高の領域に達する。
鶏天を頼むとムネ肉とモモ肉両方味わえるのも最高。
資さんうどん@両国¥
コシの強い讃岐うどんもいいが、コシの全くない博多うどんも好きだ。
日本三大うどんではないものの、福岡の地元民は豚骨ラーメンよりも博多うどんを好んで食べるそう。
やわやわの麺が優しい味のいりこ出汁を吸いに吸ったときの爆発力は計り知れない。
ごぼう天、大量のネギとの相性も捨てがたい。
そんな博多うどんは東京ではほとんど食べられなかったのだが、根強いローカルチェーンである『資さんうどん』がついに東京に進出。
今後も首都圏への出店を次々に計画しているようなので要注目だ。
僕が一番好きな『牧のうどん』もいつか来てくれないかなあ…
おにやんま@五反田、新橋、中目黒、人形町、東品川、日暮里、御茶ノ水、日本橋、渋谷、豊洲¥
「うどんなんて気合いを入れずに食うもんだろ!」という人はこちらへ。
安い・美味い・早いの三拍子を揃えた上に、繁華街近くにあって夜遅くまでやっているのがありがたい。
■カレー
ニューヨークにもカレーはある。
星の数ほど、とは言わないまでも、まあ、それなりに。
インドやパキスタン出身の人が経営し、現地のインド人やパキスタン人が集うようなカレー屋にも行った。
余談だが僕は昔パクチーが苦手だった。インドカレーやビリヤニを頼むと絶対についてくるのが憎らしかった。
でもあるときこう考える、「パクチーを食べられないのはカレーの良さを100%楽しめていないのでは…?」
そこから出されたパクチーは必ず食べるようにした。最初こそしんどかったものの、次第に慣れてきて、ついには克服することができた。
僕はこれを「オーバードーズ理論」と呼んでいて、嫌いなものを半ば無理やり食べ続けると、あるとき好き嫌いのベクトルが突然ねじ曲がることがあると考えている。
例えば20歳になりたての頃ビールが苦手だった人は、背伸びして飲むうちにいつの間にか好きになっていたのではないだろうか?
さて、一時帰国した僕の胃袋が、いや、魂が欲しているのは、あの日本のカレーなんですよ。スパイスの海で溺れるような、でもどこか懐かしくて、白米を最強の相棒として引き立てる、あの独特の進化を遂げたやつ。
マンハッタンの摩天楼を眺めながらじゃ、この味は完成しない。
さあ、時差ボケも吹き飛ぶ、絶品「ジャパニーズ・カレー」の世界へご案内しよう。
INDIA GATE系列@京都¥¥
ビリヤニは馴染みがない人も多いと思うが、世界三大炊き込みご飯の一つ。ちなみに残りの2つはあの松茸ご飯とパエリア。
そして僕が勝手に日本三大ビリヤニと呼んでいるのが『INDIA GATE』『ビリヤニ大澤』『ジョニーのビリヤニ』。
INDIA GATEは京都に店舗があるカレー屋で、「出汁ビリヤニ」を中心にした創作ビリヤニをシグニチャーにしている。
和洋折衷ならぬ和印折衷を体現するために京都に店を構える、その心意気だけで涎が止まらない。
東京でカレーの催事があるときは積極的に遠征しにきてくれるのでそれが狙い目。
ビリヤニ大澤@神田¥¥
「ビリヤニは出来立てが一番美味しい!だから絶対に出来立てしか提供しない!」という信念を実現するため、完全予約制&一斉開始のディナーを一日に2サイクルのみ営業という拘りっぷり。
良い意味で店主の狂気が感じられ、全ての体験が異次元で楽しい。
ビリヤニに魅せられて脱サラした大澤さんの狂気の片鱗を感じたい人はこちらの動画も見てほしい。
「ビリヤニに一番合うのはコーラ」という持論もあり、瓶コーラを冷蔵庫で1度単位でコントロールしている。
更には客側もほとんどがお一人様という狂いっぷり、たまらん。
ちなみに客側もこだわりが強いようで、遠慮なくコーラ以外の飲み物を注文している。
ジョニーのビリヤニ@神田¥
インドやパキスタンを旅して学んだビリヤニをこだわり抜いて作りあげる石川県の名店が、カレー激戦区神田エリアに最近オープン。
催事では甘エビ、ホタルイカ、バイ貝、ブリ、サクラマスなど変化球食材を使う実力がありつつも、普通のビリヤニはシンプルの究極形で、500gがペロリと消える飽きない味わい。
エリックサウス@渋谷、東京、高円寺、虎ノ門、名古屋、大阪¥¥ランチ¥¥¥ディナー
イナダシュンスケさんをご存知だろうか?
