応援は、誰かから誰かへ。
走っていると、知らない方から声をかけられることがあります。
マラソン大会の沿道。すれ違いざまに「がんばれ」と。
顔も名前も知らない方だ。これからもう二度と会わないかもしれない。それでも、その一言で、重くなった足がもう少しだけ前に出ます。
本当に不思議なものだと思います。
「がんばれ」のたった四文字。けれど、苦しいときにもらうそれは、何よりも効きます。
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10年のブランクからまた走り出すと決めたとき、私はひとりでした。
正確に言えば、ひとりだと思い込んでいました。
50代で、いまさら記録を狙うなんて。そんな自分を、家族を含めて、誰も応援してくれるはずがないと、勝手に決めつけていました。
でも、走り始めてみると、そうではありませんでした。
練習会で隣を走ってくれる仲間がいます。
「ラストペース上がりましたね!」と声をかけてくれる人もいます。
ブランク明けの遅いタイムを、笑わずに一緒に喜んでくれる人がいます。
そして、こうしてnoteに言葉を置くようになってからは、お会いしたこともない誰かが、静かにスキを押してくれる。
応援は、もらってみて初めて、その重さが分かります。
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今回、ある方から「優しさのバトンをつなぐ」という企画のお誘いをいただきました。
受け取った応援を、くれた人に返すのではなく、別の誰かへ手渡していく。そういう企画です。
私はまだ、誰かを応援できるような立場ではないかもしれません。
それでも引き受けようと思ったのは、あの沿道の「がんばれ」を思い出したからです。
あの一言をくれた方たちは、私が何者かなんて知りません。
ただ、目の前で走っている私に、声をかけていただいた。応援するのに、資格なんていらない。
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だから私も、手渡してみようと思いました。
同じように、ブランクや年齢を理由に、もう一度走り出すことをためらっている方へ。
完璧じゃなくていい、遅くてもいい。その一歩を、私は心の底から応援します。
そしてもし、この記事を読んで、誰かを応援したくなったら。あなたの言葉を、また別の誰かへ手渡してみてください。
「がんばれ」の四文字は、きっと、どこまでも遠く届いていくと信じています。
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※この記事は、note版「ペイ・フォワード プロジェクト」に参加して書いています。受け取った応援を、次の誰かへつないでいく企画です。
(コメントを贈らせていただいた方)
・ランマッスルさん( https://note.com/runmuscle_m )
・kintoku1023さん( https://note.com/firm_puma2476 )
・やまむーさん( https://note.com/2525yamamu )
次にこの記事を読んでくださった方へ。
もしよければ、あなたが「素敵だな」と思う方へ、応援のコメントを贈ってみませんか。バトンは、ここから何人にでも増やせます。
