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脱サラ40代、会社に壊された体の話(後編)

あの時、一番きつかったのは
体調でも、減給でもなかった。

「信じてもらえなかったこと」

処分後の会社の対応はシンプルだった。

・指導
・記録
・再発防止

言葉だけ見れば、正しい。

でも現場の感覚は違う。

「会社にトカゲの尻尾切りをされた。」

「どう足掻いても全ての罪は一番下っ端が被るんだ」

そんな空気だった。
処分に対する調査は

「ただただお客様の意見を聞く」

それが正当性があるかは別問題。

対応しなければいけないお客様が多いからこそ

火を消す時間が最優先。

営業していた渉外の我々の意見は皆無だった。

「悪いことをした」と言わなければさらに罪を重くする

そんな脅しをかけられながら
やってもいない罪を

「やりました」

と言う社員。
中にはもちろん

「私は正当に募集しました!」

と最後まで言い続ける社員もいた。
しかし、蓋を開けてみると

嘘をついて「私がやりました」と言った社員は

お前が悪いんだな、と「重い処分」

最後まで正直に「私はやってません」と貫いた社員は

嘘をつけ!お前は重罰だ!と、「さらに重い処分」

そして、会社への行政処分の後は

今までの事がなかったように仕事は続く。

お客様の前では、いつも通り。
笑って、説明して、ニーズのない商品を提案する。
(保険を取らないと昇進もできない制度に逆戻り)

会社は、もうズレてた。

「これ、本当にお客様のためか?」

考えれば考えるほど、わからなくなる。

そう、

郵便局はせっかくの生まれ変わる機会を逃したのだ

私の中でも
今まで会社を信じてやってきたことが、
一気に崩れた。

そこから、さらに体調は悪化した。

無理に頑張るほど、体は反応する。

・朝起きた瞬間からだるい
・仕事前に動悸がする
・耳の詰まりが強くなる

“気合い”じゃどうにもならない領域に入ってた。

ある日、ふと思った。

「このまま続けたら、完全に壊れる」

そこからは早かった。

・働き方を疑い始める
・会社に依存してる自分に気づく
・「このままでいいのか?」が止まらない

そして決めた。

「一度、外に出る」

20年続けた仕事。
安定も、肩書きも、全部あった。

でも、それよりも

「人のために一所懸命頑張れる子供に誇れる仕事がいしたい」

今思えば、この出来事がなかったら
動いてなかったと思う。

きっかけは最悪。
でも、方向は間違ってなかった。

このあと、自分は会社を辞める。

そして今やってる
「終活」「サウナ」につながっていく。

次は
「なぜ終活をやろうと思ったのか」

ここを書きます。

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