サイゼリヤフルコースや30分チキン、ミニマル料理の生みの親(?)であり、エリックサウスのオーナーであり、僕が勝手に「食の師匠」としている方だ。
食べるスキルと作るスキルと書くスキルの三角形でいえばおそらく日本一だと思っている。
そのイナダさんが営むカレー屋で、カレーやビリヤニはもちろん、南インド料理を日本人の口に合うようにアレンジしたフルコースは一見の価値あり。
吉田カレー@荻窪¥¥
インドカレー、欧風カレー、ジャパニーズカレーいずれとも形容し難く、鰹節、昆布、貝柱、鶏ガラの出汁とフルーツの甘味が複雑に混ざり合わさった独自のカレー。
店主のキャラが濃いので人を選ぶが、ハマる人にはとことんハマるお店。
ケニックカレー@渋谷¥¥
魯肉飯xグルテンフリーカレーという唯一無二のジャンルを切り拓いた、センター街のカレー屋。浅い飲食店しかない渋谷という立地でこのこだわり抜いたカレーが並ばずに楽しめるのがポイント高い。
ビールもスパイスハイボールもあるので、渋谷で困ったときにふらっと寄ることもできる。
カレーハウスチリチリ@戸田公園¥
インドのスパイス使い、欧風のブイヨン、油控えめで化学調味料不使用という日本の良さを全て取り込んだ大人気店。
大量の野菜を使った薬膳カレーは『エチオピア』や『もうやんカレー』に近いものがあるかもしれない。
本石亭@神田¥
今回挙げた中では珍しくオーセンティックな欧風カレーを提供していて、神田の閑静な通りに佇む、夜はBARとして営業しているお店のお昼の営業形態。
ゴロゴロした野菜と、適度に辛くてコクがあるルーが最高にマッチする。
レトロな内装の店内で、クールなマスターがテキパキと作業するのもサマになっている。
トウキョウカレーカルテット@東京、その他¥
・ミシュランにも掲載された大阪出身の『Columbia8』
・北海道のスープカリーの超名店、『奥芝商店』
・王道の欧風カレー、『スイス』
・アーユルヴェーダをテーマとするインド料理の『SITAARA DINER』
の4店舗が八重洲地下街に集まった最高の場所
…だったのだが、今は『奥芝商店』と『スイス』しか残っていないらしい。世知辛い。
僕が一番好きなのは『Columbia8』で、青唐辛子と渋み、グレープフルーツジュースの酸味と一緒に食べるシャバシャバのキーマカレーがたまらん。
『Columbia8』は新宿で、『シターラ』は南青山で引き続き味わえる模様。
東京駅周辺は前述の『エリックサウス』もあれば『インデアンカレー』もあり、銀座に行けば『ニューキャッスル』、前述の『スイス』、カシミールカレーが有名な『デリー』、タモリさんが愛した『ナイルレストラン』もあり、カレー激戦区。『ダバインディア』はなくなっちゃったけど…。
訪問難易度は高いものの個人的には『京橋屋カレー』が一番好き。
■肉料理
※焼肉など一部は「■高級飲食店」の欄にあり。
ステーキならニューヨークにもゴロゴロある。Tボーン、ポーターハウス、フィレミニョン…肉厚自慢のやつらが、毎晩どこかでジュージュー言ってる。
確かにアメリカのステーキやハンバーガーは美味しいし、タコスや煮込み料理もある。事実、アメリカが日本に対抗できる数少ないジャンルと個人的に考えているのが肉料理。
でもね、僕が求める「肉」は、ちょっと違う次元にあるんだ。やはり日本でないと食べられない肉料理は多い。特に食の興味の幅が狭いアメリカ人は希少部位を食べたがらない。
