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スポーツ走行に興味を持った人へ 車選び・練習順序を間違えると、すぐ廃車になります

大学生や免許取り立ての頃、
アルバイトで一生懸命お金を貯めて、
少し背伸びした車を買う人は少なくありません。
モータースポーツに興味がある人ほど、
「最初の1台」でやんちゃをしてしまい、
結果として車を壊してしまうケースを、
私は何度も見てきました。

実際、知人でもS14・S15やAE86を購入し、
運転技術が十分に身につく前に峠へ行き、
スピンやカウンター操作の遅れ・当て過ぎに
よってクラッシュし、短期間で廃車にして
しまった例がいくつもあります。

本人に悪意はなく、
「ドライブのつもり」だったとしても、
基礎ができていない状態で限界に近づくと、
車は簡単に制御不能になります。

これは才能の問題ではありません。
順番の問題です。
某世界チャンプも、免許取り立ての頃、
AE86をぶつけて、ドアをべコベコにしていました。


最初の車は「高価である必要はない」

経済的に余裕があり、複数台所有できる人で
あれば話は別ですが、多くの人にとって
最初の車は1台限りです。

スポーツ走行を始めたての段階では、
自信過剰になりやすく、失敗のリスクも高いため、
高価な車を最初から選ぶメリットはほとんどありません。
むしろ、壊しても精神的・経済的ダメージが
小さい車でお金を節約し、運転の基礎を
徹底的に身につける方にお金を掛けた方が合理的です。


まず身につけるべき「基礎的な運転技術」

最優先で取り組むべきなのは、
以下のような基礎操作の精度向上です。

・ドライビングポジション
・アクセル操作(踏み始め・戻し方)
・ブレーキ操作(踏力コントロール・抜き方)
・クラッチ操作
・ステアリング操作
・シフトアップ/ダウン
・目線の使い方
・車幅感覚
・(MT車の場合)ヒール&トゥ


これらはサーキットや競技場でしか
練習できないものではありません。
一般道を安全に走りながら、
「意識して距離を乗る」ことで十分に鍛えられます。

私自身、免許取り立ての頃は、
片側2車線の広い道路などで日に100km以上走り、
操作一つひとつを意識しながら練習していました。


講師付きのモータースポーツ練習会を
主催している自分が言うのも
変かもしれませんが、免許取って、
いきなりサーキットに1人で行くのは、
実は非効率です。

基礎ができていない状態で
レッスン付きサーキットやジムカーナに行っても、
「時間とお金を払って、基礎操作と応用を指摘され」、
情報量過多で理解出来ないことになりがちです。

それは非常にもったいない。
自分で出来る基礎練習は、事前に済ませておくべきです。

そのための具体的な練習方法については、
下記のnoteでまとめています。


この初心者シリーズでは
「初心者でも速く・上手くなれる」を体系化して、
「何からやればいいか迷わない状態」にした公道練習法を解説しています。


各県戦で優勝を目指す方向けのマガジンも下記に用意しています。


スポーツ走行の最初は「ジムカーナ場・広場」が最適

基礎操作がある程度できるようになったら、
次のステップとしておすすめなのは、
サーキットではなく、ジムカーナ場や
広場での練習です。

理由は明確で
・ミスしても壁やガードレールに当たりにくい
・自分と車の限界挙動を安全に体験できる
・車速が低く、リカバリーの余地がある
・1台づつの走行で、周りに車がいない
・サーキットは速度に対してコース幅が狭い
・サーキットは限界付近のミスが即クラッシュにつながりやすい場所


そのため、サーキットは最初から行く場所ではありません。
また講師付きの練習会や走行会に参加するのがお勧めです。
車のいい所は、他人の運転を体験して、比較、吸収出来る所です。
講師が運転して、車に変な所があれば指摘してくれます。
講師の立場からすると、技量の分からない人の横に
乗るのは危ないので、やってくれる所は少ないと
思いますが、講師が横に乗ってくれれば、
運転の変な所を指摘してくれます。

運転技術の差があり過ぎると、凄い!で
終わってしまいますが、それでも自分の車で
ここまで走れるのかと知ることで、
運転技術を磨く目的が出来ます。

限界は「少しずつ上げる」
これは初心者に限らず、経験者でも同じです。
セット変更後や新しいことを試すとき、
いきなり限界付近で走ることはしません。

まず低〜中速で挙動を確認
問題がなければ徐々にペースアップ
限界は段階的に探る
いきなり限界を超えてから戻す方法は、
クラッシュを前提にしたやり方であり、
時間もお金も余裕がある人向けです。


まとめ

最初の車は高価でなくていい
まずは一般道で基礎操作を徹底的に練習する
いきなりサーキットに行かない
スポーツ走行の入口はジムカーナ場・広場
限界は段階的に上げる
この順序を守るだけで、
事故・廃車・無駄な出費は大きく減らせます。

安全に、長く、楽しく走るための「準備」を、
最初にきちんとしておくことが何より重要です。


さらに具体的な「何をどう練習するか」はこちら

ここまで読んで
「じゃあ具体的に何をやればいいの?」
と思った方へ。

無料版か有料版の初心者ドラテク講座で
基礎が出来るようになったら、
初級ドラテク講座に進んで下さい。

県戦で優勝を目指せる内容を解説しています。

基礎を間違えると、
何年やっても伸びません。

次回は、

初心者がやってしまう危険なNG行為

の解説をします。

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