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ペルソナはいる?いらない?記事を書いてきた僕の答え

「ペルソナを細かく決めたら、いい記事になる」

そう思っているなら、ちょっと待ったほうがいいです。

誰に向けて書くのかは大事ですが、人物設定を作り込んだだけで、書けた気になる人も多いと思います。

僕は、そこまでペルソナを信じていません。書く前から細かく決めることも、ほとんどありません。

とくに初心者のうちから、ガチガチに決める必要はないと思っています。

ペルソナを作り込むほど文章がこじんまりする

たとえば、こんな感じです。

32歳の女性会社員。都内の賃貸マンションで一人暮らし。平日は事務職として働きながら、副業でWebライターを始めました。クラウドソーシングでは1文字0.5円の案件ばかり受けていて、仕事終わりにカフェで作業しています。目標は月3万円。ただ、このまま低単価を続けていていいのか、少し不安を感じている。

これは、設定としては細かいです。

でも、文章として見ると狭いんですよ。

この人に向けた1対1の文章ならいい。商品ページやセールスレターなら、ここまで絞る意味もあります。

記事は、その1人だけが読むわけではありません。

  • 40代の男性もいる

  • 主婦もいる

  • フリーターもいる

  • 月5,000円を目指している人もいる

悩みは近いのに、設定が細かすぎるだけで「これは自分の話じゃないな」と思われる。そこがもったいないです。

だったら、こう書いた方が広く届きます。

副業ライターを始めたものの、低単価案件ばかりで不安になります。書いても書いても単価が上がらない。実績作りのつもりなのに、気づけば安く見られる場所から抜けられなくなる。最初は勉強のつもりでも、ずっと安い人として扱われるのは怖いところです。

年齢も性別も場所も決めていません。

これだと、30代にも40代にも届きます。会社員でも主婦でも、似たような不安があれば引っかかります。

言いたい相手は、ちゃんと見えますよね。

大事なのは、32歳かどうかではありません。何を言われたら「自分のことだ」と思うのかです。

初心者ほどペルソナより先に書いた方がいい

初心者のころは、ペルソナを決めた方が書きやすいかもしれません。

その人物になりきれるからです。イメージも膨らみます。

だけど、僕は逆だと思っています。

初心者ほど、最初はもっと自由に書いた方がいい。

ただでさえ文章を書くのに慣れていないのに、書く前から考えることを増やしすぎると手が止まります。

  1. 30代女性で

  2. 子どもがいて

  3. 年収はこれくらいで

  4. 平日はこういう生活で

そんなことを考えているうちに、頭がいっぱいになります。

AIでペルソナを作ることもできる

AIにペルソナを作ってもらうこともできます。

年齢や職業、悩み、生活スタイルまで入っていると、なんとなく説得力があるように見えます。

その設定をなぞっただけで、ただ説明しているだけになっていませんか?

ペルソナは立派なのに、文章がつまらない。初心者がハマりやすいところです。

クライアント案件なら指示に従う

クライアント案件は別です。

「文章は自由に書いた方がいい」と言っても、案件で勝手に暴走していいわけではありません。

マニュアルにペルソナ設定が入っているなら、それに沿って書くべきです。

クライアントの指示は絶対。

こちらが「この方が良くなる」と思って勝手に変えても、クライアントから見れば余計なことをしただけです。

マニュアルがあるなら、それが正解。あっちのルールです。

今回言っているのは、マニュアルでペルソナが指定されていない案件や、自分のnote、自サイトで書く場合の話です。

僕の答え

僕は、細かいペルソナを作り込んでから記事を書くタイプではありません。

指示されなければ、基本的にペルソナ設定はしません。

最初のころは、カッコつけて設定していたこともあります。なんか、自分ができる人になった気がしたんですね。

でも、途中から文章がこじんまりしていることに気づいてペルソナ信仰をやめました。

それでも、案件は取れました。お金にもなりました。

だから思うんです。

読まれるのは、設定ではなく本文です。そこをミスると、どれだけ立派なペルソナを作っても意味がありません。


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