「WAGYU」が世界基準であるように、肉の味を巡る戦いはキッチンではなく農場から始まっている。
霜降りの芸術、部位ごとの繊細な味わい、それを引き出す職人技。焼肉の網の上で繰り広げられる、肉と炎が奏でるハーモニー。
あるいは、衣が見事に花開くトンカツ。
炭火の上でじっくり焼き上げられる様々な部位の焼き鳥。
肉の旨みを最大限に引き出すのはやはり日本の技術。
そして何より肉を食べることは本能が踊る。
伊勢廣@京橋、有楽町、二重橋前¥
夜は焼鳥屋だが、サラリーマンで満席になるランチ営業では焼鳥丼が味わえる。
炭火焼で一本ずつ焼かれた串は絶品で、好みに合わせてレバーに変更なんてこともできる。
とんかつけい太@西荻窪¥¥
老舗の古き良きお店が多い中で、新進気鋭のとんかつといえば2019年オープンのこちら。
完全予約制だが、ご実家で丹精込めて育てられた上質な豚を低温から丁寧に揚げたとんかつは筆舌に尽くしがたい。
同じジャンルに属する成蔵は客単価1万円弱と、とんかつというジャンルの中ではかなり手の届かない存在になってしまった。
ポンチ軒@神田¥¥
5年連続ミシュランビブグルマンのとんかつ屋で、ロース、ヒレ、ビーフ、コロッケ、アジフライ、カキフライなんでもござれ。
シェフはフランス料理出身だが店内はそこまで気取った感じはなく、豚汁からお新香まで全てにおいて仕事が行き届いている。
挽肉と米@渋谷、吉祥寺、京都¥¥
瞬く間に超人気店になってしまった。
上質な炭火焼ハンバーグと米を心ゆくまで楽しむことができる。
朝早くから整理券を取って夕方訪問になることもあるという営業形態だったが、渋谷は完全予約制に切り替わったことで逆にハードルが下がったか。
煮込みかっぱ@駒澤大学¥
サービスはぶっきらぼうだが味は間違いないお店。
牛丼というよりはどこか懐かしい味付けの牛すじ煮込みで、甘じょっぱい汁と共に白米をかき込む幸せを味わえる。
BEER PUB CAMDEN@池袋¥¥¥
あえてのハンバーガー。逆に日本でアメリカっぽい雰囲気を味わうならここ。
クラフトビールが豊富で、がぶ飲みしつつみんなでワイワイできる。これまでこのお店に結構な金額を注ぎ込んだ。
ヘイメルミヤマス@渋谷¥¥¥
ビールもワインもなんでもござれ、隠れ家的なビストロ。
店内が薄暗くて雰囲気が良く、横並びの席が多い。ドリンクだけでなくフードも美味しく(おすすめはレバーパテ)、雑多なイメージのある渋谷でこういう隠れ家的なお店を知っていると確実にセンス良いと思われる。
つまり圧倒的にデート向き。
他にもデートに向いてるお店を知りたい人は後半「■ガチで口説けるバー」へレッツゴー。
■魚料理
※鮨など一部は「■高級飲食店」の欄にあり。
やはり魚は日本に限る。
また、日本は魚に限るとも言えるかもしれない。
寿司はもちろんのこと、焼き魚、煮付け、刺身、海鮮丼、ひつまぶし……魚の楽しみ方のバリエーションが桁違い。
ニューヨークにも魚はあるが、”何か”が決定的に違う。
漁師は魚を釣った瞬間にその種類に合った”締め方”を行う。鮮度はもちろん、締め方、寝かせ方、切り方ひとつで味が変わるということを、日本の市場の職人は世界で一番深く理解している。
そのような知恵があるからこそ、日本の魚は美味しいのだと思う。
さて、僕は「寿司」と「鮨」を明確に区別している。
鮨のインフレは凄まじい。
すきやばし次郎、鮨さいとう、なんば…名店と言われる店は数あるが、インバウンドの影響からインフレが進んでいて客単価5万円を超える店も珍しくないし、そもそもなかなか予約も取れない。
超高価格帯の店は専門家がたくさんいるのでそちらに任せるとして、こちらの項目では「寿司」を、後半に出てくる『■高級飲食店』の項目では客単価1万円〜程度で比較的リーズナブルに楽しめる「鮨」をそれぞれ紹介する。
日本という国は四方を海に囲まれ、海洋資源の恵みをこれほどダイレクトに、かつ繊細に味わえる場所は世界でもそうない。
だからこそ、一時帰国のときは最優先で魚を堪能したい。
そんな「日本の魚の魅力に存分にダイブできる名店」 を紹介する。
大黒屋@都立大学¥¥
魚といえば刺身、焼き魚といえば家庭料理のイメージが大きいかもしれないが、焼き魚を外食で食べるなら絶対にここがいい。
上品なスタイルには珍しくご飯おかわり自由で、とろろと一緒にモリモリ白米を楽しめるのが嬉しい。
店内の物販ではお米や味噌が売っていて思わず買って帰りたくなる。
牡蠣と妄想ハネムーン@錦糸町¥¥¥
なにせ牡蠣が好きすぎるもんで、僕はジュニアオイスターマイスターという資格を持っている。
「牡蠣とハネムーンに行きたい」というとんでもない発想が店名の由来となっており、牡蠣を(おそらく僕の何十倍も)愛してやまないマスターが自ら買い付けに行っている。
こういう偏愛が感じられる飲食店が大好き。
回転寿司 根室花まる@丸の内、横浜¥¥
北海道のローカルチェーンが関東に進出。
整理券制で大人気の通り、回転寿司とは思えないクオリティで現地直送の魚を堪能できる。
回転寿司といいつつ、回転したものを取るよりも個別で注文するほうが主流。
海鮮寿しトリトン@品川¥¥
北海道のローカルチェーンその2。
回転寿司と侮ることなかれ、北海道で初めて食べたときはネタの新鮮さとデカさに衝撃を受けた。ローカルチェーンってすげえんだな…
野口鮮魚店@押上、錦糸町¥¥
鮮魚店がそのまま海鮮丼を出したらそりゃあ安くて美味しいでしょうよ。
かなり並ぶのが玉にキズだが、東京でこのドカ盛りの海鮮丼をこの値段で味わえるのは他になかなかない。
いつの間にか大人気店になっていて、錦糸町PARCOに二代目の店舗もある模様。
マグロマート@中野¥¥¥
予約必須のマグロ専門店。
意外に無骨な店構えながらサービスもボリュームも演出もよく、希少部位も味わえるため、マグロしか食べていないのに最後まで飽きることなく楽しめる。
かつれつ 四谷たけだ@四谷¥
冬季限定(10月〜4月)で提供している牡蠣バター焼き定食が最高。
普通サイズの牡蠣が8個ほども入っていて、絶妙な火の通し方と醤油とバターのソースが最高に美味しい。
一汁三菜@広尾¥¥
この店を紹介したツイートがバズっていて、「自分のこれまでの仕事を反省して自己嫌悪に陥るくらい異次元に美味しいのでメンタル折れる」と言わしめるほどの和食店。
こういう流行り廃りのないお店が結局生き残るんだよな。いや本当に生き残ってほしい。
ぼんご/こんが@大塚、羽田空港¥
開店前から大行列で、3時間待ちは当たり前の超絶人気なおにぎり専門店。
だが抜け道があり、大塚の店舗は前日に電話予約をしておくことで行列をスキップしてカウンターから直接持ち帰り注文することが可能(こんな感じの裏ワザが大好きなので後半パートでもいくつか紹介している)。
また姉妹店が羽田空港にあり、並びも長くて10数分程度のため、出国前には必ず寄っている。
むしろ大塚に3時間並ぶなら羽田に行ったほうが早いのでは…?
■アジア料理
ニューヨークは人種のるつぼ。当然、アジア各国の料理も星の数ほど存在する。タイ、ベトナム、中華、コリアン… 本場の味を謳う店も多い。
だが、こと食に関しては、日本の右に出る国はそう多くない、というのが僕の持論だ。
日本人の繊細な味覚と探求心は、アジア各国の料理をも独自の高みへと昇華させている。本場以上に本格的な味を追求する店もあれば、日本の食材や感性を取り入れ、全く新しい料理へと進化させている店もある。
ここでは、僕が知る限り、東京近郊で味わえる最高峰の「アジア料理」――中華から東南アジア、時にはさらにその先まで、まるでパスポートなしで食の世界旅行をするかのような体験ができる名店たちを紹介していく。
南粤美食@元町・中華街¥¥¥
美食の街として名高い広東省出身のオーナーシェフが、乾物や広東スープを使った故郷ゆかりの料理を提供する中華街のお店。
日本人の舌に合わせてローカライズしない逆のこだわりがあり、16人以上集めなければ開催できない「お粥鍋の会」を定期的に開くなど、中華のみんなでワイワイを重視しながら(会はぼっちでも参加可能とのこと)本当に美味しいものに出会える場所。
湖南飯店@浅草¥¥
中国裕福層向けの正真正銘ガチ中華。
おそらく中国人の金持ちが道楽で経営しているおかげで圧倒的なコスパが実現できているのではないかと思う。
ランチ2000円とちょっと高めに感じるかもしれないが、でっかい鮑が4個も入っている。普通に考えたらあり得ないコスパ。
食べたあとはかっぱ橋道具街でキッチン用品を探しましょう。
四川飯店@赤坂ランチ¥ディナー¥¥¥
説明不要、中華の名店。
ランチならだいぶリーズナブル。
デートもいいけど大人数で円卓を囲むのもいいかも。
雲林@神田ランチ¥ディナー¥¥¥
こちらも夜は医者や業界人の接待に使われる超本格派だが、ランチなら1000円ちょっとで楽しめる。
こういうお店を発掘できたときが楽しいよね。
スヨリト草原の料理@神楽坂¥¥¥
異国文化に触れつつ、大人数でワイワイ塊肉を食べるならこちら。
店主の方はモンゴル狩猟民族の父から知恵を教わったといい、メニュー表に「魚歴長い日本が魚を食べる知恵が長けているのと同様に肉歴の長いモンゴルは肉を美味しく食べる知恵に長けている」と書いてある通り、部位に合わせてマリネ液を変えたり、羊のちんちんやキンタマなどの希少部位まで出しており説得力の塊。
東京カオマンガイ@木場¥
いわゆるチキンライスやカオマンガイは、美味しいと同時にタンパク質も摂れる、トレーニーにとっては最高の外食の一つ。
僕はシンガポールに住んでいたことがあり、タイに何度も足を運んだことのあるのでかなりの数を食べ比べた自信がある。
こちらのお店は神田時代に行ったことがあるのだが、なんと国産のインディカ米と国産のブランド鶏を使って炊き上げるこだわりっぷりで、カオマンガイ初心者にも自信を持っておすすめできる。
海南鶏飯食堂@麻布十番、渋谷、恵比寿¥
シンガポールチキンライスの中では一番有名なのがこちら。
こちらもかなり本格的ながら日本人にも食べやすい味付けで、立地も相まって落ち着いた雰囲気なのでデートにも最適。
アジア酒場 獅天鶏飯@渋谷¥¥
海南鶏飯もさることながら、シンガポールを中心とした東南アジア料理全般に強い。牛肉のクミン炒めをビールで流し込むのが超幸せ。
アクセスがいいだけに席数はそこまで多くないので予約したほうが安全かも。
ニューチェンマイタイ料理@都立大学¥
カオソーイ(タイのスパイスラーメンみたいなもの)を食べるなら絶対にここ。ここ以外のカオソーイが食べられなくなってしまった。
他の料理も絶対美味しいけど、何回行ってもついついカオソーイを頼んでしまう。
クァクンティム Thai Restaurant Kuakuntim@関内¥¥
ガチイサーン料理専門店。ディープグルメにおける魔境とも言われる関内の中でもそのディープさは随一。
メニュー表には一見普通のタイ料理しか載っていないが、インスタには赤蟻やティラピア、アライグマなどの料理が並ぶ。
珍味系は一見さんお断りとされているが、タイ人特有の陽気でおおらかな店員さんに言えば出してくれる。
■洋食
ハンバーグ、オムライス、ナポリタン、海老フライ… 我々日本人にとって、もはやソウルフードとも言える「洋食」。
それは、西洋料理を起源としながらも、日本の風土と嗜好に合わせて独自の進化を遂げた、愛すべきガラパゴス的食文化だ。
そこには、高級フレンチや本格イタリアンとはまた違う、どこかノスタルジーを感じるような、心がホッとするような温かみがある。
ここでは、そんな日本の洋食文化を長年支えてきた、確かな実力を持つ老舗を中心に紹介していこう。
レストラン桂@日本橋¥
1960年代から続く老舗の洋食屋。
看板メニューの海老フライは巨大なエビを丸々一匹使った贅沢な仕様で、決して安くはないが原価が心配になるほどの大ボリューム。
頭にパンパンに詰まった海老ミソまで頬張るのが流儀。
ヨシカミ@浅草¥¥
日本最古の洋食屋とも言われる超有名店。
壁にはあらゆる有名人のサインが飾ってあり、料理は全てのレベルが高い。
オムライスがシグニチャーだが、タンシチューやそのルーを使ったハヤシライスも素晴らしい。ポテトまで美味しいとは思わなかった。
アカシア@新宿¥
1960年代創業の老舗。洋食屋は老舗に限る。というか半世紀以上も変わらずお店の味を守り続けているのすごすぎる。
名物のロールキャベツはお箸で切れるほど柔らかく、バターやミルクを一切使わずともこってりとしたコクがあるソースは不思議と白米にも合う。
洋食亭ブラームス@自由が丘¥
あらゆるオムライスの中でも相当上位に入る上にアクセスもいいのに何故かあまり知られていない。
SNSでバズる店もいいけど、結局こういうのがいいんだよな。
トルコ料理アセナ@浦和¥
トルコ料理が洋食なのかという問いは置いといて、はフレンチ、中華と並んで世界三大料理の一角。
日本ではあまりメジャーではないが、肉や魚、豆、乳製品を中心に、香草やスパイスを効かせたスタイルが特徴的。
トルコは僕が旅行で行った中でもトップレベルに好きな土地。
こちらは元々赤坂にあった本格トルコ料理のお店が移転したもの。トルコ人のシェフと日本人の奥さまの家族経営。
ランチコースがおすすめで、最初のレンズ豆のスープからとんでもなくクセになる。メインはケバブも美味しいが、トルコ風ハンバーグのキョフテが至高。
■スイーツ、ベーカリー、カフェ、バー
僕だって甘いものくらい食べる。
基本的にはフレンチやイタリアンのコースの最後に出てくるものが断トツで美味しいのだが(後半「■高級飲食店」で紹介している)、専門店もいくつか紹介しておく。
ちなみにサイゼリヤのイタリアンプリンはガチ。
また僕はかなりのコーヒー好きでもあり、自分でパンを焼いたりもする。
毎日ハンドドリップするのは当たり前。ときにはノルウェーやアメリカ西海岸から美味しい豆を取り寄せることも。
だからこそプロの目利きや技術には驚かされることばかりだ。
Pâtisserie Kyohei Mikami@上野毛¥
A(アート)ラインとB(ベーシック)ラインが存在するパティスリー、というコンセプトを聞いただけで行きたくなりませんか?
あまり多くは語るまい、五感全て使って楽しめるスイーツ。
オンラインストアもあるとのこと。
ジェラテリア アクオリーナ@祐天寺¥
本場イタリア仕込みのジェラート。
夜までやっているのがありがたい。行列こそ長くないものの、ひっきりなしにお客さんが出入りしている。
数十種類あるフレーバーを選ぶところから毎回超絶楽しい。
イタリアンかき氷リコッタ@飯田橋¥¥
創作かき氷。
どうやったらこんなにふわふわになるんだ?!というくらい氷から何から全部違う。衝撃だと思う。
かなりボリューミーなので気合いを入れて行きましょう。
Mr. CHEESECAKE@東京¥¥
一時期オンラインで争奪戦が繰り広げられたミスチを、東京駅で気軽に買えるとは良い時代になったものだ…きちんとしたTPOのお土産に買っていったら間違いなく喜ばれるはず。
まあチーズケーキはどこで食べても美味しいのですが、一つの最高到達点だと思う。
高くて万人には勧められないけど『カンテサンス』のも美味しいよ。
しかたらむかな@神楽坂¥¥
他のどこでも味わえない、ありえないほど高加水率のしっとりパン。なんと加水率は100%を超えるものも。
僕も自分でパンを焼くようになり、中村シェフの発想や技術が絶対にマネできない高みにいることを実感している。
手に取った瞬間わかる重厚感で、定番から季節の果物を使ったパンまで種類も多くボリュームもたっぷり。
一時期は完全予約制だったが最近は平日昼にお店を開けており、それも比較的すぐに完売してしまうよう。
KOFFEE MAMEYA Kakeru@清澄白河¥¥
世にも珍しいコーヒーのコースを提供している。
コーヒーラバーは当然、コーヒー初心者が本当に美味しいコーヒーを知るために行くのもおすすめ。
バリスタの人のサポートを受けながら25種類の中から好きな豆を選び、ガトーショコラなどとペアリングする。
かなりのコーヒーを飲んだり淹れたりしてきた自負はあるが、ここの水出しコーヒーならぬ「牛乳出しコーヒー」は衝撃だった。
epulor@中目黒¥¥
昼間はカフェ、夜はバー営業。
中目黒らしくオシャレな内装に素敵な食器、そして美味しいコーヒーやカクテルがいただける。
大量のレコードがあり、落ち着いた音楽が流れていて居心地がいい。もちろん1人でも入りやすいアットホームな雰囲気。
入山十百花店
花屋だけどカフェのような、 カフェだけど素敵な花や植物が買えるお店。
コーヒーもスイーツもかなりこだわっていて、パウンドケーキが特に美味しい。
落ち着いた雰囲気の立地にあり、植物の飾り方や鉢もオシャレなものばかりで、緑に囲まれながら静かに読書ができる最高の環境。
■高級飲食店(客単価1万円~)
500円の牛丼と3万円のフレンチの純粋な”味”がもたらす肉体的な快楽の差なんて価格差ほどはなく、せいぜい十数%とかそこらだろう。
それでも才能と努力の塊であるシェフと生産者が作り出す芸術を味わいたくて人は高級飲食店へ行く(地位や名誉を誇示するために高級飲食店に行く人も一部存在するが)。
もし仮に牛丼が3000円でうな丼が500円の世界線だったら、牛丼をめちゃくちゃ有難がって食べるだろうし、うな丼を5分でかき込むだろうと思う。
そういう意味では「情報を食う」をバカにできる人なんてほんの一握りだ。
超一流の職人が過酷な環境で努力を重ねた世界、それが超一流飲食店の世界。
なお、アメリカのスーパーに来ればわかるが、野菜や果物一つとっても日本のものは質が段違いに良い。
不揃いのピーマン、白カビが生えたトマト、内側が腐った玉ねぎ。アメリカの成城石井と呼ばれるWhole Foods Marketですら、「ガチャ」のように外れ野菜が混ざっているというザマ。
そんな環境で最高の料理が作れるだろうか?否。
ちなみに僕がアメリカで唯一美味しいと思った野菜はOishii tomatoというブランドのもので、日本人が始めた農業スタートアップだ。
閑話休題。
ドラマ『グランメゾン東京』でフレンチレストランに注目が集まっているように、しっかりと本国で修行した日本のシェフ達の実力は凄まじい。
トップオブトップはやはりフレンチ、イタリアン、スパニッシュあたりに集まってくる。
そしてそこに和食や焼肉などを加えた、「東京で味わうべき至高のレストラン」を紹介していく。
余談だが、本国フランスでは
カフェ<ブラッスリー<ビストロ<レストラン<オーベルジュ<グランメゾン
の順で格が高くなることは覚えておいて損はない。
そして良い飲食店はディナー5000-10000円(ランチは800-1500円)の価格帯には少なく、客単価1万円(ランチは1500円)を超えるあたりでクオリティが跳ね上がる。
なぜなら、そこらへんの4-5000円の居酒屋から頭一つ抜け出すのはハードルが高く、かつ5000円ラインを超えてくると料理以外の雰囲気やサービスへの期待が上がり、それが原価にハネるから。
ということで、ある程度客単価の高いお店にはそれなりの合理性があるのだが、これ以降は個人的な思い入れが深いお店も増えてくる上に、予約が取りづらいお店の予約テクニックなども書いてあるので気になる方だけ読んでいただきたい。
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